テイルズオブヴェスペリア日記②

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前略、エステルが倒れました。​とりあえず起きるまで待つ方針でいるんですが、いかんせん森の中なので魔物とか不審人物が突然襲ってくるんじゃないかと考えるとヒヤヒウアしますね。このネタ(ヒヤヒヤをヒヤヒウアに誤字るネタ)古いな。今調べたら2014年のエロゲが元ネタでした。……ヴェスペリアの発売はそれより6年も前！？2008年ってそれこそ私がテイルズオブディスティニーの体験版やってたくらいの頃じゃないですか！あのときもスタンにグミ食わせまくって体験版の"果て"に挑戦してた。

そんな食生活してるから倒れるんだぞ

いやスタンが倒れたのは飛行竜から命からがら脱出した結果だし。エステルが倒れたのはエアルのせいだし。エアルっていうのは魔導器ブラスティアの動力になってるやつで、魔導器ブラスティアっていうのは……この説明いるかな？だって簡単に言えば『空気がカビ臭かったから』エステルは倒れたんだよね？たぶん正確な表現ではないけど……語源から解釈して科学的に説明したらこんな感じになるんじゃない？知らんけど。

テイルズシリーズ全般に言えることなのかもしれないけど、ことヴェスペリアに関してはラテン系の言語の流れを汲んだ命名が多い。つまりその辺の言語が分かれば魔導だろうか何だろうが科学的な説明ができるってわけ！その過程で細部を削ぎ落とした訳が発生するのでそこんとこお目こぼしよろしく。個人的にはテイルズからラテン語沼にハマる人が出てきてほしいな～って思っている。

そういえば、ユーリさんは勉強が嫌いらしい。頭の回転は速いけど、視覚よりも聴覚優位で読み書きが苦手なタイプ。それもあって騎士として上手くいってる友人・フレンさんには何をやっても勝てずに歯痒い思いをしている。しかも成り行きで一緒に行動することになったエステルがなんでかフレンを追っているので、本人不在でもフレンを意識せざるをえない状態になっている。どこまでも目の上のたんこぶ！嫌な奴！腹いせに落ちてた木の実かじっちゃうもんね！

にがっ

うわープレイヤーが干渉できないところで拾い食いするからいけないんだぁ。ここ呪いの森だよ？入ったら抜けられないと言われている呪いの森だよ？最悪『食糧補給のために木の実を食べたら方向感覚がイカれる成分が含まれてて……』っていうシナリオがあり得るんだよ？ユーリさん聞いてる？全然聞いてないな。

次元の壁は厚い

さて、エステルも起きたことだし。フレンがいるであろうハルルに向かいますか。道中ユーリさんが自分の料理スキルを思い出してくれて助かった。拾い食いよりは挟むだけのサンドウィッチのほうがまだマシ。材料の出所には全力で目を瞑る。美味しければよい。

フレンあるある：いない

ハルルにフレンいないじゃねーか！苦い思い再びのユーリさんでしたが、フレンが隣町・アスピオに向かったらしいことが分かったので早速GO。ついでにユーリさんが住んでる下町に災害を引き起こした悪党・モルディオもアスピオに住んでるらしい。待ってろよ二兎、両方捕まえて新しい料理の出汁にしてやる。

なお、ハルルを立つまでにパーティーがまた賑やかになっていた。戦闘専門ギルドのエースを名乗る少年・カロルくんが加わったのである。彼は斧を振り回している、というよりは斧に振り回されているプレイスタイルの近接戦闘家。なので最近のユーリさんは専ら蒼破刃で中距離サポートを担っている。面倒見のいいお兄さん属性者から放たれる中距離攻撃だぞ、もっとダメージ受けてもいいはずだろ。現実は厳しい。

大根からハンバーグの作り方を教わった

突然インパクトのでかい文章で見出しを作ってごめん。でも事実なんだ。思い返してみると本当に事実か分からなくなってくるくらいには意味不明な事態だけど、たしか事実なんだ。料理の才能がある人にしか見えない大根があって……嘘はついてないよ。もっと私のこと信じて。テイルズを疑って。

そんなこんなでハンバーグの作り方を教えてもらったわけよ。材料と一緒に才能アリのお墨付きももらって、ウッキウキでハンバーグ作ったわけ。

『失敗……』

才能どこ行ったねーん！草々生えるわ。

次回、『絵師が絶滅した世界』

またお会いしましょう。