付き合ってる男からのガチ冷めワード マスカットの場合
仕事が落ち着いたので、ひと足お先に大掃除モード。お部屋の断捨離を敢行しました。45ℓのゴミ袋を4袋出して、スッキリしたマスカットです。
とはいえ、頑張ればまだまだ捨てられるはず。捨てたい。
理想の暮らしは、トランクひとつだけで浪漫飛行へin the skyです。
80年代はさておき………。
モノが捨てられないって、実際にはモノの背後にある「思い」が捨てられないんですよね。「あ、これ〇〇さんにもらったなぁ」「これまだ使えるのに捨てるって私どうなのよ」とか。
強烈ではないけれど、ぼんやりとした思い。ガチ冷めしたら捨てられるのに。
こんまりさんかよっていう滑り出しでしたが、やっと出ました。
今月のテーマは「ガチ冷めワード」です。
人間関係においても、整理整頓は必要だし、整理整頓されてしまうこともあります。こと恋愛においては、この繰り返しといっても過言ではないでしょう。
少なくとも恋愛体質な私の人生はそんな感じです。
そこにはいつだって、ぼんやりしてられない大きな問いが横たわっている。
「あなたにとって私は必要なのか、私にとってあなたは必要なのか」
うわ。
書いてるだけで、ちょっとお腹痛くなる………。
前回のコラムで、オレンジことみどりーさんが、
「一度「燃え・萌え」になると、何を言っても言われても「かわいい~!かっこいい~!ステキ~!天才~!」って思っちゃうので、ひとつの言葉で冷めるということがない」と書かれておりました。
私もそうなんですよ。基本的には。
でも、
「あなたにとって私は必要なのか、私にとってあなたは必要なのか」
という問いが常に私を不安にさせる………。
その問いを揺るがすのが「ガチ冷めワード」となるのです。
まぁ「ちょい冷めワード」までレベルを下げると枚挙にいとまがないですが、
「ガチ」レベルといえば、数年前にこんなことがありました。
当時の私は30代後半、彼は10歳くらい年下でした。(すでに「くらい」とか言っちゃうくらい忘れてるw)
一年くらい(また「くらい」w)付き合っていたのですが、ある日のデートで言われたんですよ。
「いい年して、そんな色のワンピースやめろよ。」
血の気が引きました。
その日の私が着ていたのは、アローズの店頭で一目惚れして思い切って買った、ピンクのワンピース。ちょっぴりアジアンテイスト入ってて、すっごく可愛かった!
とはいえ、可愛かったのはワンピース。
彼は、私のワンピース姿を可愛いとは思わなかった。
本音で言えば、もちろん可愛いと思われたかったけど。
でも、それはそれ。
「僕はその服が好きじゃない。着ている君も可愛くない」という感想もありましょうよ。
それを言われたら、切ないけれど受け入れる。
だって、そうなんだから仕方ない。
でも。
年齢で服のデザインや色を決めつける、彼のゴリゴリのエイジズム。
「なんて、しょうもない男なんだろう!」と、心底思ってしまったわけです。
そして何よりガチ冷めまで到達させたのは「やめなよ」というワード。
自分の価値観を押し付けて、わたしの行動を変えようとする発言。
このあと話し合って、関係を改善しようという気に全くなれなかった。
これがつまり「ガチ冷め」ですよね。
ワナワナしながら思いました。
(こいつはもう、私には必要ない。私の人生の邪魔をすんな!)
即、帰宅しました。
彼とは、それきっかけで破局。
もちろん好きだったし、お別れは悲しかったものの、
今振り返っても、別れて正解だったなぁと思います。
まぁガチ冷めするとスパッと捨てられるので、それはそれで悪くないのかもしれません。さみしいからって、ずるずる尊敬できない男といるよりは、ひとりでいるほうがよっぽどいい。
こんまりさんも言ってます。
「触って「ときめくもの」以外捨てちまえ」と。
(そんな口調か?)
ちなみに。
スパッと断捨離すると、いいことを引き寄せる効果がある、なんて聞きますよね。
ふふふ。
ピンクのワンピース事件の数ヶ月後には、もっといい男子との「触ってときめく」素敵な関係が待っておりましたw
彼はそのワンピースを着て会いに行ったら、可愛いって言ってくれた♡
ガチ冷めしたら即、捨てる、ガチ冷め断捨離オススメです。