自分の気持ちを表現する文章とは。
「だ・である」調で文章を書いてみる。
これまで、「だ・である」調の文章はあまり書いてこなかった。
例えば、SNSでは口語をイメージして、感嘆詞や「笑」、「草」などの言葉を使ってきた。
人との交流があるからだ。
よつばとって改めて凄い作品なんだなぁ。
— ちゃんこ@7月から無職 (@setsuna_imr) June 1, 2022
カメラ買って、写真とか動画制作に興味持つようになった状態で読むと、また新しい気付きがあった。
日常ってのはこうやって描写するのね…！
確かに思ったことを書いてはいる。だけどこれは、まるで誰かに話しているような文章だ。
自分の気持ちは一度頭の中で咀嚼され、伝えたいことだけに整理されて書かれているように感じる。
だから、気持ち・想いが表現されているようには感じない。
では自分の書いたブログはどうだろう？
こちらは「です・ます」調の文章だ。
これは、まるでプレゼン発表をしているような雰囲気で、僕自身の感情はあまり表に出ていないように感じた。
ブログというのは、自分の意見・考えが、検索エンジン上でヒットする訳で。
それは、知らない誰かが検索して見るということで。
僕は、検索してきている人は「情報」を欲していると思うのだ。
書いてある「情報」に興味があるのであれば、僕自身の感情が全面に出た文章を書くのは、ニーズを満たせていないだろう。
そう思ったから、「です・ます」調の分かりやすい文章を書こうとしてきた。
それが、プレゼン発表をしているような雰囲気を作っているのだろう。
どちらにも共通しているのは、「人に見られる」という前提があることだろう。
だからこそ、分かりやすく、理解してもらいやすい文章を書こうとしている。
その結果、僕自身の気持ちが全面に出ない文章が出来上がってしまったのではないかと思う。
では、どうすれば僕自身の気持ちを、想いを伝えられるのだろうか？
僕は「だ・である」調の文章だと思う。
自分の思っていることを人に見せようとしないとき、きっと分かりやすくとか、理解してもらうなんて考えないはずだ。
自分が分かっていればよい、納得できればよい。
そう考えるからこそ、余白のある表現ではなく、断定的な「だ・である」調を選んでいるのではないだろうか。
それに、考えてみれば当たり前話だが、
自分が思っていることを、心の中でわざわざ「です・ます」調にするヤツなんていないだろう。
ということで、最後まで「だ・である」調で文章を書いてみました。
やっぱり、どことなく脳内で考えていることっぽく見えますね。
ただ、脳内で思っていることをそのまま書くだけでは、流れやロジックがガタガタになってしまいます。
そこはきっちり構成を考えないといけないと思いました。
それでは、お休みなさい。