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わたしがバナナを買うとき。

先日、スーパーに買い物に行ったらぞろ目セールでフィリピン産の超大房バナナが333円!!

ポイント1
プラスチックの袋に入っていない裸売りのバナナ。

ポイント2
日本までの輸送距離が短いアジア産のバナナ。

ポイント3
安い。

というわけで、お買い上げ。


バナナをひとつ選ぶのも大変。

わたしは環境オタクなので、なるべく国内で生産できるものを選ぶ主義。
だからバナナはあまり買わなくなったけれど、でもわりと安価で栄養価満点、庶民のための果物バナナはやっぱり食べたい。なのでたまに買うのですが、バナナを一つ買うだけでも複合的に色んなことを判断しないといけなくて、結構悩ましい・・・プラスチックに包装されているのにまずひっかかる。

そして、

この日は、この超大房バナナのとなりに、有機栽培バナナが並んでいた。
レインフォレスト・アライアンスがついたメキシコ産のバナナ。

森林保全や化学肥料、農薬を使わず土壌汚染をしない栽培をしている商品につきます

あれ?これはわたしがバイトしているオーガニック食品店で売っているものと同じ。400円くらいはするはずなのに、このスーパーだと299円じゃん!しかも環境に配慮された栽培だし・・・

と心揺らぐが、

プラスチックの袋に入っているのが気に入らないわたし。

バナナを袋に入れて売っているのは、どうやら世界中見ても日本しかないらしい。


袋入りのバナナは今の日本では当たり前

なぜ袋に入れてあるのか、調べていると、こんなサイトを見つけた。

そのサイトによると、

以前、バナナは日本に輸入されてから、スーパーや八百屋で小房に切り分けられ、そのまま店頭に並ぶ「裸売り」のものしかありませんでした。しかし甘さや栽培方法などに特徴がある、商品名のついたバナナが登場すると、商品名や産地情報などが分かるシールが貼られた「袋売り」が主流になります。
現在では袋売りバナナの多くは、日本に輸出される前にバナナ農園の作業場(パッキングハウス)で袋詰めされています。

おしごとはくぶつかんより

まぁ、そうでしょう。バナナの商品情報を明記して、特徴を知ってもらって買ってもらうために袋入りにしている。

けれど、バナナはもともとは、裸で問題なく売っていた。プラスチック汚染が社会問題になり、日本がプラスチック包装ゴミ排出量世界で2番目に多い国というのは、まずいと思う。
だから、わたしは有機栽培の安全で健康に良いバナナだから、プラ包装して販売するのはまぁ良し、太平洋を渡って日本から遠いメキシコから船で運んできてるけど、その二酸化炭素排出もプラマイゼロ?というのはなんだか矛盾していると思ってしまう。

正直、こういう良いバナナは確かに味も美味しいのだけど。
(買ったことはある)

この超大房バナナが、どれくらい農薬を使われているのか、そんなことはわたしにはわからないが、裸売りで近場のアジアから運ばれてきたバナナ。

そんなこんな頭を巡らせて、この日は、
たぶん3キロくらいあったと思うとっても重たいバナナを自転車の
かごに積んで持って帰りその後、家族4人+犬1匹で10日ほどかけて美味しく食べ切ったとさ。




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