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400字で分かる落語「梅が枝」

「う」の82:梅が枝(うめがえ)
【粗筋】 梅が見事に咲いたが、塀を越えて外へ伸びたため、外を通り掛かった人に枝を折られる。折られぬよう見張っているよう権助に命じた。権助が隠れていると、ごそごそと枝を揺らすので、ぬっと塀の上から顔を出すと、手を伸ばしているのは何とも愛らしい女性。権助、「どの枝がお好み」
【成立】 安永4(1775)年『一のもり』の「梅枝」では、武家で枝を折られ、捕まえて手打ちにというのをお側衆がなだめて番をする。「花盗人」とも。

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