小さな種を預かります。
そう言われて始まった息子の高校生活。
今日、卒業式でその話を出されるまで、この3年間思い出さなかった。
先生は、
「私たちには小さな種を預けられたと思い、大切に大切に育てていきます。」
「いつか実になり、立派な木になるように、」「~~~」
もう途中から全然覚えてない。
そうだ、種の話、した。してくれた。
って思ったら泣けて。
「今年は特に大変な年で、保護者の皆さまには大変なご苦労やお気遣いを頂きました。行事も出来なくて申し訳ありません。大事な時期に出来ることが限られてしまい、力不足だったかもしれません、申し訳ありません。」
他にも何回かの申し訳ありません。誰のせいでもないのに、誰かのせいにしたい人もいるんだろうなって、ちょっと思った。多分仕方がないんだろうけど。
預けた種はきちんとお日様を探し、
空を向いて伸びてくれてる。
土を耕し、日に日に変わる細く頼りない幹を守ってくれたのは先生たちだ。
私の大切な子は、今日、笑ってた。それだけでいい。
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素敵な桜の画像、お借りしました。
このパターンで載せてみたのが初めてなので、どうやったらお借りしたいことを伝えられるのかもわからず・・・。
もしなにかありましたら消しますのでお声がけ下さい。