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ジャージー

メリヤスは、メリヤス編み(平編み・天竺編み)で編んだ生地、またはそれらの生地を使用した製品を指す。伸縮性に優れ、靴下類や下着類、手袋や帽子など日常衣類の多くに利用されている

17世紀後半に、スペインやポルトガルなどから靴下などの形で編地がもたらされた。そこで、ポルトガル語やスペイン語で「靴下」を意味するポルトガル語の「メイアシュ」(meias)やスペイン語の「メディアス」(medias)から転訛した「メリヤス」が、編み物全般を指すようになった。
1950年代までは、機械編みによる薄地の編物全般、肌着・靴下などの伸縮性を求める衣類全般、または伸縮する生地を広く「メリヤス」と呼んだ。その後、衣服関連の新たな外来語が多く使われるようになり、現代ではメリヤス(編み)という用語は主に肌着に用いられ、編地全般はニット、アウターのカジュアルウェアはジャージーと言われる。

ジャージーという呼び名は、アメリカのメリヤス生地の呼び名、およびメリヤス生地で作られた競技用ウェアをジャージーと呼ぶことに由来する。アイスホッケー選手やバスケットボール選手が試合中に着ている、ゼッケンがつけられたシャツがジャージーである。

日本で一般にジャージーと呼ばれているトレーニングウェアは英語ではトラックスーツ (Tracksuit) と呼ぶ。

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