【アオのハコ】14話 ヒナちゃんの勇気
千夏先輩のインターハイ
強豪との試合前
3年はインターハイで引退
負けたら引退試合になる
プレッシャーでダンゴムシになる千夏先輩
自分ひとりだけの想いではなく、他人の想いも肩にのしかかってくるエースのプレッシャー
インターハイが終わったヒナちゃん
「3位だったよ
次はいくよ もっと上に」
1年生なのにすごいですねヒナちゃん
「ちゃんとお祝いさせろよ
おめでとうな」
曇りのない笑顔をまっすぐに向けてくる大喜
公園デートだ
「ストップ パンツみえそう」
スパッツが見えるのと、パンツが見えそうで見えないチラリズム
どっちがえっちでしょうか?
答え どっちもえっちです
「女の子だろ もっと細心の注意を」
「珍しいじゃん女の子扱いするなんて」
ちゃんと女の子扱いしてくれることが嬉しいヒナちゃん
ずっと時間を気にしている大喜
千夏先輩のことが気になる
ヒナちゃんといても、ずっと千夏先輩のことを気にしてる
靴飛ばしゲームを提案
「負けたら誰にも話していない恥ずかしい話を披露ね」
千夏先輩のラストシュート
外した
負けた
わざとゲームに負けるヒナちゃん
「誰にも言ったことないんだけどね」
「好き」
千夏先輩のミサンガが切れた
叶ったはずのインターハイ出場
「叶ってない 全然叶ってないよ」
インターハイにいけなくて悔しかった涙
インターハイにいけたけど悔しい涙
去年と変わらない悔しさ
やりきってない満足しきれない悔しい思い
こんなんじゃ願いが叶ったやんて思えない
「大喜のことが好き」
「それって恋愛的な」
「恋愛的な」
なんの逃げもない まっすぐなヒナちゃんの告白
「なにその顔」
「予想外すぎて」
「告白されることなんて人生で初めてだから
いきなりすぎんだろ」
ぜんぜんいきなりじゃねーぞ
鈍感系主人公め
「ただ、伝えないと何も変わらないと思って
自分のことが好きな子として見てよ
んじゃようも済んだし帰るね」
いつも通りの顔で、いつも通りに接して帰るヒナちゃん
でも心は、心臓はバクバクだろうな
やってしまった やってやった
踏み出したヒナちゃん
「そんな素振りあったか?」
あったよ ポンコツすぎる大喜
考えてみたら思い当たることしかないだろ
このポンコツ野郎
「そう考えると俺結構ヒドイやつじゃね」
ヒドイやつだよ
自覚しろ
「いいやつ何だよな
友達としても選手としても人としても」
ヒナちゃんスペック高すぎて、強いて言うなら勉強が苦手なことくらいか
人間として尊敬できるだろうし、千夏先輩と比べても見劣りしない
千夏先輩のことが好きになっていなかったら問題なく付き合っただろうけど、千夏先輩がいなかったらたぶんヒナちゃんは告白しないわけで、この流れは必然か
「そういえば連絡あったわよ」
「えっ?」
「千夏ちゃん負けちゃったって」
この瞬間まで千夏先輩のことが頭から抜け落ちていたことにショックを受ける大喜
自分のことで浮かれて、ヒナちゃんのこと考えていて、千夏先輩のことを忘れていた
後ろめたい
次会うときどんな顔したらいいのかわかんない
なに見てるのよ
休みのはずなのにヒナちゃんと出会う
「私が視界に入るたびにドキドキするがよい
私が大喜のことが好きって思い出してくれたらいいよ」
いいねえまっすぐな恋心
大喜から女の子として見てもらえることが嬉しいヒナちゃん
「おま、声でかいって」
誰かに聞かれたらどうするんだ!
はい 見てました聞いてましたよ千夏先輩
あー見られちゃった
切れた千夏先輩のミサンガ
大喜とおそろいだった
大喜と並んでいたはずの千夏先輩
もう切れてしまったミサンガ
いま、大喜の隣りにいるのはヒナちゃん
感想
あーいいですね
ヒナちゃんの小悪魔モード
千夏先輩のハートブレイクモード
いわゆるハーレム系ラブコメなら告白=最終回間際というのがテンプレ
ここで告白を持ってくるのが流石
女子の恋愛って感じがする
リアルな青春の空気を感じる
大喜が千夏先輩に告白する前に、ちゃんと恋心を伝えたヒナちゃん
千夏先輩から大喜を奪うとかそういう気持ちじゃないだろう
ちゃんと女の子だった自分の気持ちを大喜に気づいてほしい
そういう気持ちだろうな
大喜と付き合えたら嬉しいのは間違いないだろうけどさ
さて、大喜はどうするか
流れ的にヒナちゃんの告白に回答してから千夏先輩に告白だろう
でもその前に千夏先輩が知ってしまったから、大喜から距離をとりそう
あんまり予想することなく、次回をまとう
青春っていいですね