【Ave Mujica】8話 予想が当たっていたとドヤりつつ解説する

一万字超えたんで目次つけます


睦の演技

8話で『睦ちゃん』が睦が演じている『演技』だと判明した
これを私は結構前から予想してたんですよ
いきなりですが、過去の自分の記事を貼り付けてドヤりたいと思います

3話感想
4話感想
7話後の8話予告感想

アニメマイゴで視聴者が見ていた『睦ちゃん』が睦では無い
睦ちゃん』もまた睦の中の演技だったという話
正解だったでしょ

過去の感想は最後にリンク貼ってまとめてますので見てください

正直楽奈ちゃんが「二人いる」って言い出したときは混乱したんです
でも、ちゃんとアニメの内容を読めてた
理解できていたと自分を褒める

そしてドヤる
ドヤーーー!!!!!

で、ここからは8話の感想

沈んでいくモーティス

モーティス』は睦の中の『演技』している多数の『役者』人格の一つ
でも結構ややこしくしているのが『演技している人格』である『モーティス』や『睦ちゃん』はそれ単体で思考するところまでも演技しているということ
それが『憑依型の演技
多分この設定は視聴者のほとんどを置いてきぼりにしてると思う

アニメムジカは叙述トリックとギミックがある
アニメムジカは二周する前提で作られている
私はこう読んで感想を書いてます

ちょいと今回は予想が当たってテンションが上がってるので、自信を持って解説気味に感想を書くこととします


水の底』に沈んでいく『モーティス
流れている映像は『睦ちゃん』の記憶
それを『モーティス』が振り返っている
本来の二重人格は記憶を切り離すのでこういうことは出来ません
だから最初から『睦ちゃん』と『モーティス』が記憶を共有できている時点で『本当は二重人格ではない』というヒントを与えていたわけです
でも、そもそも二重人格の知識がないとこの違和感にも気づかないので大多数の人は『睦が二重人格』という『』に違和感がなかったと思います
『なんかオカルトみたいな設定入れてきてリアリティライン下げてきたな』と思った人も多いでしょう
それは叙述トリックによるミスリードです
たぶん製作の人はそんな感想を見てニヤニヤしてたでしょう

「睦ちゃん楽しそうだな」
モーティス』の感想です
睦ちゃん』も演技なんで、『睦ちゃん』もお前だろと言いたくなりますね
演技で作った『表層人格』がどのように考えるかまで演技するのが『憑依型の演技』です
なので、『モーティス』は『睦ちゃん』を考えるし、『睦ちゃん』は『モーティス』を考えます
さらに、それぞれがそれぞれを理解し合えないため喧嘩まですることになります
…というところまでを含めて『俯瞰している睦』が『モーティス』と『睦ちゃん』を演技させているわけなんです
って書いて伝わるのかな?

だから『モーティス』と『睦ちゃん』の会話は一人芝居という『茶番』です
でも、個々に作られた『モーティス』と『睦ちゃん』にとっては真剣な『演技』なんです
外から見たら『喜劇』『ホラー』ですね


「消える 消えたくない」
CRYCHIC』の問題を解決したことで『睦ちゃん』は救われた
モーティス』の第一目標が達成したことになります
ですから『モーティス』役割は終了
役割を終えた『モーティス』は消えるのがスジ
でもまだやり残したことがある気がするので『モーティス』は消えたくないと考えます
モーティス』としては、まだ問題は解決していないと思ってるわけだね

「もう一度私と『Ave Mujica』をやりませんか?ということです」
海鈴ちゃんの言葉で『モーティス』は気づきます
Ave Mujica』は『祥子ちゃんの新しい居場所
それを作るのが『モーティス』の奥深いことろ『水の底』にある欲求だと気づくわけです
睦ちゃん』を救うのは第一目標
本当の目標、根底の目標は『祥子ちゃんの居場所を作る』ことだと『モーティス』は気づいたわけですね

