【ネガポジアングラー】8話 ゆうさんは大人びている
ゆうくんに会えることになった
何をしたらいいか主体性のない店長
「釣りにしよう」
「ハゼがいいんじゃないですか」
「公園がいいんじゃね」
仲間達から良かれと思って伝えられたアドバイス
それにとりあえず否定していくスタンスの店長
相談事に後から条件を追加してくる
そのくせ結局アドバイスのとおりの選択をする
わかる!
こいつが離婚した理由がわかる
説得力のあるダメ男
会話が続かない息子
ちゃんとライフジャケット落ちたら膨らむやつを腰に巻いてるのはいいね
親子の会話がぎこちない
でも釣りのしかけをさらりと準備した親父に対して、尊敬していそうな息子
あれ?意外といい反応
嫌ってるわけじゃないのか?
試行錯誤して釣れたハゼ
あれ?楽しそうな息子
もしかしていい感じか?
「お父さんは最近どう?寂しくない?」
「いやぜんぜん 楽しくやってるよ」
うわークソだこの親父
「寂しい」って言わせる流れだろ
空気読めよ親父
「変わってないんだね」
そりゃそう言われるよ
人の気持ちがわからない親父
「昔釣り行ったね?」
ぜんぜん覚えてない父親
つらい
つらすぎる
息子にとって大事な思い出
父親と一緒に楽しかった思い出
それが、父親にとっては数ある釣りの一つでしかない
ひどい
なんたる親父
「釣りってそんなに楽しいの?」
でかい魚を釣った時楽しいぞ
「ヒラマサにはヒラマサのハゼにはハゼの楽しさがある」
なんかいいこと言ったような気もする
「なんでも買ってあげる」
うわーダメだこいつ
子供の気持ちがわからないやつだ
ツネヒロとユウくん
「いつも父がお世話になっております
一緒にどうですか?」
気を使われた
できた子供だ
そりゃツネヒロも「さん」付けするよ
「チヌってなに?」
「クロダイってやつですかね?俺もよく知らないけど」
知識だけは増えていく釣り初心者らしいセリフ
「じゃあ、もし僕が年無しチヌ釣ったら
おとうさん家に戻ってきてくれる?」
ゆうくんはお父さんに戻ってきて欲しかったんだ
たまに会える人じゃなくて、お父さんとして戻ってきてほしかったんだ
「あのさ
ゆーくんが奇跡起こすくらい頑張ったらさ
町田はどうすんだよ?」
お前は息子の心を理解できているのか?という問いかけ
息子はお前がお父さんとして戻ってきてほしいって言ってるんだぞ
その気持ちを、子供のわがままだと理解して封印していた気持ちを、奇跡としてたとえ話として伝えてきた子供の気持ちわかってんのか?
「そろそろだと思うんだ
夜明け前と日が沈む時」
本気で釣ろうとしているゆうくん
「頑張れゆうさん」
すげえ釣れた
ミチイトも太いのに変えてる
「これ、川に戻していい?
早く川に戻したい お父さんが困ってしまうから」
ゆうさーん
なんて子だ
奇跡が起きたのに、「お父さんがかえってくる」ことが夢だとわかっている子供
お父さんとの楽しい時間が終わってしまう
困った顔をするお父さんを見たくない
親父のダメさを理解しつつお父さんが好きな息子
いい子すぎる
「釣ってほしいから糸も太いのに変えたんじゃないの?」
「お父さんチヌ釣ってほしかったんだよね」
子供みたいな素直な感想を言うツネヒロ
ただ単にお父さんは釣り馬鹿だからチヌ釣り用の仕掛けにしただけだと思う
でも本心は家族に戻りたいと思っているはず
一人でトイレにいく町田
子供の気持ちを受け止めた涙ごと顔を洗う町田
アルア君に電話
そこは元妻じゃないのかよ
主体性の無い町田がチヌを釣りにさそう
息子からの意思は見せられた
今度は親父から行動するためのきっかけか?
普通に元妻に電話してすぐにやり直したいって伝えろよ!
と、思うけど、そこまで踏み出せないのはまあ仕方ないか
ダメ親父だけど、少し変わる兆しなのかな