４００字で分かる落語「牛ほめ」のアレンジ新牛ほめ」

「う」の３３－１：新牛ほめ～デザイナーズハウス版～（しんうしほめ・でさいなあはうすばん）
【粗筋】　伯父さんが家を建てた。デザイナーズハウス、シャンデリア、高級家具、柱がすごくて……なぜか畳だけが古典と同じ「備後の五分縁」……ウィーキング・イン・クローゼット（これくらいしか覚えられなかった）。台所へ行くと柱に穴があって気にしている。与太郎が台詞を覚えて出掛ける。「への用心になる」までやってたのに落ちにならない。与太郎は伯父さんに「これからどうする」という漠然とした質問をする。
「観光客がくるようなすごい家になるといいな」
「なら、回りの壁という壁にアイドルの写真を貼りなさい」
「どうなる」
「誰が見ても立派なオタクだと言われるでしょう」
【成立】　鈴々舎馬るこが演っていた。