「ヤダ、ヤダ、死にたくない」
モーティスは「死にたくない」と叫びました
これは『Ave Mujica』が再結成したら『祥子ちゃんの居場所を作る』という『モーティス』の最終目標が達成しちゃうからです
それがつまり『モーティス』の役目の完全終了
それが『モーティス』の死だと気づいたわけです
だから『モーティス』は死にたくないと叫びます

「『Ave Mujica』は…もう」
祥子ちゃんが海鈴ちゃんの誘い『Ave Mujica』再結成を断わりました
ここで『モーティス』は「はっ!」と驚いて叫びを止めます
これは、祥子ちゃんが『祥子ちゃんの居場所を作る』ことを断ったことで『モーティス』の役目が終わらなかった=『モーティス』が死なずにすんだためです
モーティス』は驚きながら無言になります
まだセーフ
まだ『モーティス』は終わらないわけです

祥子ちゃんの居場所を作る』ことが『モーティス』の役目なのに、役目をはたしたら『モーティス』は死んでしまう
でも役目は放棄したくない
一見矛盾しているようなきがしますが、成立している
モーティス』の行動が『悲劇』であり、『喜劇』なわけです

『Ave Mujica』再結成を断られた海鈴ちゃんと『CRYCHIC』てボロ泣きした立希ちゃん

「見せつけてくれましたね」
カロリーメイトを飲む海鈴
これからのための栄養補給
もうここからは全力で駆け抜けるという海鈴ちゃんの意気込みが伝わります
クールに見えた海鈴ちゃん
一旦火が付くと止まらないくらいに走り抜ける決意が感じられてかわいいです

「私も自分のバンドできてなかったから」
立希ちゃんも海鈴にキツイこと言っておいて自分を振り返ります
こういういつもキツイこという割に、純粋で自己評価も見つめ直すところもあるので急にかわいらしくなるのが立希ちゃんですね
かわいいです

「元鞘…するんですか?」
立希ちゃんが言った「自分のバンド」が『CRYCHIC』だと思ってしまった海鈴ちゃん

「なに言ってんの アレ(CRYCHIC)はもう終わったから」
立希ちゃんは『CRYCHICの卒業式』を経験したことによって『MyGO!!!!!』を本当の『自分のバンド』にしたということですね
聞こえてますか中国の人
MyGO!!!!!』はちゃんと存続しますよ

CRYCHIC』を引きずっていたのは元『CRYCHIC』メンバー全員の根底にあった気持ち
元メンバーの中で神格化されていた『CRYCHIC』を『普通のバンド』にする卒業式を経験した
それによって本当に『MyGO!!!!!』が『CRYCHIC』を超えるスタートラインに立てた
やっと『MyGO!!!!!』が立希ちゃんをはじめて全て『MyGO!!!!!』のメンバーにとっての『自分のバンド』になったということですね

まあまだ『CRYCHIC』未練は残りますが、それを『思い出』に変えるように『MyGO!!!!!』していく決意ができたんですよ
迷子』から『マイGO』へ
先に進むことになったわけですよ

「『Ave Mujica』やり直すつもりです」
がっつり宣言する海鈴ちゃん
立希ちゃんにはわかってもらいたいとまっすぐ見つめて伝える海鈴ちゃん
もうメラメラと火が付いているのがわかります

「そういうとこ
 そりゃ振られるでしょ 海鈴信用できないし」
チッと舌打ちする立希ちゃんのキッツいセリフ
いままでメンバー誰にも向き合ってなかった海鈴ちゃん
睦と信頼関係が出来ていないのに誘ってもダメだと教える立希ちゃん
ちゃんとメンバーと会話して、信頼関係を作れよというアドバイスですね

睦ちゃんと祥子ちゃんの家庭勉強

祥子ちゃんが『睦ちゃん』を取り戻して幸せな時間
でも本当に幸せでいいの?

