長寿=幸福？

人種について

バヌアツ人はメラネシア系の方がほとんどです。

青い部分がメラネシア

所説ありますが、メラネシア系の方々は蒙古系（アジア系）の褐色人種とアフリカ系の黒色人種が混ざった系統だといわれています。なので、日本人にはとても馴染みやすい顔立ちの方が多いです。探したらいるかもな～ってくらい。

ココナッツを割るバヌアツ人

バヌアツではアルビノの症状をもって生まれる方がどうしても目立ちやすく、多いように感じていました。1000人に１人はいるくらい。世界的にも多い国の１つだと聞いたことがあります。

バヌアツ人の寿命

男女平均で70歳だそうです。女性の方が少し長いかなというくらい。
もう60歳超えたくらいから一気におじいちゃん、おばあちゃんになります。70歳くらいになると、「彼はすごい！タフだ！」と街中みんなに知れ渡るくらいのすっごい老人になり、有名になります。

私の両親は70歳と72歳ですが、バヌアツ人に写真を見せると
「50歳くらい？」と言われ、本当の年齢をいうと、
「嘘だ！なんでだ。良いもの食べてるから？なんで？」
と質問攻めにあいます。100歳まで日本人は生きると伝えると腰を抜かせるほどです。

老衰で亡くなる方は70歳近くまで元気だった気がしています。
それ以前に50代60代で亡くなる方がかなり多いのではと想像します。実際に一番問題となっていた病気は糖尿病です。
糖尿病に対しての予備知識が足りない、治療がほぼできない、糖を抑えた食事が難しい。色々原因はあるかと思いますが、私が2年暮らす中でも身近な方が糖尿病に何人もかかったり亡くなったりしました。

寿命が短くて可哀そう
もっと長生きさせてあげたい

そんなこと思わないであげてほしいです。
彼らは私たちよりずっと生きていることに幸せを感じ、身体の思うままに生活し、心から日々楽しんだり笑ったりして生活しています。
生きている時間は短くても幸福度は彼らには絶対に叶わないと私は思います。