これぞ産経新聞クォリティ
頭の悪そうなタイトルを手繰ってみるとフジサンケイGの記事であることが多い。これもその一つだ。
「重要なのは男女問わず意欲」とのこと。
意欲も大事だが、それ以前に「能力・適性」だろうに。
《いやいや、タイトルでは省いたが本文では当然、能力についても言及しているのだろう》と思っていたら、続く㊦を含め最後まで「意欲」のみで終わっていた。
これを書いた産経の大阪社会部次長は、「最も厄介なのは、ヤル気だけは人一倍ある無能者」という批評や「実際にそんな政治家がどれほど多くの失言・妄言を吐き物議を醸し揉め事や混乱を起こして来たかという事実」を、メディア人として十分に認識しているのだろうか。
因みに、「クオータ制㊤」では何故か別の人が執筆しており、引用部分ではあるがしっかり「能力」について言及していた。
いつも何かしら抜けているのが産経クォリティ。ヤル気満々の人材が多いのかも知れないが、こんな高校生レベルのコラムでも生活費を稼げるのだから羨ましい御身分である。