外に出る
積極的に動く『睦ちゃん

カラオケに到着
リモコンに残る前の客の『Ave Mujica』履歴
やべーファンが残ってるほど人気があるわけだね

「すれ違う温度 心がすり切れて痛い
 諦めて楽になれるのかな…」
歌う『睦ちゃん』を見て、元にもどったと思う祥子ちゃん
取り戻した これでいいんだ 祥子ちゃんはそう思いたいわけなんだよね

「もう一回
 もう一回祥と『CRYCHIC』やりたい」
そんな半分なにかを諦めた祥子ちゃんに真正面からぶん殴ってくる言葉をぶつけてきた『睦ちゃん

祥子ちゃんはアニメマイゴの頃から前回まで『睦ちゃん』に寄り添ってこなかった
睦ちゃん』を一番わかっているはずなのに(『睦ちゃん』しかわかってない祥子は本当の睦はわかってない)、『睦ちゃん』の痛みや苦しみを無視していた

それをそよりんママに付き添われて責任を自覚させられて、『睦ちゃん』のために生きようと決意したのが今の祥子ちゃんなわけだ
これからは『睦ちゃん』のために全力を尽くしたいというのが今の祥子ちゃんの心境

だから祥子ちゃんは海鈴ちゃんの『Ave Mujica』の誘いを断った
睦ちゃん』には『Ave Mujica』が無理だと分かっているからだ
立希ちゃんが海鈴ちゃんに伝えたのはそういうこと
人前に立てない『睦ちゃん』を誘ってもダメだろ、海鈴ちゃんに対して、ちゃんと睦と向き合えよということを伝えたわけだ

で、『CRYCHIC』に戻りたいという言い出した『睦ちゃん』に戻る
祥子ちゃんでも絶対に出来ない要求を突きつける『睦ちゃん
元鞘に戻りたいと言い出した『睦ちゃん
睦ちゃん』が『CRYCHIC』が出来なかったのは、「楽しいと思ったことがない」からだった
前回の『CRYCHICの卒業式』で『睦ちゃん』は楽しいと思えた
問題は解決したから『CRYCHIC』もう一度やろうよと言ってくるわけだ

「やらないって言ってるでしょ!」 
いきなり『モーティス』に入れ替わる
はじめて祥子が『モーティス』をモーティスと呼んだ
空っぽの人形だと切り捨てていた『モーティス』のことを認めた発言になる
ちゃんと『睦ちゃん』の内面に向き合って『モーティス』を消そうとしてる祥子ちゃん

「『睦ちゃん』ぜんぜんわかってないから
 『CRYCHIC』はもうないってちゃんと言わないと」
「私が『CRYCHIC』の代わりになります」
「祥子ちゃんもぜんぜんわかってない」

「『睦ちゃん』なんて、最初からいないよ」
ホラー演出 睦のネタバラシ
このシーンずっとくると信じていたよ

睦ちゃん』は祥子ちゃんのために作った睦の中の役割
睦ちゃん』の役割は『祥子ちゃんの居場所を作る』こと
つまり『モーティス』と同じなんだ
問題は『睦ちゃん』は『祥子ちゃんの居場所』を『CRYCHIC』だと思っていること
だから『モーティス』はぜんぜんわかっていないと伝えるわけだ
いままで『モーティス』と『睦ちゃん』は何度か喧嘩していたんだけど、この認識の違いで喧嘩していたんだよ
いままで『モーティス』がおかしいことを言っていたとミスリードさせていたけど、本当は『モーティス』が正しかったんだよ
私はわかってましたよ(ドヤ)

アニメムジカは最後まで見ると驚愕の事実がわかるような仕掛けがあると思ってます
最後まで見てから二周目をみればガラリと印象が変わるようなギミックを仕掛けているんです
それが『モーティスの台本』だと予想しています

みなみちゃんとにゃむち

「そういうの利用するつもりでウチに来たと思ったからプロデューサーに推薦しといてあげたのに」
にゃむちのことを理解しているみなみちゃん
それに対して嘘、『演技』で応えるにゃむち

