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アイロンがけのコツ
おはようございます!!
あの…いきなりなんですが…
「EXPO」ってお聞きになったことありますか?
まだ、深く理解はできていないんですが、どうやら最新のアンチエイジングの研究らしいんです。
で簡単に言うと、なんと!!
余計な脂肪を吸引して、それを形を変えて体内に入れることで若返るらしんです!!
若い人の脂肪ならなおさら良いらしく、この3,4年の間には実行できそうだっていうじゃないですか♪
若い人の脂肪を高齢者にいれると、若返るですって!!
この開発者の方が言うには、一番の目的は「死ぬ時まで元気でいてほしいから、ぴんぴんころりん、を本当に実現させたいんです。元気のまま死ねたら幸せなんじゃないかなと思うんです。」
本当に、色んな考え方、想いがあるんだなぁとしみじみ思いました♪
はい!
今日からは、「アイロンがけのコツ」のお話しをさせていただきます。
このシリーズを読んでいただければ、きっと「アイロンがけ」が好きになっていると思います♪
アイロンがけのコツ
「洗う」ということは、「アイロンがけをする」という事につながり、アイロン仕上げが出来て、初めてお家クリーニングが完了します。
いまから、ちょっとしたアイロンがけのコツやシワが伸びる原理、きれいに手早くアイロンがけをする手順などを基礎から段階を追って練習し、技術が身につくようにかきました。
ぜひ、プロの仕上げ術を学んでください♪
プロの仕上げ術を学ぶ
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手早く綺麗にアイロンがけするには
左手でアイロンの通り道を平らにしながらアイロン掛けをすると早く綺麗に仕上がります。
しかし、最初から両手が同時に上手く動かないことがあります。
慣れるまでは、アイロンを持つ前に、あてるところを両手で平らにしてからアイロンを持ってあてるようにします。
そうすることによって、余分なシワをつけずにスムーズにアイロンがけをすることができます。
また、アイロンをあてる手順をキチンと決めておくことも大切です。
そうすることで、あちこち触らなくてもよくなり、余分なシワが付きにくくなります。
衣類を動かすときも襟を人差し指でひっかけるようにして持ち、他の部分を触らずに向きを前後左右に変えるようにします。
シワが伸びる原理
水分を与え、熱を加えることでシワは伸びます。
ワイシャツや綿ブラウスなどは、霧吹きで水分を与え、ドライアイロンで熱を加えてシワを伸ばします。
小ジワが伸びず、アイロンでゴシゴシ擦って衣類が黄色くなってしまった経験はありませんか?
シワが伸びない原因は、水分不足です。
霧吹きで適量の水分を与えてアイロンで乾かすようにあてると、シワはきれいに伸びます。
ニット製品やウール素材の衣類は、スチーム(高温の水分)で水分を与え、熱を加えてシワを伸ばします。
しかし、それだけでは、またシワが戻り型崩れを起こします。
水分を抜き(乾かす)冷ますことで、シワの戻りや型崩れを防ぐことができます。
アイロンがけは、次の4つの工程をふんでいく事が大切になります。
① 水分を与える(霧吹き・スチーム)
② 熱を加える
③ 蒸気を抜く(乾かす)
④ 冷ます
ドライヤーの冷風を5~10秒あてスチームを飛ばし、冷まします。
たとえば、袖をあてて次に身ごろへ移る場合、袖を動かす前にドライヤーの冷風でしっかり水分を飛ばし、冷まして形を固定し、次へ移ります。
スチームが残っている生暖かい状態で衣類を動かすと、ビシッとなりません。
シワが戻り形もヨレッとなってしまいます。
アイロンをあてる都度、その部分、部分で冷ましてから次へ動かす必要があります。
アイロンをかけてすぐに畳んでしまうと、着用するときに畳みジワや型崩れがひどくて大変です。
しばらく吊るしてスチームを抜いてから畳めば、着用するときにシワも型崩れもありません。
上手な霧の吹き方
綿麻素材は、霧吹きをして適量の水分を与えた後、ドライアイロンで乾かしながら仕上げていきます。
霧吹き(水分)が足りないと、いくらアイロンでゴシゴシと力を入れて擦ってもシワは伸びません。
それどころか熱で焼けて白いシャツが黄色くなってしまいます。
逆に水分が多すぎると乾きにくく時間がかかります。
ボタボタとしずくが垂れるような霧を吹くと、余分な水分でアイロンマットの灰汁が出て黄色いシミになることがあります。
湿り気がシャツに残っていると、シワが戻ってしまうことがあるので注意が必要になります。
また、霧が行きわたっていないと水分が足りず、シワが伸びません。
シャツをふんわり包み込むミストのような細かい霧を吹くことが大切です。
ドライアイロンとスチームアイロンの使い分け
生地の特性や風合い、服の形状などを考慮し、アイロンがけの方法を決めます。
① ドライアイロン
② スチームアイロン
③ 霧吹き+ドライアイロン
裏地は、合成繊維が多く使われている為。①(ドライアイロン)でしあげることがほとんどです。
綿や麻は基本的に③(霧吹き+ドライアイロン)で仕上げます。
風合いによって例外もあり、綿麻でもスチームで仕上げた方がいいものもあります。
その他、クリーニングに出すような衣類の基本は、②のスチームアイロンでの仕上げです。
やはりこちらも風合いによって例外はあり、①又は②で仕上げる衣類もあります。
スチームアイロンで縮んだ衣類を復元する
ニット製品や織の粗い生地などは、洗って少し小さくなってもスチームをたっぷりかけ、引っ張ると5~10㎝は伸ばすことができます。
① スチームをたくさんかけます。
② 伸ばします(出したい寸法の倍ぐらい引っ張って固定します)。
③ 冷まします(固定したままスチームを飛ばし冷まします)。
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はい!!
今日はここまでとさせてください。
明日は、「ワイシャツのアイロンがけ」のお話しをさせてください。
ではまた明日お会いできるのを楽しみにしております。