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雲取山登山

不意に思い立って東京都で一番高いところに行くことにした!
2月に塔ノ岳に行ったのが最後だから5か月ぶり?
同行は大学からの同期のM氏

計画

7/2 9:30 奥多摩湖・水根登山口スタート
六つ石山はスキップし、鷹ノ巣山から石尾根縦走
七ツ石小屋宿泊
7/3 5:00 七ツ石小屋スタート
七つ石山経由で雲取山山頂に
鴨沢に向け下山

初日はヤマレコのコースタイムで19:00小屋到着予定
コースタイムの0.5~0.6が平均タイムなので、何事もなければ15:00前後に着くと予想(そんなに甘くはないことをまだ知らない)
そもそも何時に山が暗くなるかも自分の足のペースも知らんし、まともな計画立てられね~~~
みんなどうやって予定立ててるんや、、、

準備

お題は「初小屋泊」「初バーナー調理」

装備&持ち物・・・
ザック(モンベル レラパック30L)
ポール2本
レインウェア上下(モンベル バーサライトサイクル)
ボトル500mL
ソフトボトル2L
バーナー(アミカス)&OD缶
ダイソーメスティン
チタンコッヘル
箸&スプーン&フォーク
保冷バッグ&保冷剤計800g
除菌シート
2日目用着替え&タオル
汗拭きシート
モバイルバッテリー
ソフトボトル2L
ヘッドライト&予備電池
自転車用ライト(volt800)
歯磨きセット
絆創膏
眼鏡
コンタクト洗浄剤←イラナイ
洗顔クリーム←イラナイ
シェーバー←イラナイ(# ゚Д゚)

ウェア・・・
モンベルTシャツ
モンベルインナー(ジオラインLW)
モンベルズボン
モンベルシューズ(テナヤブーツワイド)
finetrack靴下
Buff

食材・・・
(携行食)
ハムタマサンドイッチ/ツナマヨおにぎり/ミニアンパン
(補給食)
ようかん/ショートブレッド/玄米ブラン/BE-KINDストロベリー
塩タブ/VAAM/BCAA
(晩飯分)
牛乳200ml
スライスチーズ
ウィンナー/アスパラガス1本/玉ねぎ1/4/しめじちょっと
米0.5合
パスタ100g
オリーブオイルミニボトル
塩コショウ&醤油&だし&調理酒
ポカリ500ml

恥ずかしいぐらいのもんべらー
ちょっとずつkarrimorとかospreyとか好きなブランドに変えてはいきたいけど、モンベルも悪くないね
ジオラインとテナヤブーツとリッジラインパンツは刺さりすぎて替えが見つかんない

補給食はとにかく食べやすさ重視
熱中症直前はほんとに喉を通らなくなるから少しでも食べなれたものがいい
チョコレートは溶けるからやめた

自転車用ライトは同行者がいるから万が一に備えて
volto800は真夜中の街灯無し区間を40km/hで爆走できる最強ライトだぜ!自転車乗りは全員買いな!

山行記録

ライブ退場を思い出すような登山者の群れを抜けて

奥多摩駅周辺のコンビニで朝食、かまぼことドーナツ
08:50奥多摩駅発のバスに乗車
雲一つない快晴、最高!

奥多摩湖 すぐ雲が出てきた
奥多摩湖からちょっと歩いて登山口 水根で降りればすぐそこ

バスでパニック発作が出そうになったりしながらもすぐに湖に到着
登山道に入るとしばらくは沢への合流を繰り返し、少しずつ高さを稼いでいく

冷たくてキモチイーけど怖いから飲むのは我慢
先客

熱中症予防にbuffを水に浸して首に巻いたり、ジオラインの手の部分を水に浸したりしてのんびり進む
水をかけるだけでかなり体温を下げられることは自転車で学んだいい経験
日差しのアスファルト上を進む自転車より、ブッ倒れる確率は低いけれど、ブッ倒れたときにお陀仏になるリスクは高い

揺れる橋とまだ元気な自分

正午が近づくと予報通りの雨、、、に加えて遠雷
予報では1時間もすれば止む程度だが、樹林帯にいて光は見えない程度だったのでレインウェアを着てそのまま進む
雷が近かったらどこで待機すればいいんかね 岩陰がなければ木の横2m?

鷹ノ巣山がもう少し~というところで虫の大群に襲われる

キレるM氏 直後に自分もキレる

準備物のとおり、これは何も対策してなかった
予想も覚悟もしていなかったのでもー悲惨
とにかく足を緩めると視界をジャックされる ろくに写真も撮れない
すれ違う人全員虫を装備してたし対策しようがない気がするが、、、
おそらく鷹ノ巣山までについてきたのが無害なメマトイ、それ以降が危険なブヨだったのだが、、、何にも知らないのでタオルを振り回して無駄に体力を削る

景色はよかったんだけどねぇ

そんなこんなで鷹ノ巣山頂上に到達!休憩は取らずそのまま進む
直下の避難小屋で水補給&食事休憩
鷹ノ巣山避難小屋の給水ポイントはかなり下るので要注意
このあたり虫の記憶しかない