「いいって別に
 誤魔化さなくてもビビってるのがわかってるから」
にゃむちの『演技』はわかってると伝えてるわけだね
みなみちゃんには『演技』が通用しない

みなみちゃんはなぜここで睦のネタバラシをにゃむちに伝えているかと言うと、『にゃむちがみなみちゃんと同類』だとわかっているからなんだよね
常に外面被って演技しているにゃむち
それはみなみちゃんも同じなんだ

にゃむちは『本当の睦』『睦が演技している』ことに気づいている
だからみなみちゃんもずっと『睦が演技している』ことに気づいていたと話すんだ
なにも知らない人にはそんなことは教えない
役者』じゃない『睦ちゃん』の友達だったらこんなことを話しても信じない
祥子ちゃんなら伝えてもわからない
だからみなみちゃんは『睦が演技している』ことを祥子ちゃんに伝えていない
にゃむちなら理解できるとみなみちゃんはわかるから話してるのだ

「睦ちゃんが本気だしたら私なんか一瞬でかき消されちゃうからね」
これはにゃむちの中にあるコンプレックスでもある
アニメムジカは言葉を伝える人間と聞く人間が同じ言葉を共有する共感の演出を多用してる

役者』として睦のいるステージの高みが理解できるからこそ悔しいし目をそらしたくなる
にゃむちの葛藤や苦しみは理解できている
つまり、みなみちゃんはにゃむちを認めてるんだよ

にゃむちに対してみなみちゃんが知ってる情報を渡す
これの意味するところは、『睦をよろしく頼む』というみなみちゃんのお願いなんだ
みなみちゃんは『』を恐れて『睦の親』という役目から逃げた
睦のそばにいる、睦をみることから逃げたんだ
だけど睦を救ってあげたい気持ちはみなみちゃんにもある
だから自分と同類であるにゃむちに期待している
にゃむちには『逃げてほしくない』と伝えるために、あえてみなみちゃんは本当のことをにゃむちに語ってるんだよ

今回のシーンを一般的視聴者目線で見るとみなみちゃんが冷たい母親だと思うだろうけど、みなみちゃんにもどうしようもなかったんだよ
みなみちゃんにも、しっかりと睦に対する愛情がある
だからにゃむちに期待してるんですよ

『睦ちゃん』のことを祥子に語る『モーティス』

わかっているにゃむちと違い、なにもわかっていない祥子ちゃん
モーティス』が睦のことを伝える

「私は社交性があってみんなが気に入るように振る舞う芸能人の娘」
それが『モーティス』の最初の役目
だから『よく笑いよく喋る』という最初に祥子ちゃんと会ったときの睦は、『モーティス』なんだよね

前回門の前で祥子が『モーティス』を抱きしめて『』と呼んだ
モーティス』は昔の友達である祥子ちゃんがやっと自分を見つけてくれたと喜んだんだよ
でも祥子ちゃんが呼びかけてるのが『睦ちゃん』だったとわかり祥子ちゃんを突き飛ばした
あの時本当の意味で突き放したのは祥子ちゃんのほうなんだよね

「最初に気づいたのは3歳のお誕生日パーティーだったかなあ」
モーティス』が幼い理由だね

たーくんはわかってなかったわけだ
役者』みなみちゃんはわかる にゃむちもわかる
役者じゃない』たーくんはわからない 祥子もわからない

ちなみにそよさんはずっと外面被っている『半分役者』だから睦のことを半分わかってる
アニメマイゴのときからそよさんが睦にキツめにあたっていたのはそのせいだろうな

「全部演技だってわかるわけ」
モーティス』も『睦ちゃん』も全部演技
見てもらう『誰か』『観客』の為に用意された『役者
自分と言う存在がないのが『』なんだ

ロリ祥子ちゃんの笑顔眩しいな
このときのロリ睦ちゃんが『モーティス』だと理解したらどんな顔するんだろうね

「なのにギターに出会っちゃった」
役者』じゃない 誰かのためでもない
ギター』という『』自身のモノと出会った
これがあれば睦も『役者』ではなく『人間』になれる
それで『睦ちゃん』は『ギター』を練習するわけだけど、どうやってもギターで『うたう』ことができない
なせなら『睦ちゃん』は『役者』からだ
人間として欠けている
役者』じゃなくて、『人間としての睦』になったらはじめてギターで『うたう』ことができる
まあぶっちゃけると睦の中に残された二人『睦ちゃん』と『モーティス』が合体したら睦が『人間』になってギターで『うたう』ことができるようになるはずだ
前回『CRYCHIC』卒業式のときの『睦ちゃん』は「楽しく」弾けてはいたけど、ギターで『うたう』は出来てなかったんだろうな

