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フランスでは洗濯物が干せない!? 留学初期の衝撃3選
みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは、
フランスのAngersに留学中の大学生、せらびです🌷
本日はフランス生活を始めた当初に出会ったとにかくびっくりしたことや面白かったことをまずは3つ、書いていきたいと思います。
「へ〜〜!っぽいなあ!!笑笑」ってなってくださったら嬉しいです😀
では早速行きましょう!
1洗濯物は干さない
正確にいうと「干せない」が正しいかもしれない。フランスでは洗濯物を外に干すことをほとんどの場合禁止されている。
この理由が外観を守るためだからだと聞いた時には、「なんともフランスらしい理由!」と純粋に感心した。一軒家の庭などで外側から見られない場合には、干しても問題がないそうなのだが、私は寮に住んでいるためもちろん外に干すことはできない。
というか、私の部屋にはベランダがないためそもそも論ではあるのだが、入寮当初「洗濯物をどうしろというんだ!!!!」と、天日干しが主流だと思っていた日本人の私はとても驚いたのを覚えている。
そういうわけで、フランスでは乾燥機を使うのがマストで定番だそう。どうしても「干さないとなんか洗濯した気がしない」と頭の硬い私は、極狭の部屋に突っ張り棒を購入して、そこに洗濯物を干しているが、乾燥機を使わずにランドリーを出る私の姿を見た友人たちはみんな目を丸くしていた。
(もしかして日本でもこっちが主流だったりして・・??)
2フランスパンは素手で持つし無くなる
「フランス人はバゲットを素手でもつ」というイメージを一点の曇りもなく信じていたのだが、間違っていなかった。
やっぱりフランス人はバゲットを片手でルンルンと持っていた。
あまりにも外国(つまり日本)から勝手に抱いていた予想が大当たりすぎて最初に見た時はびっくりを通り越して謎の高揚感があった。そしてなぜかその「片手バゲット」はめちゃくちゃにかっこよく見える。
私もいつか「片手バゲット」デビューをしたい!!と憧れの眼差しでいつもすれ違っていたのだけど、なんせブーランジェリーに並ぶバゲットの種類があまりにも多過ぎて、そしてフランス語が読めないせいでそのデビューは渡仏から1ヶ月経った頃にようやく叶った気がする。
そのデビュー日、初めてバゲットを自分で購入した時はあまりにも嬉しくて、思わずバゲットとのツーショットを撮って日本にいる兄に送った。笑
そして自分もようやくフランス人の仲間入りになれた!と思った時に初めて気づいた新しい発見は、
片手で持ったバゲットは家に着くまでに半分くらい食べてしまう
ということだった。ブーランジェリーで買うバゲットを生身の状態で手に持っていたら、帰路で我慢できるわけがないことを知った。そういうわけでバゲットを購入するとあまりにも美味しすぎるせいで1日で一本を一人で平らげてしまうので、(体のことを思って)バゲットは週に1度だけ買っていい、ルールも決めた。
あえて「フランスパン」と目次に書いたけれど、フランスパンなんて言葉はフランスに存在しないので、ぜひ「バゲット」と呼んでください!
3ガブリエルはそう簡単に現れない
Netflixの大人気ドラマ "Emily in Paris"(日本語で「エミリーパリへ行く」)を見たことがある人にしか伝わらないかもしれなくて申し訳ないが、残念ながら私のガブリエルは現れなかった。現実すぎる・・
⭐️知らない方のために!
Emily in Parisとは、主人公エミリーがシカゴからパリに転勤で移住してきて、異国の地で仕事や生活を通して、(フランスに揉まれて)文化や人間関係の摩擦を乗り越えようと奮闘するドラマ。ガブリエルは主人公エミリーが引っ越したアパートの隣人で、フランス人の超イケメンシェフ。つまりエミリーと複雑な恋愛関係を描いていくポジション。ドラマでは、エミリーがパリへ引っ越した早々にシャワーが使えず、ガブリエルの部屋のシャワーを借りるという回がある。
(そういうわけでフランス留学が決まってからこのドラマを見始めて、フランス行きを自分なりに盛り上げていたのだが)
なぜ私がここまでガブリエルを強調するかというと、
私も入寮して早々に水回りが一切使えなくなったから!!!!(ガーン)
1日目は問題がなかったシャワーも水道もお湯もお水も、急に三日目くらいに出なくなってしまって。淡々と書いていますが私はこの事実をトイレで用を足して流そうとした時に気付いたもんですから、、本当に震える。
でもできることは「修理の依頼をオンラインで申請してくるのを待つ」だけで、寮のレセプションにアクションを起こしても「私たちはなにもできない、修理会社の人が来るのを待って」ときっぱり言われるのみ。(なんともフランス人らしいある意味さっぱりした返事)
修理が来たのは次の日のお昼。フランスの友人に言わせてみれば「だいぶ仕事が早い」らしい(私もそう思う、笑)
どちらかというとガブリエルどうこうより、引越し早々に水が使えなくなる(これ以外にも入寮時にドン引きしたこともあったからこそ)ってめっちゃ海外きてんな私〜〜〜〜って感じで、もしかしたらフランスにいる実感をした瞬間かもしれない。
水が使えないと判明した瞬間、まずEmily in Parisのエミリーを思い出して、「マジであるんだ〜〜笑笑」と逆に笑えたし、残念ながら私にはガブリエル的幸せハプニングはなかったのだけど、修理に来てくれたおっちゃんはほぼ神様だった。
まとめ
フランス(海外)にきて驚いたこと、困ったこと、「やっぱ海外やな〜〜〜〜!!!」ってことがたくさんたくさんあった。
いい発見も引いた発見も全部「面白い!!!」に変換されるから、海外生活駆け出しの脳って、だいぶポジティブでおかしい。(いい意味で)
また面白かった発見思い出したら書きます☺️
ではまた、
C'est la vie.