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組織設計事務所勤務/一級建築士/二児の父/ 5年後(2025年)に一流建築士になるためnoteを始めました。

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  • こんな“メール“はイヤだ

    こんな○○はイヤだということをキッカケ生産性向上のヒントを考えるマガジン

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自らの考えを持って打合せに参加しよう。

    • 長い!

      働く事における「こんな○○はイヤだ」というあるあるをテーマに、働き方を見直してより生産性を上げていきたいと思います。 こんな“メール“はイヤだ♯2 長い!いやー、イヤですね。 メールを開いた瞬間に読む気を無くしちゃって。読まずに最後までスクロールしてみたら、「長文失礼しました。」って……それ書けば許されるんかい!  言いたいことはまだまだありますが、長文になるのでこのへんで終わります。 ということで今日の一言。 伝えたいことだけを短く端的に書きましょう。 長文のメ

      • 終わりが見えない

        働く事における「こんな○○はイヤだ」というあるあるをテーマに、働き方を見直してより生産性を上げていきたいと思います。 こんな“プレゼン“はイヤだ♯1 終わりが見えない いやー、イヤですね。 プレゼンを聞いていて、「え、このプレゼンいつまで続くの!?」って不安になっちゃって。もう不安になり始めたらプレゼンの内容は頭に入ってこないんですよね。それよりも、この話題長すぎじゃない⁉とか、あと5分しかないけど大丈夫⁉とか心配してあげちゃったりして。プレゼンってそう思わせたらもう

        • 宛先やCCにやたら多くの人が入っている

          働く事における「こんな○○はイヤだ」というあるあるをテーマに、働き方を見直してより生産性を上げていきたいと思います。 こんな“メール“はイヤだ♯1 宛先やCCにやたら多くの人が入っている。いやー、イヤですね。 本文は“関係各位へ“から始まったりしちゃって。もう誰へ向けたメールなのかも曖昧になりますし、いざ本文を読んでみると内容が長い割にほぼ自分に関係ない内容なんですよね。 受信しているメールの半分くらいはこんなメールだったりして、受信ボックス内の本当に必要なメールが見つか

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        記事

          日建設計 山梨さんの講演会

          おススメの建築YouTube紹介シリーズ第1弾 『日建設計の山梨和彦さんの講演会』動画です。 組織設計事務所に勤めている人で、山梨さんを知らない人はいないと言っても過言ではないです。個性的なデザインのようで実はお客さんの要望への最適解のカタチというところがとても素敵です。 よく、個性的なデザインを見て、「良いお客さんに出会えたね」という人がいますが、山梨さんの講演会を聞いてみてください。その理解が間違っていることに気づくでしょう。

          日建設計 山梨さんの講演会

          【学校設計#2】設計意図は運用する方にも説明しよう

          学校を設計する際に気を配ると良いことシリーズ。 第2回目は、『設計意図は運用する方にも説明しよう』という話。 かっこいい建物を設計しても、運用していく学校が使いこなせないと残念な結果を生んでしまいます。そんなことにならないように、きちんと設計意図を説明し、理解を得て運用してもらいましょう。 学校というのは様々な授業や部活動が行われています。そのすべての活動を分け隔てなく見ることができれば、生徒は絶対に良い刺激を受けます。 私の設計した体育館は、中の様子が見えるように体

          【学校設計#2】設計意図は運用する方にも説明しよう

          お客さんから求められるデザインとは

          意匠設計者にカッコいいデザインをして欲しいという思いで仕事依頼がくることはまずない。 お客さんの興味は、コストとスケジュールである。 建設費にしてもメンテナンス費にしても、どれだけコストを抑えられるかに興味がある。 そして、きちんとスケジュール通り設計をして欲しいと考えている。 これは紛れもない事実であり、それに対して向き合うことはとても重要な事である。なので、否定はしないし、しっかりとその要求を満たすことを心がけたい。 それでも何とかしてカッコいい建物を設計したい!

          お客さんから求められるデザインとは

          避難階段って開かれていた方が良い

          避難階段とは、建物の用途・階数・規模によって直通階段をさらに安全な仕様にしたものである。 安全な仕様の例としては、防火構造の壁で囲うということだ。 その結果、避難階段は閉ざされた壁に囲われ、建物の端部に追いやられていることが多く、日常的には見られないことがほとんどだ。 ふと考えると、避難に使う階段がこんな扱いだと、いざという時に困る気がする。避難階段の場所がわからない、階段に辿り着いたとしてもどこに向かう階段なのだろうかと不安になる。 避難階段って開かれている方が良い気