「なのにギターに出会っちゃった
 睦っていう役が睦ちゃんっていう意識を持って他のみんなは消えちゃった」
他人に見られる『役者』を演じるより、
自分の好きなことがしたいという『自我』の目覚めなんですよ
だから祝福されることなんですが、経験がないからとまどう『モーティス
このとき糸が切れたのが『睦ちゃん
動き出したのが『モーティス
さて主人格はどっちでしょうか?

「祥子ちゃんが作り出したんだよ」
きっかけは幼少期のギター
睦ちゃん』と『モーティスわたし』って言う…「バケモノ」
みなちゃんは結構ひどいこと言う
これは『人間になりたい』シリーズの一員をちょっと過激な言葉で表現したわけだ
燈ちゃん、祥子ちゃん 睦ちゃんも仲間だよ
にゃむちに対して『可哀想』と思わせるためのみなみちゃんの演技&自分が何も出来なかったことへの自虐混じりの表現ですね

「自分が演技してることにすら気づいてない
 人生の全てが演技かもしれない」
睦ちゃん』も『モーティス』も『演技』でありながら『演技』をしている自覚が無いんです
ちなみに『モーティス』は『自覚した演技』として『祥子ちゃんやみなみちゃんのモノマネ』もします
自覚してない演技』の『役者』が『自覚した演技』をすることがあります
モーティス』は『演技がうまい芸能人の娘』の『』だからです
ちょっとややこしいけどちゃんと見たら区別は出来ます

「あの子と四六時中一緒にいると惨めになるのよ
 わかる?わかるよね
 あなたが手を出したのはそういう子なの」
にゃむちならわかるよねと思って問いかけるみなみちゃん
同じ経験あったでしょ?と『役者』だから共感できるでしょ?と問いかけるわけです
みなみちゃんのにゃむち評価が高いのが伝わります
おそらく誰にも話せなかったみなみちゃんの気持ちを理解してくれるにゃむちに出会ってみなみちゃんがウキウキで話しているのが伝わってきます

「一緒バンドやったくらいで逃げちゃうんなら」
にゃむちが『睦ちゃん』に気づいて逃げたのは『Ave Mujica』の解散ライブの時
あのとき「ここにいちゃダメだよ」と『睦ちゃん』に伝えた
睦ちゃんのために言ったセリフが、実はにゃむち自身が『睦ちゃんといることから逃げた』と看破しているみなみちゃん
うーん怖い
そして嬉しそう

「この世界(女優)向いてないんじゃない」
にゃむちが演技に本気で女優を目指しているという心の奥底まで理解しているみなみちゃん
わざとキツイセリフを言ってにゃむちの対抗心を刺激してるわけです
もう素敵

『モーティス』の説得

「わたしは『睦ちゃん』を助けなきゃいけない
 だから『Ave Mujica』って舞台が必要なの
 わたしが消えちゃったら『睦ちゃん』が困るでしょ
 だから『Ave Mujica』やって」
「それは睦が苦しみ続けるのを望むということですの」
「なんでそうなるの!
 そうだけど、そうじゃない」
ここは『睦ちゃん』を助けてといいつつ、『モーティス』も助けてという内容を伝えてます
モーティス』は『睦ちゃん』だけではなく『モーティス』も『』に必要な人格だと本能で理解してますがいまいちわかってないキャラ
そのため『モーティス』を生かすルートを提案します
でもわかりにくいから伝わらないのがもどかしくてコミカルな『喜劇』になってます

