【マケイン】負けヒロインが多すぎる! 11話 温水くんを攻略したい
話は聞かせて貰った(嘘)
部長会の挨拶の練習をする小鞠ちゃん
「温水はもともとこの程度の男だ」
温水くんの厳しさの中にある優しさ
人見知りの小鞠ちゃんが部長会で失敗して落ち込まないようにフォローしている温水くん
失敗だけはさせないように
失敗して傷つく小鞠ちゃんを見たくないから、失敗する機会を取り除こうとする温水くん
部長の事を好きになってよかった
その期待に応えたい
「今回は皆の力を借りたから、次は一人でやらないと 文芸部を守れない」
「俺達もいるからあんまり無理すんな」
一人でやることにこだわる小鞠ちゃん
どうして一人でやろうとするのかわからない温水くん
動物園デート
アフリカヤマネかわいいぞー
ツチブタ一択だ
植物園行きたい
ダイエット中だからおやつ買ってくる
日本語なのに何を言っているかわからない
スピーチの練習してもどうしても緊張しちゃう小鞠ちゃん
「なんで、無理とか そんなことばかり 言うの」
「部長になって張り切るのもわかるけど」
「部長なんてやりたくなかったよ!」
「!」
「玉木先輩のことずっと部長って呼んでいて、やっと思い出にできそうだったのに、そしたら私が部長って呼ばれて、なんか頭の中わけわからなくなって」
部長になりたくてなったわけじゃない小鞠ちゃん
好きだった部長
部長と月之木先輩に託された場所
自分がやらないとダメ 自分しかいない
自分が部長になって3人の大切な場所を守らなくてはならない
でも、なんのために?
3人の大切な場所を、1人になった小鞠ちゃんが部長になって守る
何を守るの?誰もいなくなったのに
わけがわからなくなるけど、やるしかないからやる小鞠ちゃん
「ついてくるな!」
ガチでついていかない温水くん
ついていけない温水くん
小鞠ちゃんのためを思って、小鞠ちゃんを苦しめたくなくて部長会のスピーチをやめさせようとした
それが小鞠ちゃんの葛藤をさらけ出す形になってしまって、何をしたらいいのかわからなくなる温水くん
「なんか珍しく深刻そうだね」
小鞠ちゃんは自分と同類
なんでもわかると思っていた温水くん
それが、わかってなかった
わかったつもりでいたけれど、わかっていなかった
声が震え、目が泳ぐ温水くん
「私になにかできることある?」
ない
なにもできない
これは温水くんの小鞠ちゃんへの認識の問題
八奈見さんには何もできない
「そっか」
それでも隣にいてくれる八奈見さん
支える距離にいれる八奈見さん
話しかけてくるピンク髪
「お悩みみたいだね」
「ずばりお腹が空いてるんだね」
違います
「杏奈ならこれでだいたい当たるんだけどなあ」
杏奈の回答はだいたいお腹が空いている
これはつまり、満たされていないということ
食欲魔人
八奈見さんの食欲は
焼塩が走ること
小鞠ちゃんが書くことと同じ
恋愛への、マケインのどうしようもない気持ちをぶつけている代替手段
袴田くんへの恋心
勝ちヒロイン姫宮さんから毎回毎回、恋に満たされていないことを指摘されていた負けヒロイン八奈見さん
夏場に3キロ増えて、今2キロ痩せた
ということは失恋で傷ついた心が1/3まで癒されてきて、もう少しで袴田くんへの恋を終わらせることができるということなんだろうな
「キミと杏奈のテンションも、なーんかリンクしてる気がするの」
温水くんと八奈見さんが恋愛絡みで関係していそうだとゲスの勘ぐりするピンク髪姫宮さん
勘違いではあるんだけど、どうなんだろうな
温水くんは小鞠ちゃんのことを思って悩んでいる
八奈見さんはそんな悩んでいる温水くんを想ってテンションがシンクロしている
直接恋愛ではないんだけど、八奈見さんが温水くんの心に寄り添おうとしているのは間違いない
「安心して骨は私が拾ってあげる」
温水くんがやったことが仮に失敗したとしても、小鞠ちゃんから温水くんがガチで嫌われたとしても、小鞠ちゃんを支えるよフォローするよという宣言
温水くんの気持ちである、小鞠ちゃんを傷つけたくないという気持ちを継ぐ宣言
八奈見さんギャグキャラっぽい演出してるけど、すごくいい女の子だねえ
「佳樹の事が大好きですよね」
妹ちゃんのターン
妹ちゃんは温水くんが最近ずっと思い悩んでいるのを察している
女の子のことをずっと考えている
「自分の考えを押し付けたりしない」
妹ちゃんも、自分の考えを温水くんに押し付けたりしない
お兄ちゃんが好きという妹ちゃんの気持ちを温水くんに押し付けない
「彼女とうまくいくといいですね」
この「彼女」は「女性」という意味だけではなく、「パートナー」の意味
お兄ちゃんが好きになった女の子ができたなら、自分の気持ちは隠して恋を応援しようという妹ちゃんの心
