【日記】東京藝大と羊文学
この前の休みの日に東京藝大の展示を観に行ってきた。
展示も素晴らしかったが、その後迷い込んだ東京藝大の内部があまりにも素晴らしかった。
日曜日の昼間で誰もいなかったが、クリエイティブな余韻が立ち込めていた。なんてカッコ良くて素敵なんだろうと感動した。
構内に高額なアート作品が転がっている訳ではない。
普通に木が茂っていて、コンクリの校舎があって、自販機があって、陽射しがあるだけである。
しかし、最もクリエイティブな若者たちが集まる場所では平凡な風景も全てが違って見える。彼らの気配がものすごく残っていて、全てが鮮やかで明るい。
この特徴的な背景。知っている方もいるのではないだろうか。
そう。2019年に羊文学がライブをやった場所である。
ステージは思ったよりこじんまりしていて、ここにモエカさんがいたのかと思ったりした。ジャガーの音がよく響きそう。
こういうよく分からない光の差し込みや、よく分からない階段や変な形の窓がある「静けさ」の中にいるとものすごく幸せな気持ちになる。
5分くらいしか滞在しなかったが、ここ最近で最も素晴らしい時間だった。
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