映し出される映像の燈
心に刻まれた『CRYCHIC』の『春日影
睦ちゃん』が求める『祥子と一緒の居場所』である『CRYCHIC
「『CRYCHIC』はもうないの!」
「なんでわからないの
 祥子ちゃんが泣いた理由くらいわかるでしょ!」
祥子ちゃんが泣いたのは『居場所』を欲しているからです

「わかってる」
睦ちゃん』もわかってますが、『居場所』は『CRYCHIC』だと言って譲りません

「私のこともちゃんと見てよ!
 おはなしを聞いてよ!」
モーティス』は『祥子ちゃんと睦の居場所』『バンド』は『Ave Mujica』なんだと熱弁します
CRYCHIC』はもう無いから、新しい『居場所』『バンド』である『Ave Mujica』を求めるのが正解なんだと熱弁してます
でも伝わりません
言葉が足りてないからですね

「全部やってほしくないことばかりだった
 あなたなんていらない」
そよさんの新しい『居場所』を作ろうとして『迷子のバンド』に誘導した『睦ちゃん
やろうとしてることはアニメマイゴの『睦ちゃん』もアニメムジカの『モーティス』も同じ
でもそよさんの言葉で拒絶しちゃう『睦ちゃん
まあ結果的に『MyGO!!!!!』が出来たので、これは安心できるイベント
正しいルートを進んでいることがわかりますね

「睦ちゃんなんていらない
 いらないのはあなた」
ここで『モーティス』が『睦ちゃん』に期待しないことを選択しました
モーティス』のまま『Ave Mujica』をやることを決めました
あとで『モーティス』が海鈴に連絡するのはここがきっかけです

この喜劇の中で涙する祥子ちゃん

いま見えてるのは『睦劇場』という精神世界なんですが、現実世界でもまた『モーティス』と『睦ちゃん』が一人芝居してるんでしょうね
現実世界で祥子ちゃんが泣いてるのがわかります

祥子ちゃんに問題を認識させようとする『
せっかく祥子ちゃんは『睦ちゃん』を幸せにするために浄化それてたのに、『モーティス』が現実に『Ave Mujica』引き戻そうとするわけです
「知らなかったのか?
 『Ave Mujica大魔王』からは逃げられない」
そんな声が聞こえてきそうな祥子ちゃんへの痛恨の一撃

祥子ちゃんが知らないと言った三つ
CRYCHIC』と『睦ちゃん』は思い出しました
最後の一つ『Ave Mujica』も知ってもらわなきゃ困るわけです
祥子ちゃんの『居場所』は『Ave Mujica』なんだよという理解わからせタイム
そのための『』の一人芝居なわけですね
大丈夫
祥子ちゃんも『Ave Mujica』入ったらにっこりできるのは約束されていますから

祥子ちゃんの求める『居場所』は『Ave Mujicaここ』だよ

朝チュン海鈴 もう12時

カロリーメイトとプロテインしか食ってねえ
お母さん太ってるな
4話で「私食べても太らないので」とか言ってた海鈴ちゃん
本当は母親が太ってるから遺伝的に太りやすい
食事制限して今の体型を頑張って作っていたと思うと可愛らしいですね
うみりん本音を話せよみんなにさー

ちなみにカロリーメイトは効率的にカロリーをとるための食事なので高カロリー商品です
ダイエットには向きませんので勘違いしてはいけません

「うーちゃんの大好きな目玉焼き載せた焼きそばたくさん作るわね」
にゃむちに続いて家族想いな『Ave Mujica』メンバーリストに海鈴が追加されました


海鈴ー今日暗いよね?

