【話術士】最凶の支援職1、2話 頑張れノエル 

ちなみに私は原作小説は見てないけどコミカライズは見ている人です

最弱とバカにされる話術士

最強の探索者シーカーの孫は、最弱の職業「話術士」でした
支援職、パーティメンバにーにバフ(能力上昇)を与え、敵にデバフ(能力低下)を与える職業
バファー&デバファーで結構便利じゃね?と思うけど、自分は弱いままなので最弱扱い
まあ戦闘でパーティメンバーの力を底上げしても、本人がお荷物になって狙われちゃ弱いよね
話術士死んだらバフ切れて全滅することになるから、しゃあない気もする

「追放モノ」だとパーティがバフやデバフの効果を理解していないまま、自己主張しない主人公が追放されて、後で元パーティが「ざまぁ」のがテンプレ

さあノエル君はどうするんだ?

男は舐められちゃいかん

筋トレしました
女の子みたいな可愛い長髪ヒョロ体型だったノエル君
おじいちゃんの特訓で細マッチョになりました
いや、細マッチョを超えた存在
服を着てると細身の女の子みたいなイケメンなんだけど脱ぐとコラ画像みたいなマッチョという存在になりました

パーティ「蒼の天外ブルービヨンド
蒼い天の外、空を超えたさらに先
上の上を目指すパーティ名
ノエル君は舐められちゃいけませんから蒼の天外でも自己主張します
口は悪いし自分のバフによってパーティを支えていることを理解させています
蒼の天外のリーダーは剣士ロイドですが、実質的に仕切っているのはノエル君
存在価値を示してますね
これなら「追放」なんてされませんね

逃亡されました

パーティの資金を使い込んで逃亡したロイドとタニア
「追放」されないで「逃亡」される
ヒロイン候補のタニアちゃんはロイドの恋人でした
なんてこったい!と思った視聴者も多いハズ

残されたのはノエル君とガチムチ戦士ヴァルター
残された細マッチョとガチムチ
そんな二人が密室で何も起こらないはずはなく…
コミカライズ版ではここで腐女子の宿屋の娘が登場して二人のカラミを妄想するわけなんですが、テンポが悪いのかカット
そのうち登場してくれると期待しています

逃げた二人を探す依頼を出す

探索者の溜まり場になってる酒場
「ロイドとタニアがパーティの金を持って逃げたから生け捕りにしてくれ」という依頼をする
驚くヴァルター
「パーティの金を持ち逃げ」された事実を他のパーティに教えると舐められちゃうと心配するヴァルター
脳筋っぽいのに頭が回るヴァルター

遅かれ早かれロイドとタニアが逃げたことは噂になる
確定しているピンチ
ならば自ら公表して依頼にするノエル君
不特定多数に公表することで、「ロイド達の行き先を知っている奴」をあぶり出す
本来であれば情報を知っている相手が有利になるはず
しかし先にノエル君が依頼をしたことで立場が逆転する
話術士だけに口が上手い
結婚詐欺師やったら最凶になれそうなノエル君

追いつきました

「お前らにリーダーの重圧はわかんねえよ!」
逆ギレロイド
やらかした奴が言う口からでまかせ攻撃

「リーダーをやりたいって言ったのはお前だ」
「お前がクズの用無し野郎だっただけだろうが」
無慈悲な事実羅列キック

「もうロイドを許してあげて!」
共犯のくせにどの口で言うんだタニア
「じゃあお前が代わりに蹴られるか?」
男女平等キックをお見舞いしようとするノエル君

「悪いのはロイドの馬鹿よ」
自白スキル使った本音
恋人のはずのロイドを馬鹿扱いしていたのがタニアの本音
結局自分にとって都合がいいから恋人でいただけ
ノエル君が手に入らないから妥協した相手でしかない

ロイドも本当はタニアがノエルの事が好きなのを知っていたんだろう
ノエルに嫉妬があったんだろうな
そう思うと少しかわいそうな気がしないでもない

奴隷商のオネエ登場

値段交渉で釣り上げるノエル君
奴隷商のオネエさんがだんだんオネエ声じゃなくなって男声になるのいいね

「その程度のリスク…ピクニックみたいなもんだろ?」
かっこいいような良くわからないような例えだけどイケメンだからいいですね

ふざけんじゃないわよ

「肝心な時に役に立たないなんでアンタ童貞のいイチモツ!?」
役に立つと◯ンコが勃つを掛けるタニアちゃん
好きだったタニアちゃんに罵詈雑言を浴びせられるヴァルター
かわいそう
でも未練がなくなっていいかもね
もしかひたらタニアの優しさなのかもしれない

そんなわけないですね

さよならヴァルター

ショックが強すぎて探索者を引退する決意をしたヴァルター
そんなヴァルターに「お前が必要だ」と口説くノエル君
リアリストのノエル君にしては甘い対応
コミカライズ版ではヴァルターに喝を入れるために挑発して自分を殴らせる覚悟をキメていたノエル君
それだけ本気でヴァルターに手を差し出していたノエル君

ノエル君にとってのヴァルター
憎まれ口を叩きながらも本音で話せて信頼できる相手だったんだろうな
話術士としての話術ではなく、本気で手を差し出していたと感じる

でもヴァルターの決意は変わらない

「達者でなヴァルター」
最後に友の顔を見に来たノエル君
自分の甘さを、未練を断ち切るためのケジメ
蛇の抜け殻
蒼の天外から、仲間を失ったことでの脱皮だけではない
甘さ、青かった自分の鱗を脱ぎ捨てたノエル君の覚悟が伝わる

「頑張れノエル
 お前は俺の 最高のともだちだ」
ノエルのことを想うからこそ、ノエルの甘さになっていたヴァルターは身を引いた
こういう友情いいですよ
これを友情じゃなくて、恋愛だと思う人はダメですよ

感想

ちょっと駆け足気味に感じる
けど、ノエル君がぼっちになってから本番だし、ここまでを何話もかけてやるとより良い判断だと思う

綺麗なノエル君は終わり
次回からは目つきが悪くなった新ノエル君
こういう男の子が癖に刺さる人はいると思うんだ
人気出てほしいな

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