葉っぱでビジネス!? 徳島県上勝町
こんにちは!かのです!
今日は葉っぱビジネスで高齢者たちが大活躍している徳島県上勝町についてです。
これを知ったのは大学の地場産業論という授業で題材として扱った時です。
少子高齢化して過疎化も止まらない地域が株式会社いろどりの力によって、地方創生のいい例として注目を浴びるようになっていきました。
高齢者が働ける、老人ホームから人がいなくなる、若者が来るなど数々の恩恵を受ける好例です。
この事例を共有することで地方創生の可能性が広がって行くと思うので、ご紹介します!
そもそも葉っぱビジネスとは?
「つまもの」と呼ばれる、料理を彩る季節の葉っぱや花を栽培・出荷・販売するビジネスのことを指します。
もともと町は危機的状況にあり、なんとかしようということから葉っぱビジネスが生まれました。
地域資源として葉っぱが綺麗だったことから、需要者を見つけ、ビジネスに繋がるなんてすごいですね笑
上勝町は世間を驚かせるような活動を他にもしています。
ゼロ・ウェイスト運動
上勝町は13品目45分別でリサイクル率81%達成しています。
どのようにしているかというと、分別したごみを町民が自ら運ぶ「資源持ち込み方式」を採用しています。
ごみステーションは年末年始の3日間を除いて、毎朝7時30分から午後2時までオープンして、分別に迷うときは常勤のスタッフが手伝ってくれます。
この地域みんなで協力したからこそ、高いリサイクル率を叩き出せたのだと思います。
みんなで協力する街って素敵ですね✨
次は定年になっても働き続ける高齢者たちです。
再び働く高齢者たち
葉っぱビジネスに伴いパソコンやタブレットを駆使して働く高齢者がおおくなってきました。
そのおかげでいろどり農家の多くは年金受給者ですが、年金に加えて年収があり、多い人では月100万円も稼いでいる人もいます。
また、老人ホームから葉っぱビジネスに人は移り、介護側から生産者側になっています。
これは福祉業界の好例としても注目を集めています。
これだけ成功を収めていたら若者も気になって目をつけてます。
地域成功例
葉っぱビジネスは全国でも有数の地域活性型農商工連携モデルとして各マスコミに取り上げられ、TVドラマや映画にもなり多くの人に知られるようになりました。
この勢いで上勝町はインターンシップの期間限定農業体験プログラムを行います。
すると2009年は募集50人のところ、応募総数が1,500人と予想外の注目を集めました。若者が集まるようになりました。
若者が集まってきた良い例ですね。やはり若者はこれからチャンスのところに移動するので、他の過疎地域でもチャンスを生み出すことが重要そうです。
ひとこと
今思ったら良い授業だった
80歳が働いていたら未来は明るい
葉っぱ育てようかな