与えられる側から与えていく側のステージに来たということ。

※この記事は2017年に自転車で日本一周したときのものです


みなさんこんにちは、日本一周中のカンノです。

チャリ旅をしているとその姿が一風変わった見た目のためだからか、多くの人に声をかけてもらえることがあります。

時には餞別をいただけたり、「がんばって!!」の声をかけてもらったりと、人の善意や厚意に出会うことも、、、

自転車に乗って、好きなように旅をしている自分によくしてくれる人たちがいる。

「本当にありがたいことだなぁ」 

深く感謝をするとともに、実はもう一つ思うことがあります。

それが「与えていく人になりたい」ということ


与えていく人になる


冒頭にも書いたように、チャリ旅を続けていると人の厚意を受けることがあります。

ただ好きで旅をしている僕を気にかけてくれて、話しかけてくれます。

そのたびに心があったかくなるし、人との出会いは旅の醍醐味だよな~なんて気持ちになります。


それと同時にこうも思います。

「好き勝手に旅をしてる自分に、どうしてやさしくしてくれるんだろうか?」

ましてや僕は「新卒」という、現状の日本社会でめちゃくちゃ有利なカードを破り捨ててまで旅をしてる身なわけですよ!

言わば、後先を考えずにずいぶん身勝手なことをしているやつなわけで、、、、


そんな自分が人に与えてもらってもいいんだろうか。

この疑問は考えても考えても答えが出てこないように思います。

思えば就職活動を断ち切って日本一周の準備をしているときも、友人、家族、バイト先の人たちなどなど、本当にたくさんの人から応援してもらっていた。

しかし。 そんなどうしようもない僕にも、いい加減分かってきたことがありまして、、、

それがはじめに言ったように、「与えていく人になる」ということ。


でも、どうやって??


「人からよくしてもらった、やさしくしてもらった」

人に与えてもらってもいいんだろうか?という疑問に答えは出せないままなのですが、1つだけわかることがあります。

それは、こういうのは拒む必要はないんだってこと。

人の善意を自分の後ろめたさで受け取らないのはそれこそ自分勝手だ。

いっそ気持ちよく、満面の笑みで受け取ろうじゃないか!!ものすごく感謝してみようじゃないか!!!

で、受け取った大切なものに恥じないよう、旅やこれからの未来を通して「人に与えていけるなにか」を生み出して行きたい。


では、どうやって??

今の自分には旅をすることしかできない。毎日自転車をこいで、食べて、寝る。これくらいしかできないぞ?笑

あ、あともう一個あるか。

「ブログを書くこと」


書くことで伝える


そうだ、ブログがあった。

僕の旅の中で唯一、ブログは人に向けて伝えているものだ。

「景色を見て感動したこと」

「ご当地グルメを食べておいしいと思ったもの」

「次に旅をする人に向けたノウハウ」

などなど、、、

今の僕にできるのは、旅をしてその経験を伝えていくということ。それくらいしかない

だから書く!!文章力が皆無なのはわかっているけど、それでも書く!!

たくさん与えてもらってきた分、、、いやそれ以上に書いて書いて伝え続ける。

「旅を楽しんで、その経験をブログで伝えていく」

これが現時点で与えていく側に行くための唯一の手段だと思っています。


とまあ、ね!!


ここまでのナルシストな文章を読んでくれたあなた。 本当にありがとうございます

こういう内面を切り取ったような記事を書くのは、人の目を気にしがちな小心者の僕にとってかなり恥ずかしいです笑

両親とか知り合いの人たちが見てるのも知ってるしね!あ~恥ずかし~。超恥ずかしいよ~


でも、こうして書いてます。

今の僕にできるのは「ブログを書くこと」と「お礼を必ず言うこと」と「いただきますとごちそうさまを言う」くらいなものなのでね、発信することはやめられないっす!

しかしまあ、旅人の日常というのも案外ぼんやりしてまして。

チャリこいで、ご飯食べて、お風呂入って、寝る。

これだけですからね~、最近の小学生でももっといろいろやってるよ!!って感じなんですがね笑

そんな旅をする毎日の中にも、感動したことや自分の中の気づき、タメになりそうな情報などが散らばっています。

それらを今後もこのブログを通して伝えていきますので、どうぞゆるく、ラフに、半笑いくらいで見てやってもらえたらうれしいです。


【編集後記:5年後の自分から】

あらためて読み返すと恥ずかしくて死にたくなりますね笑

ですが、おかげでこの記事を書いていた当時の気持ちや思い出が蘇ってきました。

自転車で日本一周をしていたとき、お金も地位も社会的な信用もない自分にやさしく声をかけてくれた人や応援してくれた人。

そしてそんな人たちとのなにげない会話や親切心が本当に心に沁みたんですよね。


「今度は自分がその人たちみたいに与えられる存在になる」

旅を終えた5年後の自分ですが、この気持ちは今も持ち続けています。

当時よりは少しだけ余裕もできて、いろいろなことがわかりはじめて、できることも増えました。

なのでこれからも自分自身を通じて人に与えられるような存在になっていこうと思います。

そして旅先で声をかけてくれた方、同じチャリダー仲間、日本一周を後押ししてくれた家族や友人、職場や学校の人たち。

あらためて「本当にありがとうございました」


、、、、結局またエモくなっちゃいましたが、ご愛敬ということで!笑

以上、与えられる側から与えていく側のステージに来たということ。という話でした。

では~!!


【運営ブログ(タビチカ)のおすすめ記事】

【全50選】休日に一人でできるおすすめ暇つぶし方法!家でも外でも楽しめる時間の使い方

【初心者向け】自転車旅行とは?チャリダーが経験した6種類の旅まとめ【おすすめは?】

【感想】聴き放題制Audible(オーディブル)レビュー!評判・口コミ・メリットデメリット


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?