【物語シリーズ】撫物語5話感想

前回の感想

VS神撫子

逆撫子と式神今撫子を囮に使い、今撫子は手ブラのルマ今撫子として接近
あっけなくタイトル前に神撫子に勝利

勝利したとは言え攻撃力エグかったな
神撫子が消えたことでルマ撫子改クール撫子は消えたので、神撫子の式神だったことが確定
神撫子が他の撫子や自身のコピーではなく、おと撫子をコピーしたのはなぜか？
今回のラスボスであるおと撫子に誘導されたためか、それともおと撫子の強さを神撫子が理解していたためなのか
どうなんだろうなあ

扇くん

結局扇ちゃんが扇くんな理由と阿良々木暦が登場しない理由は説明無しか
愚物語も撫物語もロリコンな鬼の鬼ぃちゃんが登場しない
となると今回のオフ&モンスターシーズンで暦はオフなのか
全ての話に登場しない気がするな

んじゃ扇くんはなんなんだろう？
行先は間違い
あえて間違ったように思える

おと撫子の目的が時間稼ぎということは、扇くんが今撫子を間違った場所に連れて行ったのも時間稼ぎなように思えてくる
扇くんもおと撫子の協力者的存在なのか、それとも茶化していただけなのか？
どっちのようにも思えるし、まったく関係ないようにも思える

今撫子が正解を出す＝おと撫子を正しく理解しているかの最終試練
自分のことなんだから自分で決める

VSおと撫子

やはりラスボスでしたおと撫子
今撫子はおと撫子をみくびっていたけど、他者に誤認させて他者を誘導するのはおと撫子の本質のように思える
暦おにいちゃんの帰宅時間を待っているおと撫子
でも暦おにいちゃんはもう高校を卒業している
いつまで待っていてもおと撫子のもとにはあらわれない
いつまでも撫子は中学生ではない
時は進んでいる

意外に思ったのは撫子がガチで暦に惚れていたということ
暦に惚れているように見せていたのは、可愛いと思われるための擬態の一種だと理解していた
恋に恋するための存在として、つごうのいい暦を恋人役に置いていただけだと思っていた
でもおと撫子の純真でも今撫子の分析でも、暦のことが好きだったというのは事実のようだ
撫子の印象が変わる事実
今回の撫物語はこの事実を語ることがメインだったように感じるなあ
おと撫子という過去を受け入れ、未来に歩みだす今撫子

月火ちゃんとハートアンダーブレードさん

なにかやったようなことを言って特になにもしていない月火ちゃん
撫物語にも登場したということは、月火ちゃんが今回のシーズンのレギュラーキャラかな？

忍野忍登場
暦と血縁という縁で結ばれているためにつながっているとのこと
ってことは火憐ちゃんでも暦パパ、ママでもできるってことか
結構便利なのね

「たまたま可愛いだけ」の前言の否定
他者の認識より、本人の自覚が正解
暦への恋心が本物だったということにも通じる気がするな

斧乃木ちゃん

臥煙さんに価値を認められた
有害指定から逃れた撫子
そのかわり臥煙さんに使われることになりそう
ということは斧乃木ちゃんとは同僚みたいなものか

斧乃木ちゃんが愚物語と撫物語で撫子に接触してきたのは、こうなる結果を想定・理解してたってことかな

撫物語

今回の経験で撫子は「可愛いだけ」という呪縛から解放されたわけなので、「可愛い」を受け入れることができるようになったと思う
今撫子は前髪を切った雑な髪型と服に無頓着な引きこもりになっていたのは、「可愛い」を否定していたためだと思う
今回おと撫子を受け入れたことで、「可愛い」を受け入れても「可愛いだけ」にならない撫子となった
もう「可愛い」から離れる必要はない

媚び撫子が言ったように可愛い靴も履いてファッションに気を使うようになるのだろう
おと撫子が前髪で目を隠さなかったように、前髪を伸ばす髪型も受け入れると思う
逆撫子の怒りを認めて、神撫子の力を否定して、今撫子は新たな新撫子、真撫子になるわけだな

「千石撫子先生の次回作にご期待ください」
今撫子から一歩先に進んだ、新しい撫子が登場する期待が感じられる

新たな撫子との出会いを期待して
おつ撫子でした