FOMC前の動きから今後の投資戦略を考える
昨日の日経はやはり持ち直しましね。ひとつ気になるとすれば不動産、証券、金属がパフォーマンス下位になっているので景気減速懸念の流れは意識されているという点でしょうか。ただし機械や田電気がパフォーマンス上位に来ているのをみると、半導体関連に限ってはそこまで悲観されていないというところだと思います。ただ、SOX指数をみてもわかるとおり、このままイケイケどんどんで上がっていくというよりはしばらく様子見しながらの上昇という見方ではないでしょうか。
そしてFOMC前になると、(昨晩でいうとNY連銀景気指数や一昨日の消費者物価など、)さまざまな指標からニュースがでます。これはどれが正解というわけではなく、要はFRBがどう動くのか?+ さまざまな指標を総合して景気がよくなりそう、悪くなりそうという判断で株が動きそれがニュースになります。実際の景気の良し悪しは判断が難しく、かつ数字として出てくる時期も遅いので、ニュースをみる際は時間軸を意識して考えてみるとよいと思います。
昨日の米国市場ですが、3指数揃って上昇しました。最初はバリュー系のセクターに買いがはいりましたが、開けてみるとグロース系にも買いがはいっていました。来週のFOMCを意識されての動きだと思いますが、全体としては悪くない動きだと思います。色々と指標がでて動きは出てきていますが、今のところ大きく悲観する必要はないと思います。かといってポジティブなニュースが期待できる状況でもないので先日お伝えした通りソフトウェア系の企業で狙っているものがあればこのタイミングで仕込むのはありだと思います。
下落の要因になるとしたら中国の規制の動きが足枷になるかもしれないのでそこは見ておいてもいいかもしれません。
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