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五月に読んだ本たち

 図書館で借りた日本語の小説を読む。
 一冊読み終わっては返して、また一冊だけ選んで借りる。その繰り返しが心地よかった。
 単行本の厚みと大きさで本の中にずぶずぶ沈んでいく少し重い感覚が、今は丁度いい。


 日常でたとえばお皿を洗うとき、ふと小説の一場面が浮かび上がってその景色を眺めたり、胸に留まっていた登場人物の心の動きに思いを馳せたりしている。
 その時間に気づくとき、あぁ本を読むっていいなと思う。



#読了

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