ディスラプション
 「ウチらとずっとっていこう」
ディスラプションを続けるか『Ave Mujica』に絞るのか
たぶん海鈴ちゃんもそんな器用じゃないから『Ave Mujica』一本に絞ると思いますよ

爆買い海鈴

「全部ください」
コマ飛びした演出が時間経過を説明している
店を移ってモノを買い漁る海鈴
「にゃむちコラボ 媚びてますね」
買い物することで媚びようとしている海鈴

これはもしかして、金を使いまくって退路断ってるのか?
Ave Mujica』で成功するしか無いところに追い込んでいるのか?
祥子の168億借金を共感するために、金を使いまくっているのか?
どこかズレているけど真剣に『Ave Mujica』復活のために他人の心を理解しようとしている海鈴
外からみると『喜劇
本人は『真剣
信頼』を得る方法がわからないから海鈴はやれることはなんでもやる覚悟なんだな

あのー この前のオーディションのことなんですけど

まなちゃんに取られちゃった『演技』の道
てもにゃむちが『逃げる』ことをやめたことが伝わる

「チャンスは一瞬 一回一回を掴んでいこう」
一度はスルーしようとした海鈴の電話
でもこの一瞬がチャンスかもしれない
逃げないと決めたにゃむちは海鈴の電話に出る

八幡・フェニックス・海鈴

翼の生えた海鈴
あーんカッコいい

グイグイ行く海鈴
「私って信用できませんか?」
信用されない事を確認
それがわかったら信用される行動したらいい
「では」
行動が早い 早すぎる
なんか話そうよ

『Ave Mujica』再結成の話をにゃむちに伝える海鈴

「ふーんむーこ誘ったんだ」
睦の『居場所』について「なんでここにいるの」と言ったにゃむち
睦ならにゃむちが憧れる『女優』という『居場所』を掴める
だから『Ave Mujica』から解放しようとにゃむちは『Ave Mujica』を解散させたわけだな
睦のためという建前が解散理由

「わたしたちの責任」
この言葉が刺さるにゃむち
にゃむちは自分が『女優』になりたいから『』も『女優』になればいいと『Ave Mujica』を解散させたが、それは睦の気持ちを考えたことではない
実際は睦のそばにいることから逃げるための口実なんだとみなみちゃんに突きつけられた
だから睦に対して『責任』を感じる
睦のことが気になって仕方ないにゃむち

「うみこーなんか変わった?」
人の変化がよく見えるにゃむち
さすがの観察眼
女優を目指しているから見えるものがある

「いままで絶対責任取ろうとしなかったのに」
「信用できないってそういうことですか」
仕切る割には責任を祥子に取らせることしかしなかったもんね
にゃむちもそうだけどね
ほんとブーメランが飛び交うアニメだ

ジンジャーエール飲んでリバースギリギリのヤバい海鈴
「けぷってなるよ」
酒(じゃない)の力を借りて語りだす海鈴
「染みる過去があるんです」
一番最初のバンドの悲劇

「仕切りすぎたんですよ」
こんな悲惨な目にあったのに、『バンド』『居場所』を求めてしがみついたと思うと不器用でかわいいですね

「へー可哀想」
さらっと聞き流したような『演技
気にしないような聞き流しているようなにゃむちだけど、足をバタバタしてるのはイラついてるからだろうな
そんな目にあわせた相手と、にゃむち自身の都合で睦から『Ave Mujica』を奪った自分にイラついてる足バタバタ

「嫉妬?」「『Ave Mujica』やりたいんだ?」
自分に問いかけているようなにゃむちのセリフ
睦に嫉妬した 本当は『Ave Mujica』を遣りたいにゃむち
「ドエムー」
睦と一緒にいるのは自分の才能のなさを見せられて苦しい
でもその場所にいたい 睦のそばにいたいと思うにゃむちもドエムだ

「そういえば祐天寺さんもムジカやりませんか?」
にゃむちはやりたいと思ってる派だとわかってるだろ海鈴

「ま、むーこ連れてきたら連絡して」
睦がいるなら『Ave Mujica』に戻るという確約
Ave Mujica』のグループラインに「Ave Mujicaやりませんか?」の連絡をする
ここからは展開早いぞ

グループラインを受けて苦い顔をする祥子
思うところがありそうな祥子
ガチで他人事みたいな顔をしてる初華
初華は祥子ちゃんしか興味ないから『Ave Mujica』のことはホントにどうでもいいんだな

