【ネガポジアングラー】3話 躑躅森さんの過去が見えた
逃げる佐々木
受験失敗
おそらく片親 母子家庭か
親に失望感されて滑り止めの大学
お腹をさすってるのは、緊張とかでお腹が痛い=ストレスに弱いと思われていたんだろうな
お腹が痛いなんて理由で受験失敗するような情けない子扱いされてたんだろう
でも、本当に病気のせいだった
だから病気を早期発見できれば違った人生だったかもない
滑り止めの大学
他人が低レベルに見えて、自分は違うと思い込んでFX投資
案の定破産、借金、転落人生
友達が本気で心配してくれてるのに逃げる
佐々木は友達だと思っていないから、見下していたから、見下されると思い込んで逃げる
残りの人生
それでいいのかい
他人を見下して、勝手に見下されていると思い込んで、なにもかもから逃げる佐々木
それでいいのかい?
「橋から落ちてきたじゃん」
躑躅森さんは佐々木が橋から落ちたところをみていた
たまたま溺れていたところを助けたんじゃなかった
釣具で引っ掛けたみたいなこと言ってたけど、おそらく命がけで助けたんだろうな
「あいつなんか猫みたいなところあるじゃん」
一人で平気ですって顔して生きていながら、人に近づいてくる猫
犬のように素直で従順じゃないわかりやすくない
ひねくれている
ドチザメ釣ったら100万円
あーこんなファンタジーで借金帳消しにされたらドチザメじゃなくて興ざめだな
なんか出てきた三人組
真ん中は釣りキチ三平、右は釣りバカ日誌だと思うけど、左の帽子にサングラスは誰のパロディだろう?
大物がヒットしたけど、目の前にチャンスがあるけど、借金取りという現実が目の前にあらわれたら逃げる佐々木
チャンスより逃げる選択をする佐々木
走る佐々木 どこまでも逃げる
「ほっとけって!」
なんども繰り返す言葉
やさしさが辛い
なんで構うんだよ
俺だって頑張ってんだよ
なにやってもうまくいかない
ネガティブな発言
自分だけが不幸だと、世の中はクソだと見切りをつける甘えた発言
聞くだけでうんざりするような言葉を躑躅森さんは優しく聞いている
「もう逃げるのやめないか」
行き場を失っていた逃げてばかりいた佐々木に逃げない人生をうながす
何この人、どんだけ聖人なの?
「いないほうがいんだよ」
佐々木の叫びを聞いて躑躅森さんがフラッシュバック
あーいじめか
躑躅森さんがいじめられていたのか?
いや違うだろうな
いじめられていた人間特有のビクつく反応はない
かといっていじめていたわけでもなさそう
後ろめたい感情がない
あるのは後悔
となると傍観者の立場か
いじめがあるのを知っていたが、特に何もしなかった
でも、いじめられてた子が死んじゃったということかな
大丈夫だろうと大した事ないと、少し我慢したら終わるだろうと楽観視していたが、いじめられてた子が死んじゃったのかな
「いないほうがいいなんて言うなよ」
明らかに拒絶してきる佐々木
そんな相手に踏み込み、心の痛みに寄り添う
おせっかいと思われても自分がやりたいことをやる躑躅森さん
佐々木の借金を背負う
家に住まわす
通帳を預かったのは離れられないつながりを作るためだろうな
優しさがたまらんなあ
感想
躑躅森さんがいい人すぎる
ても、悲しい過去を背負ってそう
本来なら佐々木ようなダメ男を救うのはヒロインの役目 普通ならハナちゃんが元気づける
でもハナちゃんは優しくない
おそらく、ハナちゃんには佐々木が甘ったれて見えるんだろう
優しさは痛みを背負った人が持つもの
ハナちゃんにも優しさはあるけど、他人の人生に踏み込むほどのものは持ってない
躑躅森さんには他人の人生に踏み込むほどの痛みを背負っているんだろうな
だからこそ持てる優しさ
いわゆる勝ち組といわれる成功体験を重ねてきている
ゆえに痛みを嫌い、優しさを持たない人が多い
そんな勝ち組を目指していて、転落した佐々木
他人を見下すことが勝ち組の価値だと思っているから、弱さを見せたら見下されると思っていた
見下さなかった躑躅森さん
コンビニの釣り仲間たち
世間的には負け組と言われるだろうコンビニの釣り仲間たち
その人達が佐々木に寄り添う
躑躅森さん達の優しさにふれて、佐々木がどう生きるのか
どう生きたいと思うのか
最後まで見たいと思います