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きっと大丈夫と思えること

今から30年前、大学生の時、友だちに「かなちゃん、なんとかなるねんって口癖?」って指摘されたことがある。その頃の私は、一人暮らしを始めたばかり。子供のころの事故で左半身に麻痺が残る私は必死に生活をしていたころだ。神戸が意外と都会なんだと知ったのもこの頃。

玄関を出て右にも左にも100メートル歩くとコンビニがあった環境。神戸なんて何もない山と海しかない環境だと思っていた。お洒落な町並みはあったけど。慣れや当たり前って怖いですね。

事故にあって、必死に生きてきた私。必死に歩かないと歩けないし、必死にやらないと何にもできない。何にも達成できない…。必死にやらないと親はできない様子をみて悲しそうにしている…。
でも、必死にやりすぎると周りがあんなにやらないとだめなんだよな~と辛そうにしている…。だから普通にみせながら必死にやる癖がついたのかもしれない。
で、必死をみせず必死に生きることが当たり前と思っている私。努力はみせるものじゃないと思っている私。そして、自分の本当の悩みなんて口にするもんじゃないと信じている私。

心理学の専門家であり、コミュニケーションや気づきの講師をしている私でも、心の奥にある<自分の囚われという不都合な心の塊>は中々取り除くことはできないんです。なくそうとしたって中々なくせないものなんです。本を読んでも講座やワークショップにいっても。

だけど、私がいえる唯一のことは、信じるということ。自分の力をとことんまで信じることで、囚われという塊があってもなんとかできるんです。だって自分を信じてるんだからなんとかできるんです。

自分の囚われを知っているから前に進めなくなった時にあ~囚われてるなぁに戻れるんです。

だから自分を知っていればきっと大丈夫♪

きっと大丈夫だからと緩い感じでいれたらいいですよね。

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