司法書士試験合格者の筆記試験 自信と結果は一致するのか?
今回は筆記試験の試験当日私がどの程度確信をもって選択肢を選んだか?できた実感はどの程度あったか?などの体感をお伝えします。要は合格者の「出来てる」という体感と結果は一致しているのか?という記事になります。
自信の度合いを以下のとおりレベル分けします。私個人の体感としては◎以外は「正答か不安、時間がある限り見直したい、採点するまでは誤答カウントしたい」問題です。
肢レベルでも自信あり、確信をもって選択肢を選んだ問題・・・◎
肢レベルでは確からしい選択肢を選んだ問題または組み合わせの消去法で選んだ問題・・・〇
絞り込めたが確信も自信もない問題・・・△
全く分からないので完全に勘で選んだ問題・・・×
午前の部
1◎
2◎
3◎
4◎
5◎
6◎
7◎
8△消去法で選ぶべき肢の中に自信ない肢あり
9◎
10◎
11◎
12◎
13◎
14◎
15◎
16◎
17◎
18◎
19◎
20△三択で迷った
21△二択
22◎
23△二択
24◎
25◎
26◎
27◎
28◎
29△二択
30△二択
31◎
32◎
33△二択
34△(誤答)二択
35△知っている肢がない
午前34問正解
振り返ってみてみると◎が意外と多いなというのが正直な感想です。解いているときは、自信がある問題が前半で多かった分、後半の△続きはキツかったです。平成27年の午前基準点30点が脳裏をよぎり、△問題9問すべて間違っていたら基準点割るなと思いました。自分の勉強が間に合っている自信がなかったので、自分がこれだけ自信をもって答えられる問題があるということは周りはもっと出来ているんだろうな…という気持ちでした。
午後の部
1◎
2◎
3◎
4◎
5◎
6◎
7◎
8◎
9◎
10◎
11〇消去法に自信がない
12△二択
13〇消去法に自信がない
14◎
15◎
16◎
17〇×肢に自信がない
18◎(誤答)
19△二択
20◎
21◎
22◎(誤答)
23◎
24◎
25◎
26△根拠に自信がない
27◎
28◎
29◎
30×(誤答)三択
31◎(誤答)
32×(誤答)正しい肢が一つしか見つからない
33◎(誤答)
34◎
35×全て正しく見える
午後29問正解
午前の◎に比べて、午後は全体的に自信のない問題が多かったです。とにかく問題文は長いし、登記記録の読み取り問題も多いし、解くべきペースよりも遅れてしまった上、商業登記に関してはさっぱりわからない問題が3問もあり、体感としては模試で21点だったときくらいのキツさでした…。
実際に商業登記法の正解率50%なので酷い…
しかし自信と結果はまったく一致していません!!!◎なのに誤答多すぎでは!?
ちなみに◎(誤答)のほとんどが肢を上から検討し、引っ掛け肢に引っかかっているパターンでした。私が軸足検討方式より全肢検討方式の方がいいと考える理由が、この「上の肢の引っ掛けに引っかかるから」なのですが、時間との戦いの午後の部では全肢検討って難しいですよね。記述の筆が早いとできるかもしれませんが、私はどうしても記述に時間がかかるので無理でした…。
記述式
正解も採点基準もわからないので割愛。
まとめ
自信と結果は一致しない!!!
正直こんなんで良く合格したなと自分でも思います。午前34問、午後29問は他の方にお褒め頂くことも多いのですが、いや本当に恐れ多いです…。今まで数多の試験(受験、公務員試験、CE試験など)を受けてきましたが、過去はほとんど自信=結果でした。この経験からみると、司法書士試験ってかなり他の試験とは違うのだろうと思います。もちろん、自信がある方は結果も伴っていると思います。しかし、自信がなくても思ったより出来てるパターンもあり得るのが司法書士試験…恐ろしい…。いや、嬉しくもあるのですが…。
よく「基準点超えてからが本当の闘い」なんて言われますが、本当にそのとおりだと思います。上乗せ部分は、問題との相性なのではないでしょうか。「受かるべき時に受かる(伊藤塾の宇津木講師がよく仰っている)」というのも、そのことを体現していると思います。
合格を目指されている方、自信がなくても受かる可能性は充分あります。本試験までに間に合わなかった…と思っても受験を見合わせないで頂きたいです。
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