イガラシ・サーフ・ファミリー
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第512話 ご無沙汰しています!アブダビから帰国し、面白いプールの話題が始まったかと思えば、突然日本行きのチケットが届き……気づけば東京行きのデルタ7便に乗っていました。
新しいnoteを書くたびに、急なミッションが入り、中途半端になってしまい…本当に申し訳ないです。そこで、これから私の『note』は、題名やテーマにこだわらず、今起きていることをそのまま綴るスタイルにしようと決めました。つい『つづき…つづく…』と締めがちなのですが、正直なところ、続いた試しがなくて(笑)。だから今回は『今の今』『今日の今日』の出来事だけを書いていこうと思います。ただ、途中で気が変わるかもしれませんが、その時はまたラフに流していきますね。たまには大事な話も混ぜるの
第511話 五十嵐ツトム・アブダビで緑の部屋に入る!の巻.....「昨年から本格的にサーフィンを始めた理由」——それは、まるでこの奇跡が訪れることを予感していたかのようです。そう、その奇跡とは、サーフィン界の神様、ケリー・スレーターが手がけたウェーブプールで、見事にチューブを抜ける瞬間!
カノアから「アブダビ・ウェーブプール」のプロジェクトに参加しないかと誘われたのは、8月末のことでした。実はそれ以前にも、カリフォルニアにある「サーフランチ」へは何度か誘われていましたが、その時の私はカノアやキアヌの練習やコンテストのサポートに没頭していて、サーフィン自体は全くやっていなかったんです。正直、波をもらってもテイクオフすらできないのではないかと不安になり、結局波をもらわずに断ってしまいました。
第510話 ポルトガルのWSL/CS(チャレンジャーシリーズ)がついに開幕!カノアのポルトガルの家からわずか数分の場所で開催されているこの大会に、彼も参戦しています。オフシーズンにもかかわらず、コンテストの感覚を取り戻しつつ、次のシーズンに向けたボードの調整も順調に進んでいます... そんなカノアくんが、先ほど行われたラウンド16(ヒート3)で素晴らしい結果を出しました。試合の残り時間が30秒の中、プライオリティーのない状況からの逆転劇。サーフィンコンテストの歴史の中でも、数少ないすごい逆転劇でしたね。
おはようございます!とりあえず、ひとつひとつヒートをクリアし、すでにクオーターファイナルまで進出しています。チャレンジャーシリーズも、ポルトガル戦と次のブラジル戦をもって2024年シーズンがいよいよ終了を迎えます。そして、すでに2025年CTへのクオリファイが確定した選手が2名発表され、さらなる熱戦に期待が高まっています!の巻
第509話 すみません……「中東情勢」の続きを書く予定だったんですが、ポルトガルWSL/CS(チャレンジャーシリーズ)が始まっちゃったんで、「中東」はまた後ほどってことで!今シーズンの「CS」、ブラジル勢が圧倒的に強い!しかもベテラン、30歳近いサーファーたちが大活躍です!の巻
今日は10月1日、五十嵐家の長男「カノア君」の誕生日。1997年、寒い朝に大きな男の子が誕生しました。今日はあの時と同じような寒い朝。カリフォルニアもすっかり秋を通り越して、冬のような空気です。 そんなカノアですが、やっぱりサーフィンの試合が大好きなんでしょうね。シーズンオフなのに、自分の誕生日くらいゆっくりすればいいのに、出なくてもいい大会にまでエントリーしちゃって。本当にサーフィン、いやコンテストが大好きなんだなぁって思います。
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第507話 久しぶりにサーフィンについて少し語っちゃおうと思います。あくまで私の個人的な視点なので、参考にするかはお任せしますね。今、宮崎・日向で開催中のQS3000を観ているんですが、最近は見慣れない名前の新しい選手たちがどんどん増えてきている感じです。
カノアがQSを戦っていた頃は、「大原ヒロト」「荒井ヒロト」「中村タクミ」「安井タクミ」といった選手たちが上位で活躍していたんですよね。でも今回、よく耳に入ってくる名前は「足立カイセイ」「小濃ライハ」「鈴木ジン」「堀越ルイ」「渡辺イッコウ」って感じで…。年齢や出身地はまだあまり詳しくわからないけど、彼らがこれから「波乗りジャパン」に加わるのか、なんて期待しちゃいますね。
