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自分語り~20歳の頃思い描いていた30歳の起業とは~



10年前に考えていたカフェのカード笑
「Café」間違ってます笑


もともと私がやりたかったお店は

全くカレー屋ではなかった。

機材が少なくてすむという事と

事前にある程度仕込んでおけば提供時間が短くでき、回転率もよいという事

ひと皿完結出来るという事

それらが間借りというシステムにピッタリマッチしていると言う事

そしてたまたまその時期にカレー作りをやたらやっていてハマっていたという事

などの理由からカレー屋なわけですが

私が10年前から構想していたお店というのは

「バリアフリーなカフェ」

です。

なぜ、栄養士で介護福祉士なのか

よく疑問に思われる方が多いです。

高校の時、介護実習生として行った福祉施設で

そこで暮らす入居者様が1番楽しみにしている事が食事でした。

その時に介護現場での食の大切さを知りました。

また、ファミレスでバイトをし始めた時
おばあちゃんが孫達を連れて食事に来ました。
お誕生日会のようでした。

もちろんお孫さんや娘さん達は皆、ハンバーグやステーキ、パスタなど、好きな物を注文

しかし

おばあちゃんは

雑炊、お魚定食、うどん・・・など
注文出来るものが義歯の関係なのか限られているようでした。

そこに温度差を感じたのです
せっかくのお誕生日会なのに・・・って

そこで

健常者も、若者も、高齢者も、障がい者も、
持病がある人も

全ての人が分け隔てなく過ごせる空間があったらいいのになと思いはじめ

栄養士の資格をとり

食の面からもサポートの出来る介護福祉士になろう

と、決意しました。

「分け隔てなく」とは

物理的なものだけではなく
気持ちも大切

物理的には段差を無くす
スペースをひろくとる
手すりがある

などですが

気持ちとして大切なのは

料理の見た目や満足度。

刻み食、ペースト食を美味しそうな盛り付けに。

糖尿食、腎臓食などカロリー制限のある食事を見た目にも、食べ応えにも満足度を

などが上げられます。

また、食事にネックのある方というのは
どうしても外出をさけ、引き込もりがちになり
社会との関わりが薄れ、体力も落ち
結果、介護度が上がる・・・

という悪循環になります。

他の人と同じような見た目のお料理が
食べやすい食形態や転換食となっていれば

なんのストレスもなく食事に出かけられます。

またそこが地域の福祉のコミュニティの場になればもう言う事ありません!

簡単な福祉相談や栄養指導など食事だけでなく色々な情報を提供できるそんなカフェ

作りたいなとずっと思っていたんですよね

母親には

「あなたの人生プランに結婚というものはないの?」

と言われ

「ないない!そんな暇私にはない!」

と、答えるくらいがむしゃらに夢を追っていました

28歳で体を壊すまでは・・・


本来なら

20歳~23歳
・栄養士として病院や老人施設で仕事

23歳〜26歳
・介護福祉士として仕事
・福祉国家の北欧へ福祉留学

26歳~28歳
・カフェ(飲食店)での仕事

29歳~30歳
・起業準備と起業

という人生設計だったのですが

介護士として働き始めた所がもう
過酷な所で、人員が少ない為
体壊すか精神を壊すかしないと
辞められず
馬車馬のように働いた所で

どちらも壊してやっとの思いでやめたのですが
そこから糸が切れてしまい

軽い燃え尽き症候群のようになってしまいました。

半年ほどニートをして

日々なんもする事がなく
部屋の窓から空を見上げてボーっとしていると1日が終わっているの繰り返し

20代の殆どを仕事に捧げ
恋愛や遊ぶ事を殆どしてこなかった

趣味、仕事!
と夢を追い続けていたけれど

体を壊した私には何も残っていなくって
仕事が出来ない私はなんの生産性もなく
人としても空っぽだと

虚しかったです

もっと遊んだり、恋愛したりと色々な経験をしていた方が
もっと中身のある人間であったのかなと思いました。

30を前に
夢を諦め、人生すら諦め

淡々と過ごすだけの日々

そこでのめり込んだのが

婚活

そう、安易に幸せになろうと考えてしまったんですね。

周りはどんどん結婚して
子供が出来て
キラキラと幸せそうで
楽しそうに見えました

私には無縁だと思っていたし
こんな自分を好きになってくれる人など居ないと諦めていたくせに

虚無感に耐えられず
やりたかった事が実現出来なくなった途端

いままで「いらない」と思っていた
遊びと恋愛に傾倒して行きました。

しかし
まぁ結果は皆様のご存知の通りで

人としての中身が空っぽな私は

うまく人間関係を築けず
ダメになってしまったわけです。

当然といえばといえば
当然の結果です。

仕事では、わかる
どうしたらいいか
何が優先順位か
自信をもって自分の意見が言えるし行動できる

しかし
プライベートの自分は空っぽで
自信がないため
無意識に取り繕ってしまい
上手くいかなくなりそうになると
それ以上突っ込まれて、ボロが出る前に
空っぽの自分がバレる前に
相手が傷付く事など無視して壁を作りシャットアウトしてしまう

ただ臆病なだけなのですが

そんなの他人には分からないわけで

なんだコイツ状態です。

自分でも書いてて
めんどくさいヤツだなと思います笑

結局誰かに幸せにしてもらおうなんていう
与えられる幸せに頼ろうとするとダメなんだと気づき

自分の人生は自分で責任を取らなきゃならないわけで
自分を幸せにするのは自分だと言う事。

空っぽなら空っぽを埋めればいい。

じゃあどうやったら埋められるのか?

そうして、自分と向きあい

出した答えが現在のカレー屋出店です。

やりたかったお店とは少し違うけれど
きっかけとしては申し分ないと思っています。

カレー屋は1つの通過点にすぎず

やった先に何があるかは分かりませんから
まずは1歩踏み出してみる
それが大事です。

なので私はこの出店に今
全力で取り掛かっています

この取り組みをするに当たって出会う人達と
ちゃんと向き合いながら頑張ります

目を背けた事には
ちゃんとまた目を向けないといけない状況が出てくるんだな~

人生って不思議

そして面白い☺✨

サポートしてくれたら喜びます✨ 嬉しくてもっと頑張れちゃう☺️💓