見出し画像

【本のあるところajiro】『ジェーンの物語』刊行記念 永井玲衣×塚原久美トークイベント「生きづらさからの解放のためにいまのわたしたちができること――『ジェーンの物語』から考える」(10/17・オンライン)

『ジェーンの物語』刊行記念
永井玲衣×塚原久美トークイベント
「生きづらさからの解放のためにいまのわたしたちができること――『ジェーンの物語』から考える」
(10/17・オンライン配信)

★お申し込みはこちら
配信視聴チケット(1か月アーカイブ付)


ジェーンの物語 伝説のフェミニスト中絶サービス地下組織』の刊行を記念して、本書の訳者・塚原久美さんと哲学者・永井玲衣さんのトークイベントを開催します。

60年代末から70年代にかけてシカゴに実在し、女性たちを救うため活動した地下組織〈ジェーン〉。彼女たちが挑んだ運動から、現代社会における私たちの課題を考え、女性のリプロダクティブ・ヘルスとライツの問題を出発点に「連帯をはばむものはなにか」という問いを掘り下げます。
 日本でも注目される経口中絶薬の議論、そしてアメリカでの中絶を巡る激しい論争。決して過去の話ではない『ジェーンの物語』が、中絶や女性の権利にとどまらず、広く社会全体で支える連帯の可能性を探る一助になるのではないでしょうか。

今回登壇するのは、日本人のリプロの環境改善をライフワークとする中絶問題研究家で、『ジェーンの物語』の訳者である塚原久美さん。ともにお話して頂くのは、人びとと考えあう対話の場を各地でひらく哲学者の永井玲衣さんです。
 
〈ジェーン〉たちを突き動かしていたものは何か?
〈ジェーン〉たちはどんな理念を共有していたのか?
そして、私たちは何を学び、何ができるのか?
 
お二人の視点から考える対話の時間、ぜひどなたでも、ご参加下さい!

イベントでは、参加者のみなさんからご質問やお話されたいことを募集します。『ジェーンの物語』への質問や感想、お二人に聞いてみたいことなどを以下のフォームまでお寄せください。

https://forms.gle/ioXL7FJb768PkHNh9

※投稿は当イベントの会場参加者・オンライン参加者に限らせていただきます。
※事前投稿はイベントの1日前(10月16日)までにお寄せください。
※都合により質問に答えられない場合がございます。ご了承ください。


日時:2024年10月17日(木)19:00~20:30
 
出演:
永井玲衣さん
塚原久美さん(『ジェーンの物語』訳者)
 
会場:本のあるところajiro(福岡市天神3-6-8-1B)
 
参加方法:ライブ配信&アーカイブ視聴
チケット:配信1,100円 
配信方法:YouTube(1か月アーカイブ付)
お申込:配信視聴チケット(1か月アーカイブ付)
 
主催:本のあるところajiro
お問い合わせ:ajirobooks@gmail.com(担当:兒崎汐美)


【登壇者プロフィール】
永井玲衣(ながい・れい)
人びとと考えあう場である哲学対話をひらく。政治や社会について語り出してみる「おずおずダイアログ」、せんそうについて表現を通して対話する写真家・八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」、Gotch主催のムーブメントD2021などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)『世界の適切な保存』(講談社)。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。

塚原久美(つかはら・くみ)
中絶問題研究家、公認心理師、中絶ケアカウンセラー。著書『日本の中絶』、『中絶技術とリプロダクティヴ・ライツ』(勁草書房:山川菊栄賞、ジェンダー法学会西尾学術賞)、訳書『ジェーンの物語』(書肆侃侃房)、『中絶がわかる本』など。日本人のリプロの環境を改善することがライフワーク。


いいなと思ったら応援しよう!