第506話 カリフォルニアもすっかり秋っぽくなってきました。今日は「note」を書く時間も取れたけど、新しく始めた事業のミーティングは毎日欠かせないし、来月の日本トリップのスケジュール調整もあって、頭の中はちょっとごちゃごちゃ…。
トップページの写真から……今日はハンティントンビーチのローカルサーファーたちの隠れ家「Northside Cafe」(ノースサイド・カフェ)で、のんびりとnoteを書いてます。ちなみに、"ノースサイド"っていうのは、ハンティントンビーチのピアに向かって右側にあるサーフスポットのこと。このエリアは、僕やキアヌをはじめとしたローカルサーファーが朝から守ってるポイントなんです。ちょっと外部のサーファーには居心地が悪いかも…という、いわゆるサーファー特有の雰囲気のある場所ですね。そん
第505話 今週は「note」にたっぷり時間を使えそうです!先週は、突然地球の反対側まで飛ぶことになって、かなりのバタバタ…。そして、9月のビッグニュースと言えば、キアヌが長年お世話になっていた「Quiksilver」を卒業したこと。彼は新たなステージへ進み、カリフォルニア発の新ブランドと新たに契約を結びました。(パート3)
まずはいつものようにトップページの写真は、今からちょうど12年前、ローワー・トラッスルズで撮影したものです。キアヌが9歳くらいの頃ですね。左から、今シーズンCT入りを果たして活躍中のクロスビー・カラピントくん、次にキアヌ。そして、その隣が…誰だろう?一番右側には、カリフォルニア・ベンチュラ出身のQSトップサーファー、イーザン・オズボーンが。4人でホットドッグの早食いを競っている瞬間を切り取ったこの写真、まさにカリフォルニア・サーフ・ヒストリーの1ページを感じさせます。
第502話 今回はトップページに貼り付けた、懐かしい「ジャック」と「カノア」の写真を見ながら、昔の話や今の状況をざっくりお話ししようと思います。(パート1)
「2024CTシーズン、無事に終了いたしました。皆様からの温かい応援のおかげで、今シーズン怪我もなく終えることができました。ありがとうございます(感謝)...オフシーズンは、しっかりと身体を休めながら、次のステージに備えたいと思っています。」 トップページの写真は、カノアとジャックが12歳の頃のものです。今から14年前、2010年、カノアがクイックシルバーに移籍してすぐの時期ですね。当時のクイックシルバーには、ケリー、ジュリアン、デーン・レイノルズといったレジェンドたちが揃
第501話 「カノア、パリオリンピックへの挑戦:波を越えて、未来へ」タヒチ... タヒチ... フランス・ポリネシアンの島、タヒチ。ここは、豊かな自然が今も息づく美しい楽園。オリンピック・サーフィン会場をリポート(最終回)
最終回は、お洒落で楽しく、美味しさ満点のタヒチのスーパーマーケットを紹介します!タヒチの南国で刺身の普及率に驚かされたけれど、それ以上にスーパーマーケットが完璧に「おフランスざんす〜」な雰囲気で、なんだか嬉しい衝撃を受けました。さすがフランス領ですね…パリの香りが漂っていました。 ヨーロッパでおなじみの「Carrefour」カルフールが、ハウスから15分ほどの場所にあって、とっても便利でした。パリにも店舗がある有名なスーパーマーケットなんです。
第499話 「カノア、パリオリンピックへの挑戦:波を越えて、未来へ」タヒチ... タヒチ... フランス・ポリネシアンの島、タヒチ。ここは、豊かな自然が今も息づく美しい楽園。オリンピック・サーフィン会場をリポート(4)
トップページの写真は、試合会場の波を自らジェットで操縦してチェックしているところ。試合会場もアウターリーフのブレイクなんだけど、練習する波も珊瑚礁に囲まれたこの島では、ジェットに乗って練習に行くんです。サンゴの位置や浅瀬の岩場をしっかり見極めて走行しないと座礁するリスクがあるから、かなりの経験が必要です。カノアはこのタヒチに15年以上通っていて、リーフやサンゴの場所に関しては地元のサーファー並みに詳しいんですよ。