発育は踵(かかと)から その①
1歳の赤ちゃんの踵(かかと)は軟骨状態
人の踵(かかと)の骨は体重が載っても安定するように足部で一番大きな骨です。
写真は1歳の赤ちゃんのレントゲン写真ですが、この時点では踵(かかと)を中心とした足根骨は小さな状態なのがよく分かります。
成長するにつれ踵(かかと)の骨は大きくなる
赤ちゃんの踵(かかと)は小さく、骨格が成長するにつれ踵(かかと)が大きくなりやがて大人の足に近づきます。
土踏まずの頂点にある舟状骨が形成されるおおよそ4歳児ぐらいで人の足の形態は決まるといわれていますので、4歳までの足の発育、その中でも体重が一番かかる踵(かかと)の発育が重要です。
多くの親は靴が壊れるから「靴の踵(かかと)を踏まないで」と注意しますが、その真意は直立二足歩行をする人の体の構造上、踵は大きく発育させ真直ぐ立たせることが極めて重要ということを意味します。
つづく