お兄ちゃんの幸せを最優先しようという妹ちゃんの心
それでも最後に「月が綺麗ですね」アイラブユーを伝える妹ちゃん
温水くんに知られることなく、独りマケインを受け入れた妹ちゃん
「女の感です」ペロリと舌を出す
お兄ちゃんは妹ちゃんの気持ち、恋心を理解してくれないことは分かってる
ちょっとしたいたずら心を出す
気持ちを出した舌出し
いいですね
小鞠が来たらちゃんと話すからさ
小鞠ちゃんに気持ちを伝える温水くん
そばにいてくれる八奈見さん
読まないラノベを積む
タイミングを逸してやるべきタイミングでやれないままずるずる後回しにしてしまう弱さ
そんな弱さが出てしまわないように、そばにいてくれる八奈見さん
八奈見さんが見てくれるだけで、温水くんは全力を出せる
言い訳することなく、躊躇することなく
自分がやりたいことをやれる
もし間違ったとしても、八奈見さんが骨を拾ってくれる
フォローしてくれると信じれるからこそ全力を出せる準備ができてる温水くん
案の定というか、当たり前のようにテンパる小鞠ちゃん
わかっていた
温水くんにはわかっていた現実
小鞠ちゃんの努力を温水くんはわかっている
でも、評価する連中は結果だけで判断する
小鞠ちゃんの努力を知らない連中が小鞠ちゃんを準備不足と断罪する
それは温水くんは耐えられない
小鞠ちゃんの努力が報われず、トラウマを抱えるような結果が見えている
でもそれじゃあんまりじゃないか
小鞠ちゃんの努力を一番知っている温水くんは受け入れることが出来ない
だから出しゃばっているとわかっていても部長会議に出てしまう
それが小鞠ちゃんの努力を台無しにすることだとわかっても出てしまう
小鞠ちゃんに冷水ぶっかけられる温水くん
小鞠ちゃんのためにやったのに、小鞠ちゃんから拒否される
でも小鞠ちゃんを恨む気持ちはない
こうなるとわかっていた温水くん
あたりまえのように受け入れる温水くん
水をぶっかけられながらも、まわりがドン引きしながらも、文芸部の役割をこなす温水くん
そんな温水くんをみて、ティアラちゃんがどう思ったかな?
小鞠ちゃんを追い込んだのはティアラちゃん
おそらくティアラちゃん本人は正しいことをしたと思っている
小鞠ちゃんがテンパっているのを見て、これ以上傷つかないように流したようにも思える
それでも、その後の温水くんの行動を見て、自分のやったことの過ちを気づかないほど残念な人間ではないと思う
温水くんのカッコイイところに気づいたんじゃないかな?
やらかした ね
失敗した温水くん
でもあの状況で温水くんとしては最善の行動したと思ってるだろうし、もし時間が戻ったとしても同じことをしただろうな
部長会 あの状況になった時点で詰んでいる
だから温水くんとしては最善の対応をした
でも、小鞠ちゃんを傷つけた
部長会の前に、もっとうまくいくための準備ができたはずだった
それが出来なかったことを悔やみ、凹む温水くん
「やろうとしたことはわかるけどさ」
小鞠ちゃんを助けようとしたこと、トラウマを植え付けることを避けたかった
それを理解している八奈見さん
八奈見さんは温水くんがしようとしていることをホントよく理解している
八奈見さんはマケインの女心もよく理解している
キャラ的に温水くんに近いのは小鞠ちゃんだと思っていたけど、他人の心情を理解する能力という意味で温水くんに近いのは、わかりあえるのは八奈見さんかもしれないな
「小鞠ちゃんも温水くんを悪者にするのは嫌だったんじゃないかな」
小鞠ちゃんは自分の代わりに温水くんが犠牲になることを受け入れたくない
小鞠ちゃんは自分の責任だと思っていた
自分が失敗したとしても、自分が責任を追うべきと思っていた
実際失敗して、その後自分がダメージを受けることが当たり前だと思っていた
でも、それを温水くんが奪った
温水くんに救われた
即興で作った嘘のシナリオ「温水くんが本当は部長なのに、小鞠ちゃんに部長の役割を押し付けて、結果準備不足な小鞠ちゃんがテンパってうまくできなかった」これを部長会の連中に見せて小鞠ちゃんを救った
温水くんを犠牲にして小鞠ちゃんが助かったことになる
それは小鞠ちゃんが嫌がる
すべて自分が受け入れるという覚悟を持っていたのに、その覚悟を含めてサラッと温水くんが受け止めた
悔しい、情けない、嬉しい、ありがたい、どうしてそんなに優しくしてくれるの
いろいろな感情がまざって爆発してしまった小鞠ちゃん
温水くんの優しさがわかるから、小鞠ちゃんは自分が情けなくなって痛みを感じる
温水くんとは対等だと思っている小鞠ちゃん
だからこそ同情はされたくない小鞠ちゃん
「最期の一つは温水くんにあげるね」
八奈見さんは最期の判断を温水くんに委ねる
このまま小鞠ちゃんと会話しないで終わることも出来た
