「強制加入」は民度が低い集団の特徴

「強制加入、脱退困難」は、民度の低い集団あるあるだ。その全体主義的な発想は、多様性への不適応などにも通じる(故に、その集団内では虐め等も発生しやすい)。
にも拘らず未だに全国の公立中学の3割が、部活動強制加入だという。

「部活動をやれば非行を防止する」は典型的な「前後即因果の誤謬」である。
部活動に生き甲斐を見出し自己肯定感を高め、結果的に反社会的な人格が矯正されているだけで、その手段が部活動でなければならない必然性はない。
部活動を強いる大人には、子供が置かれた家庭環境の劣悪さを補填するだけの傾聴力・説得力・指導力がない。だから「取り敢えず部活動をやらせとけ」というお為ごかしな手立てしか思い付かない。
これでは子供の自主性は伸びないし、部活動に意義を見い出せない子供は救われない。

何であれ「やりたい」と思う子供には、存分にやらせれば良い。概して体験欲求とは、彼らにとって「それに時間を割くことが有意義である・効率良く成長できる」という証拠だからだ。
だから「やりたくない」と思ったら他のことに時間を割く方がいい。既に飽きが来た行動を漫然と繰り返すくらいなら、感情自己責任論を読ませる方がマシだ。
勿論、読みたくないなら読ませない方が良い。興味が湧かないということは「まだそれを読むタイミングではない・現時点で本人には必要がない情報」という証拠だからだ。

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