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三日月鬼雷舞~第三章~(松山一族物語)

忘れもしない、瞼の奥で白い閃光と共に浮かび上がる影。
車座になって上機嫌で酒盛りをしている賊どもは全部で4人。
その長らしき男は長髪に濃い髭を生やしており右目が刀傷で塞がっていた。
手下同士は名前ではなく暗号で呼び合っており
甲、乙、丙という3人組は些か若く長の息子のようであった。
間違いない、俺の家族を皆殺しにした賊どもは彼奴らだ……!

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ナニハトモアレ世知辛い時代でございましてねぇ。拙者の思想妄想幻想世界の具現化にも先立つモノをお許しください。ここで頂きましたサポートは全て当一座の舞台への糧となります。「オダイハミテノオカエリニ」ササ、オキモチテイドデモ、ドウゾドウゾ