自殺する前に感情自己責任論を

縁あってとある山奥のダムに勤務していたことがある。
都合3年務めたのだが、毎年のように周辺で自殺が発生した。2人は堰堤からの飛び降り、1人は近くの雑木林の中で首吊りだった。
飛び降りたうちの1人はその瞬間が監視カメラに録画されており、同僚や警察官らと一緒にそれをチェックした。画面が粗くコマ送りしないと良く分からなかったが、堰堤に自家用車を停めるや否や、ドアを開けてすぐさま飛び降りる場面が残されていた。
警察が来る前に現場確認したが、30代くらいの男性で既に顔面蒼白で生気はなく周囲は血だらけ。遣り切れなさを禁じ得なかった。


自殺する直前が如何に苦しいかは、本人しか分からない。
だがその苦悩の原因は、結局のところ「勘違い・思い込み」だ。「死ぬ(殺す)以外に解決法がない」は論理飛躍・自己矛盾から派生した錯誤・錯覚・テロリズムである。

視野狭窄を防ぐには、新たな知見をインプットし多角的な観点を見に付けることが必要不可欠。情報不足なまま幾ら思考を凝らしても堂々巡りするだけだが、自分の中にある思い込みを認識しそれを改めれば、少なくとも希死念慮を抱くほどの精神的苦痛は生じなくなる。
仮に本人に学習意欲がなくても、精神的苦痛を緩和する手段は存在する。死んだ方がマシな程の肉体的苦痛も、適切な緩和ケアでQOLを維持する事は今や不可能ではない。

自殺を考えている人は是非、感情自己責任論を精読して、新しい視点・価値観・世界観を得て欲しい。
自殺願望どころか自己嫌悪すら「そう捉えるよう洗脳された結果であり、本当は必要が無い感情」だと分かるま/ので。


以下、弊サイトより抜粋
自他殺願望の原因は「死ねば解決」という勘違い錯覚テロリズム虚無主義。その洗脳からの脱却に必要なのは幅広い知見。
適切十分な人権概念・判断力・問題解決力を習得した者はどれほど劣悪な環境にも適応し希死念慮はおろか自己嫌悪すら抱かない。
宇宙の片隅の星の上の高度文明の発達期に知的生命体として直に生きる又とない機会・幸運を自ら放棄するのは贅沢の極み。
自殺者に同情し過ぎれば後追い自殺、関係者を責め過ぎれば復讐自殺を誘発。自殺者心理に疎い偽善者ほど報道規制を非難。
自殺に関するよくある勘違い kanjo.g1.xrea.com/hanzai.htm#2

あらゆる社会問題に共通する根本原因は無知思い込み勘違い誤解視野狭窄。解決に必要なのは適切十分な高水準教育(≠高学歴)。
義務教育で哲学や心理学を教えないから、先見力協調性適応力自制心倫理観論理力EQ各種リテラシー問題解決力等が低くなる。

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