グッバイ鷹ノ巣山

鷹ノ巣山を越えてもアップダウンは続く
高丸山直前はかなりの急登でテンションageage

2つ目の頂上
3つ目の頂上

ここから先は小屋まで穏やかな道が続く
到着予定時刻も日暮れ前で一安心

15:40 七ツ石小屋到着
小屋に到着すると小屋常連さん達のお出迎え~
到着早々「雲取山は秋に来たほうがいいよ」とアドバイス もう来ちゃったよ
山小屋の人って癖が強いけどめちゃくちゃ面白い話を聞かせてくれるから好き

ラインだけ見える水墨画みたいな山もいい
小屋のヌシ

17:30から晩飯の準備
初レシピは
・ゆるキャン△仕様スープパスタ
・ホタテの炊き込みご飯
手順は
1. スープパスタの具材をオリーブオイルで炒める(チタンコッヘルを汚したくないのでメスティンで)
2. コッヘルに具材を移し替え、水150ccとニンニクチューブでゆでる
3. 米をメスティンで水浸し
4. コッヘルが沸いたらパスタ投入
5. パスタがしんなりしたら牛乳200ccを投入
6. 塩コショウとスライスチーズでパスタの味を調える
7. バーナーが空いたら米に醤油とだしと酒を投入、炊く
とワンバーナーでうまいことやる

スープパスタはうまかった ホタテご飯は写真を載せたくない

疲労で食欲が落ちていたが何とか完食
反省はいっぱいあるが、とりあえず食べれるものはできたということでまぁいいかな
以下反省
・米の水浸し時間短すぎ!小屋ついてすぐやればよかった
・米の火にかける時間短すぎ!カリカリ言い出すまでかけたほうがいいと教わった、、、カリカリって何??
・炊き込みご飯に調味料入れすぎるとしんどい
・缶詰は後片付け大変よ
外ご飯は肌寒い時期のほうがおいしく感じるんだろうなぁ、、、

20:00頃就寝
小屋泊の人がみんな静かでめっちゃ寝れた ありがてぇ、、、
03:30頃起床 アンパンを食べる
04:30雲取山アタック開始

しっかり寝たからか、体調が非常に良い
虫も起床

ごつい岩が生えている七つ石山 登山道は歩きやすい

樹林帯を抜けたら雲取山の山頂を確認できる
自分が歩いた道程や、目指す先が見えるルートにこだわってきたが、今回のルートも大当たり!
七つ石山や小雲取山からはルートがはっきり確認できる
これは一種のフェチですね 興奮する

奥に見えるが雲取山?

途中虫にキレて上裸で走り回ったりもしながら、、、
06:11雲取山登頂!!!

東京都で一番高いところ
左上のやつ許さん

写真だけ取っていそいそと下山開始虫のおかげで誰も頂上に滞在しない百名山のスタンプラリーをしたみたいでちょっと申し訳ないが、次は雪の積もる時期にでも来ようか

途中で七ツ石小屋によってコーラ補給とバッジ購入

アップダウンのおかげで標高差はかなりのもの
案の定足裏が痛くなってくる
インソールの土踏まずがあってないんだろうな、、、
ペースを抑えめにして歩くが、M氏の下りペースが速い速い
無理するのもあれなんで平坦区間以外はマイペースで

平将門の迷走ルートを逆走しながら、、、9:50登山口到着!

よく自転車で縁を走っていた奥多摩湖

ダッシュでバスに乗り込み、奥多摩駅の「GottaCoffe」さんでコーヒー休憩石神駅近くの「おくたま路」で温泉に入り、昼ご飯

水出しコーヒー うまい!!!
カツ重 うまい!!!

帰宅後すぐにいろいろ洗濯
ウェアも装備もお疲れさまでした

反省

ヤマレコの結果はコースタイムの0.7~0.8倍となっている
ソロだともう少し早くなるかもしれないが、今後の小屋泊山行の目安になるかな

装備の準備は前よりできてきた
水分も不安を感じる場面はなかったし(常に1L予備がある状態をキープできた)食料もカロリー的には十分
ただ、、、「雨足がもう少し強く停滞することになれば」「雷が近くに来たり開けた場所だったら」と考えるとまだまだ経験不足かな
登山は死に直結するから攻めたトライ&エラーで成長するってのができなくて難しい
とりあえずエマージェンシーキットや救急グッズは考えてそろえなければ

そして虫対策
ポジティブに捉えれば会う人誰も回避できてなかったからあれでよかったのだろう笑
足首を刺されてたから寝ている間に肌を見せない対策だけはあってもいい
黒っぽい服を買うのはやめよう

あとは、、、
ポールが欲しい 長いテレスコープ式はかがんだ時に邪魔!
1dayコンタクトを買う
インソールを本格的に考えようぜ
シェーバーは絶対イラン

付け心地が柔らかくてノイズキャンセルがついてアラームが鳴らせるイヤホンが欲しい←自分で作れ

あとがき

自転車が自分で作った理不尽を攻略するものなら、山は予想できない理不尽に適応しなければならない
馬鹿だからきつければきついほど楽しくてたまんないわけで
これはどっちも続けることになるな~
次は富士登山宝永山添え行きたい

ブレてホラーチックになったダンシングツリー









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