①長女が急性脳症になった

 忘れもしない、2022年9月11日ーーおそらく世間ではあの悲惨な9.11があった日という認識が一般的かと思われる。
我が家では、長女のはちが熱性けいれんを起こして救急車を呼んだ日、そのまま入院して帰ってこなかった日である。
 あの日のことを思い出すと、今でも胸が痛く、きゅっと体を絞められるような苦痛を覚えるほどのもので、もう二度と、決して、絶対に、あのようなことは起きてはいけない、起こしたくないと強く強く思う。
 当時、情報があまりになく、インターネット、SNSをひたすら検索しておりあまりの情報のなさ、ネガティブな情報ばかりで絶望していたので、長女のようなパターンもあることを記録として残しておきたいと思ったのである。
 2023年3月現在、急性脳症(痙攣重積型急性脳症、いわゆる二相性脳症と医師からは言われました)を発症して半年ほど経過しているが、長女は運動面・精神面の発達もおおよそ年齢相応くらいと言われている。
 今後その発達が遅れる、止まるなどといった可能性もあるようだが、発症・入院〜退院までを少しずつまとめていくことにする。
※自身の振り返り的にも心情など細かく書いていくのと、時系列に書いていくのとで記録を分ける予定

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