仙人道中記　　【陰と陽】

コロナ自粛中、いつもの様に瞑想しているとシカクが現れてこう言った

「今日は何をしているんだ？」

「情報を整理してんねん。多いから」

「いいね笑　理解できてるの？」

「半分は。」

「じゃあちょっとだけレクチャーしようかな笑　僕が見えてるって事は　　【多視覚的視点】は理解できてるよね。それを主観で視てる？」

「主観と創造かな」

「じゃあこれを見たイメージは？」

「太極図やろ？陰と陽やん」

「そこか～(ノД`)・゜・。　　惜しいね。もう備わってると思っていたよ」

「ん？？」

「いいかい？　君が僕を視ているって事は、第３の眼があるんだよ笑　　　つまり客観的に視れるはずなんだ。この太極図で表すならば、白色も自分で黒色も自分だ。つまり太極図が自分なんだよ。普通の人は2元論でしか、    物事を見ないからね。だから僕が視えないんだよ笑」

「自分では陰陽を立場として、自分と相手の主張がお互いに正しいときに　白黒を逆にしたら相手を理解できると思ってんねんけど・・・」

「今サラッと凄い事言ったね。それで、理解はできてるの？」

「大体は。」

「理解が出来てるなら、そこには【愛】があるんだよ。陰と陽のバランスを変えることなく調和されているからね」　

「客観的＝調和＝融合＝愛=想像＝創造みたいな感じ？」

「いいね～～♪笑　　もっと好きになれそうだよ♡　バランサーとかも　　　カッコイイね～笑　あっ君は【仙人】だったねえぇ♪」

「何の話や？」

「その内わかるよ♪　　成長・進化・覚醒・悟り　呼び方はなんでも　　　構わないけど、君の意識はこれから拡張していくんだ。それに伴い行動も　変わる。言葉も【選ぶ】様になる。５感だけじゃ情報が追い付かなくなる」

「ゆっくり頑張りま～す。」

「満足したよ♡　　今日はかえるね♪」

意識をそらされた瞬間にシカクは消えていた。