大人の足守講座
2023年1月18日(水)、いわて生協花巻様で大人の足守講座「正しい靴の選び方・正しい履き方」を講演してきました。
昨今、子どもの足の健康が健やかな発育に関係していることは、様々な足育活動などの啓発で浸透しつつありますが、大人も50歳を過ぎると「足形」と「歩き方」が変化してきます。この事は健康寿命に直結しているのでこの年代に対しての啓発活動も必要となっています。
「足形」と「歩き方」は50歳で一変する
2019年9月にアシックススポーツ工学研究所から“究極の歩き方”という本が発売されました。
ここでは「足形」と「歩き方」は50歳で一変するということが書かれています。
「足形」
扁平足は昔から良くないとされてきましたが、先天的に足が柔らかく扁平している方もいますが、特に女性は様々な要因で50歳を過ぎると足がつぶれてしまう後天的な扁平足が増えてきます。
「歩き方」
一言でいえばスピードが遅くなるですが、正しく蹴り出すことが出来なくなる。
また、今まで問題なくても元々の歩行が怪我などにより不安定だと50歳を過ぎ足や体にその代償として不具合が発生しやすくなります。
健康に過ごしたいと健康的な食事と適度な運動を思い描く
健康的な運動といえば誰でも手軽にできるウォーキングからと考える方も少なくないと思います。
健康のために始めたウォーキングでよくある事例ですが、医師の指導で健康になろうと頑張って歩いたら膝が痛くなってしまった。
勿論、歩くことは精神的にも心肺機能向上にも体重のコントロールにも筋力維持にも効果的です。しかしながら何らかの要因で正しく歩けないことが膝に負担をかけてしまうと痛みをともなう結果となることもあります。
それだけ正しく歩くということが重要なのですが、歩行時の足が正しく作動していないと様々なストレスが関節や筋にかかります。
【歩き方が気になる方へ】高齢者に多い歩き方の特徴とその改善方法!
園部俊晴/コンディション・ラボ
非常に大切な内容です。この動画を是非ご覧になって下さい。👇
先ずは、正しく歩くこと正しく歩こうとする意識、そして歩くための靴の活かし方を知ることです。