フクシン アズール 染色色素
唐紅はフクシンといわれることもある。との記載がある。フクシンは化学式C20H19N3·HClで表されるローズアニリン塩酸塩で、紅紫色染料である。実際には類似する化合物の混合物で、その構成物質は様々な名で呼ばれる。1858年、アウグスト・ヴィルヘルム・フォン・ホフマンによってアニリンと四塩化炭素から合成された。"フクシン"という名は、植物フクシア(花の色が似る)に因んで作られたともいわれている。フクシアは、アカバナ科の低木である。花が美しいので鉢植えなどでよく栽培される。
酸性フクシンは塩基性フクシンをスルホン化したものである。
http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/user/health/pathology/stain/lec60000/03_1.html
塩基性フクシンはローズアニリン・パラローズアニリン・ニューフクシン・マゼンタ2などの混合物である。細胞核の染色に広く用いられる。フェノール溶液は石炭酸フクシンと呼ばれ、結核菌の染色に用いられる
このように、フクシンは検査で細胞を染めるのに使われているようである。
アズレン (英: azulene) は10個の炭素原子と8個の水素原子からなる炭化水素で、ナフタレンの構造異性体にあたる。分子式は C10H8、分子量 128.17、融点 99–100 °C、沸点 242 °C。ナフタレンのような特有のにおいを持つ、代表的な非ベンゼン系芳香族化合物である。後述する、アルキル基で置換されたアズレンはモノテルペンにも分類される。 アズレンは濃青色の昇華性の高い結晶であり、これはナフタレンやその他多くの炭化水素が無色透明であることと対照的である。名称もスペイン語で「青い」を意味する "azul" に由来する。消炎作用があり、副作用の心配がほとんどないため、昔から肌の炎症を抑えるために化粧品やせっけん、入浴剤などの日用品に用いられており、鼻、のど、胃などの炎症を抑えるためにうがい薬、目薬、胃薬などの医薬品としても用いられている。 その歴史は古く、15世紀にはカモミールの水蒸気蒸留によってアズレンを含む濃青色の精油が得られていた。
アズールB
メチレンブルー
ヘマトキシリン
エオシンY
ギムザ染色 溶液はメチレンブルー、エオシンおよびアズールBの混合物
http://blog.livedoor.jp/garjyusaiga/archives/52412482.html