          避難階段って開かれていた方が良い

          【学校設計♯1】 記念品や寄贈品には注意しよう

          学校の設計経験を踏まえて、 学校を設計する際に気を配ると良い事をシリーズ化します。 第1回目は、『記念品や寄贈品には注意しよう』という話。 まずは、既存の校舎や敷地内にある記念品・寄贈品について。 これらのものには歴史があり、今いる学校の先生方では廃棄するという判断が難しいことが多いです。設計段階で記念品などの有無をしっかり確認し、新たな建物や敷地内に配置する必要があるのかを事前に調整・配置計画をしましょう。 石碑や銅像などもあり、置き場所に困ることも。そして、それら重

          【学校設計♯1】 記念品や寄贈品には注意しよう

          〝ランダム〟という便利なようで不便な言葉

          デザインする上で、何かをランダムに配置することがとても好きである。 均質な感じから解放されて、自然な風合いを出してくれる。 ただ、ランダムを説明するのはとても難しい。 ランダムという単語を使うと、何も考えていないように聞こえてしまう。 実際には、ランダムになるように何回もトライ&エラーを繰り返し、検討したりもする。 「自然な風合いを出そうとランダムにしました。」と説明しても、主観でしかない。 ランダムに変わる何か良い言葉や説明を教えてほしい。

          〝ランダム〟という便利なようで不便な言葉

          オフィスにとっての環境建築とは

          【オフィス】にとっての環境建築とは、 その環境アイテムが知的生産性向上に寄与すべきだと思う。 【学校】にとっての環境建築とは、 その環境アイテムが生徒にとって学習教材となるべきだと思う。 【ホテル】にとっての環境建築とは、 その環境アイテムが、宿泊者へのサービス向上に寄与すべきだと思う。 【庁舎】にとっての環境建築とは、 その環境アイテムが、市民への安心に寄与すべきだと思う。 環境建築を提案する際、 太陽光発電や風力発電、LED照明、Low-Eガラス、複層ガラス、井水

          オフィスにとっての環境建築とは

          単純な原理で多様な現象

          この記事のタイトルはマウントフジアーキテクツの原田さんの言葉です。 少ない手数で多くのことを実現 最小限のパーツで最大限のバリエーション 原田さんは、講演会の内容や説明する建物によって少し言葉を変えるが、 よくこのような話をしていてる事を最近知った。 原田さんの言葉を聞いて、ある事を思い出した。 私は学生の時、コンセプチュアルな建物を目指して設計していた。 コンセプチュアルな建物=ひとつの強い考え方で作られたものと考えていた。 社会人になり、 その考え方はブラッシュ

          単純な原理で多様な現象

          “わくわく”感

          とても幼稚な言葉かもしれないが、私が設計する上で大切にしている事は、“わくわく”感だ。 “わくわく”するような建築を設計したいし、 設計中もお施主さんと一緒にこの“わくわく”を共有したい。 もっとかっこよく、スマートな言葉で、設計に対する自分の考えを表現したいが、いまはまだ“わくわく”感という言葉が自分の等身大な感じでしっくりくる。

          “わくわく”感

          その依頼を受け入れるか否か

          頼まれたことは、少し難しくても(特に期限が厳しい事が多いが)納得のいく依頼であれば断らないように心掛けている。 「納得のいく依頼」かどうかの線引きは、自分にメリットがあるとか、相手が必要だと主張している意図が共感できる、かどうかであり、納得いかなかったら上司からの依頼であっても断る(なぜその作業が必要か理解できない旨を話す)こともある。 自分が成長する上で、この線引きがとても重要だと思っている。この線引き、たまにnoteに記しておこう。数年後に、線引きの判断の合否が分かる

          その依頼を受け入れるか否か

          気軽に相談できる環境をつくる

          建築設計者は建築について何でも知っているわけではない。だから、自分の知識だけで設計せずに、いろんな人に気軽に相談できる環境をつくっておく事はとても大切なことだ。 今日、階段詳細図を書いていて、段床のフローリングが納まっていないことに気づいてしまった。 少しこだわりあるフローリングを使おうと考えていたが、それが理由で納まっていないのだった。一般的なフローリングに戻せば納まることは分かっていたが、どうにかならないものかメーカーの人に電話してみた。 そしたら、「一般的なフロー

          気軽に相談できる環境をつくる

          打合せでの表情

          打合せでは、良いと思った事に対しては態度でしっかりと示そうと思った。 「態度で」とは、うなずいたり、笑ったり、良いですねとコメントしたりといった簡単な事でよい。 それだけで相手も安心し、話し合いもよい方向へ進むはずだ。 今日の打合せ、相手は何に対しても無表情だった。 良いのか悪いのかも分からない。そもそもこの仕事に熱量がないのか。とてもやりにくかった。 自分も気を付けよう!

          打合せでの表情