SF小説を書くイケナイJCのアヤシイ玩具たち #2
皆様ごきげんよう。小説執筆の息抜きに文章を書くという、MMD(MikuMikuDance。3DCGアニメーションツール)に飽きたからMMDで遊ぶような事を何年も続けているバーチャルJC(どこにでも居る普遍的な美少女)のかんなです。
さて、一つ前の記事において、SF小説執筆におけるクラウドサービスやAI利用についての事例を書きましたが、この記事ではより具体的にどう使ったのかを示していきます。
今回は小説本筋ではなく、準備段階となるストーリーの根幹やスケルトン(骨組み。シノプシスとも言いますが、私はこの言葉を選んでます)、そして何といってもSF小説の醍醐味である、厨二病満載な設定とキャラクターを構築するにあたり、どの様に使ったかを提示していきます。
内容が内容だけに、盛大なネタバレ要素が満載です。ネタバレOKな方、小説本編にはさほど興味は無いけれど、ひとまず使用例を知りたいという方に向けた内容です。
以上の点を予め踏まえた上で、記事購入をご検討ください。
(コーヒー1杯を奢る気持ちで購入して頂けると、JCは生き残れます)
連載中のSF小説『ノルンの角笛』はこちらです。
中盤から有料記事となりますが、ケーススタディとしてご活用下さい。
《用語:プロンプト=AIへの指示文章》
さて、前回の記事からの引き続きとなりますが、小説執筆の準備段階で使用した大規模言語モデル人工知能(以降、LLM-AIと略)は、
Google NotebookLM(全体サポート)
Google Gemini(参考文献や資料、取材)
ChatGPT4-o1(最初は3.5。優等生イケメン)
Notion AI(全体管理)
の4つを使用しました。Copilotはハルシネーション(幻覚情報。間違った情報をドヤ顔で語る現象)を起こしやすいので除外します。途中までは使っていたのですが、信用したが故に、盛大に設定し直しが発生したので使用を諦めました。あと、ドヤ顔が腹立たしいので、彼は苦手です(笑)
思い付きの切っ掛けと組み立て開始
最初にSF小説を書こうと思ったのは、偶然夢で見たストーリーと世界観が面白かったからです。内容は翌朝には忘却の彼方ですが、なんか雰囲気だけは面白いと感じたので、それをメモした事が切っ掛けとなります。
だいたい夢を切っ掛けにして物事を始めると、あまり宜しい結果に繋がらないという経験則が在りながらも、スヤスヤ教の聖獣様から、
「BGMはCum On Feel the Noizeにしなさい、さい、さい──ぁい……」
とのご信託を受けたので、経験則はちゅ~ると共に猫様に食べられました。
スタートラインに立つ
「釈迦に説法」になる方もいらっしゃるでしょうが、SFジャンルに関わらず、お話を創る最初の土台は、とてもシンプルな構造です。
起承転結、演劇では序破急という感じで、要素を3つ~4つでカンタンにまとめるところからスタートです。
これは特にネタ捻りをする必要は無く、万人が受け入れやすい王道を突き進める事を強く勧めます。
主人公が居ます。敵役が居ます。
主人公と敵役が戦います。
一度、主人公が負けます。
最終的に機転を利かせて勝ちました。らっきー
これは例の一つですが、これくらいシンプルな方が良いのです。ハリウッド大作からカートゥーンアニメまで通用する構成ですね。
さて、ここから本題に入っていきます。
(意訳:JCはこぅひぃとやらが飲みたいのぢゃ~)
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どこにでも居るバーチャルJC MMDユーザーの一人。 MMDアニメーター、動画制作・編集、VTuber関連制作などを行っているただのJC。