温水くんがそう決断したなら八奈見さんもなにもしなかっただろう
でも、温水くんは小鞠ちゃんと話すことを決意した
だから八奈見さんは仲間に連絡して協力してもらい、小鞠ちゃんを探す
温水くんのやりたいことを全力で支える八奈見さんカリスマコンサル八奈見ちゃん
八奈見さんと温水くんがいつもいた階段に小鞠ちゃんがいる
小鞠ちゃんは温水くんならここにくると思ってこの階段にいたんだろうな
小鞠ちゃんと温水くんの共通する水道という場所ではなく、八奈見さんと温水くんが楽しそうに話していた場所
小鞠ちゃんがそんな関係を好ましく思い、
自分も居場所がほしいと思い、
たびたび温水くんに会うために訪れた場所に小鞠ちゃんが居た
「余計な御世話だ!」
口ではうまく伝えられない小鞠ちゃんの気持ち
書いて伝える
小鞠ちゃんの心は文字に書いて伝える
温水くんに自分の全てを伝える小鞠ちゃん
自分は一人だと
温水くんの優しさは嬉しい
でもどうせ離れてしまうと思っている
とうせ離れてしまうなら、優しさを見せないでほしい
失うことが分かっているのに、失いたくないと思わせるようはことしないでほしい
未練を感じさせないでほしい
優しさが嬉しいからこそ、それを失うときの痛みに心を痛める小鞠ちゃん
その気持ちが伝わった
小鞠ちゃんは一人でいるのは寂しい
温水くんは自分なら一人でもいいという気持ちがある
だから一度八奈見さんを遠ざけるようなことをした
もしかしたら、来年小鞠ちゃんが部長になったら、温水くんは文芸部に近づかないようになるという間違った気づかいをしていたかもしれない
部長や古都先輩との思い出の文芸部に、小鞠ちゃんを1人で居させてあげたほうがよいという間違った決断をしたかもしれない
部長や古都先輩が温水くんに伝えたこと、小鞠ちゃんをよろしく頼むという気持ちを間違って考えたかも知れない
なぜなら温水くんは自分のことを無価値だと、モブだと思っているから
自分がいてもいなくても誰かに何かを与えるとは思っていない
だから自分の価値に気づかない温水くん
でも、小鞠ちゃんはそんな温水くんでも出来ることを伝えてくれた
話すことで理解できることがある
小鞠ちゃんを一人にさせない
本当に必要な言葉を小鞠ちゃんに送る温水くん
温水くんの言葉は小鞠ちゃんの涙に滲んで外には見えない
でも小鞠ちゃんだけは受け止めた
温水くんの心を受け止めて、小鞠ちゃんがなにかを言…言おうとして焼塩ラリアット
いいところで乱入されました
憑き物が落ちたような小鞠ちゃん
ずっと一人だと思っていた小鞠ちゃん
でも今は仲間がいる
部長や月之木先輩が卒業しても、友達でいてくれる仲間がいる
小鞠ちゃんに仲間を作ってくれるきっかけとなったのは温水くん
自分と同類だと思っていた温水くんを文芸部に誘ったら、あれよあれよという間に仲間が増えた
小鞠ちゃんの世界を広げてくれた温水くん
温水くんの言葉
「俺、ずっと一緒にいるから」
どうみてもプロポーズです
「ぬ温水 言ったからには責任とれ
逃げられないからな」
部長や月之木先輩もグループトーク見てた
けど、あえて小鞠ちゃんのところに行かなかった
もう自分たちは卒業してしまう
だから温水くんに託した
行きたい気持ちを抑えて、残る仲間に小鞠ちゃんを託した
焼塩と八奈見さんは温水くんのプロポーズを見て
ニヤニヤ
でも、そこに恋心はないのだと小鞠ちゃんは察していると思う
温水くんは負けヒロインの心を理解している
だからこそ、ヒロインの心は主人公に向いていて、モブである自分の出る幕はないと思っている
小鞠ちゃんは部長に惚れているのだから、恋愛において自分の出る幕はないと思っている
誰よりも負けヒロインの心に寄り添う温水くん
自分が主人公の代わりになれる、恋人になれるとは思っていない温水くん
まるで主人公の攻略をサポートするお助けキャラのように誰とも恋愛にならない、なれないと思っている温水くん
はじめから土俵に上がろうとしない温水くん
最初から負けている温水くん
でもそんな温水くんの優しさは、かかわってきた皆がわかっている
失恋はいつか終わる
そして新しい恋がはじまる
マケイン達の新しい恋が始まる
そのときの相手、新しい主人公に身近にいる優しい男、温水くんが選ばれるかも知れない
おそらく温水くんが最も攻略難易度が高い
はじめから負けている負けヒロインなんだろうな
頑張れマケインたち
恋愛の土俵に温水くんを持ち上げて落とすんだ!
温水くんのことが好きだと感じたなら、
ついでに私にも「スキ」してください
誰かにスキと伝えるのは素敵なことですよね?
そうですよね?
私はあなたに何も伝えませんけど、私が一方的にスキを欲しがってもいいんじゃないですかね?
よろしくおねがいします