オフラインに行く
日曜日の夕方になりました。休日のこの時間帯はいつも眠たいけど、眠るには不便だからなんとか起きています。夏は空がきれいに見える時間帯だから、眠るのもったいない気がするし。今日も一日どんよりしてたけど、今はほんのり青がかかってきれいです。
odolを聞いています。この歌、よく聞いたなぁってみたら4年前で、ずいぶん前のような、意外と最近のような、そんな感じがしました。
最近、土日のどちらかとか、半日とか、SNSから離れてみることがあります。意識しないとつい開いちゃうから、見ないって決めてアプリを閉じたりして。音楽やラジオは聞くので携帯から離れてはいないんだけど、それでも少し時間がゆっくり流れるような、余白ができるような感じがあって、ちょっといいです。
今日は朝から、特別理由はないけど、なんとなく不安な気持ちがあって。昨日ほとんど眠って過ごしたし、ちょっと出かけようと思って、森のほうまで行ってきました。所々圏外になる水際の森。大好きな場所なのに、今年はまだ一度も行けていませんでした。
気温が低くて、雨と霧で緑は濃くて、人には会わなくて、静か。車を停めて、窓を開けて、難しい本を少しだけ読みました。時々窓から雨が入ってきたけど、まぁいいことにします。車の屋根に雨があたって、ととと、ととと、って音と鳥のなく声。これくらいの雨なら森の中を歩いても楽しいだろうなと思いつつ、水筒のコーヒーを飲んでぼんやりしました。
オンラインと、オフライン。正確な意味は違うはずですが、頭の中では、インターネットの線にのっているか、降りているかという風に考えています。最近は、slackとかzoomとか、いろいろと便利なものがたくさんあって、大抵の場合、どこにいてもつながることができるし、届けることができます。そしてそれは確実に、去年よりもあたりまえに近く、ごく普通のことになりました。それがなければ、私もこんなにいつも通り仕事はできていなくて、とってもありがたいなと思っています。
でもこの間、三国峠を通っていて電波がなくなったとき、ちょっと安心しちゃったんですね。ここでは何も受け取ったり届けないでいてもいいんだなぁって、ほっとしました。インターネットに助けられてるし好きだけど、時々こうやってオフラインになることも必要なのかもしれません。
すっきりしない天気が続くけど、雨は雨でいいものです。