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ニュースと相場からお金を学ぶ

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元証券会社のトレーダーが相場の考察を残しています。ニュースとお金の流れを理解したい方は是非ご一読ください。
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#株式投資

FOMC前の動きから今後の投資戦略を考える

昨日の日経はやはり持ち直しましね。ひとつ気になるとすれば不動産、証券、金属がパフォーマンス下位になっているので景気減速懸念の流れは意識されているという点でしょうか。ただし機械や田電気がパフォーマンス上位に来ているのをみると、半導体関連に限ってはそこまで悲観されていないというところだと思います。ただ、SOX指数をみてもわかるとおり、このままイケイケどんどんで上がっていくというよりはしばらく様子見しながらの上昇という見方ではないでしょうか。 そしてFOMC前になると、(昨晩でい

日本株の続伸は終わるのか?

昨晩のNY市況はディフェンシブ銘柄 + 半導体が堅調でした。最近は米国株が冴えず、日本株が堅調というかなり珍しい現象が起きをしていました。背景としては大きくわけて ・選挙 ・今までの値動き(米国株は高値更新、日本株は横ばい) だと思います。一つ目の選挙についてですが、日本では選挙前はこういう動きがよくみられますよね。石破さんの不出馬を受けてさらに期待が高まったようです。二つ目の今までの値動きですが、1週間の値動きと半年の値動きを比較してみました。 1週間の値動き 半年

〜ジャクソンホール会合の振り返りと今後の相場〜

・ジャクソンホール会合の内容 ・週明けの日本株の反応 ・今後の相場予測 ・ジャクソンホール会合の内容 まずジャクソンホール会合の内容についてですが、テーパリング(中央銀行による量的緩和の縮小)の時期については年内の開始が適切という内容でした。今回懸念されていた事項として、テーパリングの時期が早まるのではないか?という点でしたが、それが払拭されて株式は上昇しました。 次のマーケットの関心は、年内のなかでいつ、どんなペースで開始されるのか?ということになると思います。ここも

8月27日(金)相場回顧

・米国相場の値動き要因 ・イベント前の日本株の調整 今日も凪の米国相場 米国の相場はほぼ動きがありませんでした。昨日上昇した銀行やエネルギーセクターがパフォーマンス下位に位置しています。今日のイベント通過まではちょっとしたポジション調整に終始しそうですね。昨日イベント前の動きは大体同じだから覚えたほうがいいというお話をしましたが、具体的にはどういうことを覚えておくとよいか?という質問を頂きました。今後の株価を占うような大きなイベントのときは、数日前までに大体の投資家はポジシ

8月19日(木)の相場回顧

今日のポイント ・FOMC議事録の内容 ・エヌビディア決算 ・日本株の業種別値動きから見た今後の相場 ・FOMC議事録を受けての相場 米国10年金利は昨日と比べると下落傾向ですが、1週間でみるとほぼ横ばいですね。今日のFOMC議事録で金利の引き上げについて少し内容が出ていますが、内容としては本当にざっくりいうと「テーパリング(資産買い入れの縮小)時期を早めてもいいんじゃないか??という人が何人かいたよ」って感じです。ある程度予想の範囲だったと思いますが、話が具体化すると株