オフザボール
サッカーに興味がない人とお話をしていて面白いなと思ったことがありました
「サッカーとか野球って2時間も観て1点も入らない試合もあるでしょ?退屈じゃない?」
と言われたことでした
確かにバレーボールや卓球などのネット競技と違って
1プレーで1点が入るわけではない
それの何が面白くて見ていられるのか、と
なるほど、そう感じる人もいるのかと思いました
サッカーとは簡単に言うと
1チーム11人の2チームで1個のボールを主に足を使って移動させ
自チームのゴールを守りつつ相手チームのゴールへ運び
相手ゴールにボールが入ると自チームの得点が1点加算させるスポーツ
試合時間は社会人以上となると
前後半合わせて90分という時間ですが
1人あたりがボールに触る時間は
合計すると2~3分とも言われています
つまり80分以上の時間が
オフザボールと言われる自分がボールを保持していない時間
けれどもそこには味方からボールを受け取りに行く動きや
相手を惑わしてボールを保持している人を補助するような動きがあるわけで
それぞれのチームの作戦や選手の特徴を生かした攻撃がハマると
何かの理論を成立・証明させるような
問題やクイズを解くような快適さがあって
それはプレーする側、コーチする側ももちろん
競技場やテレビで俯瞰的に観る側からも味わえるわけです
オフザボールは他の球技でも用いられる表現かと思いますが
たとえば生活や仕事の中でも大切な考え方だなと思っています
何も起こっていない時はそれで何よりですが
その中でどう準備をしておくか
今後に向けて上積みしておくための行動であったり
何か問題が起こった時の対処であったり
心や身体の予防というところもそう
想定をして準備をしておくことってとても大切ですよね
サッカーはあくまで一例ですが
これを機にちょっと興味を持たれたら
ぜひボールを持っていない人の動きも見てみてくださいね
札幌で一緒に観られる方はぜひ僕が解説しますし
テレビなどであれば近年引退されて解説を務められている方は
本当に分かりやすく説明をしてくださっているので
ぜひ耳を澄ませてみてください。