睦 『モーティス』からの連絡

ギターふつーに持てるやん
楽奈とあった時の『睦ちゃんをギターだと思って抱いて歩くモーティス』は『演技』です

わがまま駄々っ子『モーティス
キャラ付け頑張ります

「モーティスさん
 確認ですが、あなたギター弾けませんよね」
正直ギター弾けるでしょと思ってる海鈴
でも設定上いま弾けないってことだよねという確認
「うん」

「安心してください大丈夫です
 私を信用してください」
信用のない海鈴が幼児『モーティス』を騙そうとするような絵面
でも信用していいよ

「本物の真似事をすればいいんです」
ぶっちゃけ楽奈の真似をしたらいいんだよ

「本物になるんですよ」
モーティス』が『本物の睦』になるんですよという誘い
海鈴にとってはそれでいい

「いくら飾り立てたとしても本物にはなれない」
これは初華ちゃんのことだな

CRYCHIC』のアカウントを見る初華ちゃん
「ライト」の写真と「またね」の言葉
メンバーが写ってないのに、その中にいる祥子の気配を察しているんだな

怖い
怖いよ初華ちゃん

コメディのホラーである睦と
ガチのヤンデレホラーっぽい初華ちゃん
格の違いを見せつけるの?か


次回予想「Ne vivam si abis,」

「もし君が去っていくなら、私は生きたくはない」
睦ちゃん』と『モーティス』の合体イベントがありそう 

海鈴のスーパーアドバイザー立希
報連相をかかさない海鈴

愛音と燈にごめんなさいする祥子
たぶん『Ave Mujica』を再開することの報告だろう
律儀だ
ちゃんと愛音に謝罪する
これで中国の人も溜飲が下がるかな

星を見上げる燈
祥子ちゃんの『バンド』『Ave Mujica』と祥子ちゃんをを考えてるんだろうな

ヤバい顔してるにゃむち
これは睦を見てるね
睦といるの苦しいけれど一緒にいることを決意してくれるか

初華ちゃんが抱いてるのは衣装?
たくさんの衣装
なんだろな初華ちゃんは祥子ちゃん大好き以外の情報がなさすぎてわからん

9話の展開としては
ギターを覚えた『モーティス
これで逆に『睦ちゃん』は不要になる
でも、なんやかんやで両方必要なんで合体するだろ
睦をゲットしたので約束通りにゃむちは連鎖でゲット
祥子もゲット
残りはラスボス初華ちゃん
まあどうせ初華ちゃんと祥子ちゃんを接触させれば必ず問題が発生するから、10話のAパートで解決するだろ

10話は待ちに待った『Ave Mujica』ライブ確定だ

11話でネタバラシの『モーティスの台本』やると予想
ぜんぶ睦の計画どおりだったことをバラす
それでも祥子ちゃん、一緒にいてくれるかの確認
そこで「やっと本当の睦に出会えましたのね」と言って微笑んでほしいな祥子には

12話でメンバー全員の欲望をむき出しにしてみんな狂ってるような真の『Ave Mujica
これが史上最狂の『Ave Mujica』だと見せつけるんですね

わかりますよ私には

感想

やっと『睦ちゃん』も『本物の睦』じゃないということが判明してテンション上がっていつもは書かないところまで書いた感想

私はわかってましたよとドヤったわけなんですけど、おそらくですが多くの人は私のような『鑑賞のしかた』をしてないと思うんですよね
同じものを見ていても理解に差が出るのは、個人の経験や思考による『個性』の他に、『技法テクニック』があると思います

こうやったらもっと深くアニメを鑑賞できる
もっとマンガを深く読める
もっとフィクションの世界に入り込んで理解を深めることができる『技法テクニック
この『技法テクニック』を紹介・解説するのって、需要あるのかな?

そのうち時間出来たら書こうかな
気になるって人は『スキ』や『フォロー』してくれると嬉しいです
よろしくです



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