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EISGRUB-BRÄU 〖Restaurant in Mainz①〗
ドイツ・マインツの街ぶら手引書【 in Mainz! 】
シリーズ Restaurant in Mainz では、マインツでオススメの美味しいレストランを紹介していきます。
今回ご紹介するのは…
ビール醸造所で作られたオリジナルビールと、美味しく伝統的なドイツ料理が味わえる!
ドイツの食事はイマイチという、あなたの概念を必ずや覆してくれるレストラン!
『EISGRUB-BRÄU』
立地としては、中心地から少し歩かなければなりませんが、マインツに来たならば必ず訪れる価値ありのレストランです。
何を隠そう、家族や友人が遊びにくる際、私が必ず案内するのがこのお店。今のところ、みなさん大満足なご様子で、ハズレなしと思っています。
一番のおすすめは、やはりお店オリジナルの地ビール!
ここでしか飲むことのできない醸造所特製のビールで、専用の白い陶器に注がれて運ばれてくるところも雰囲気あり。
このオリジナルビールの種類は Helles Märzen (ヘレス メルツェン) 。
主なビールの種類に、Helles(ヘレス)ビールとMärzen(メルツェン)ビールがあるので、それをうまくドッキングさせたビールなのでしょうか…。
とにもかくにも、そのお味は絶品です。
もったりとした印象に、独特の甘みを帯びた風味。
一風変わった味に、どこのビールを飲んでも、最終的にはこのビールへと私は帰ってきてしまいます。
黒ビールはもちろん、季節限定ブレンドなども時折登場。
更に、大人数のお客さん用に『200ml 12個セット』
(そのビールセット撮らせて!とお願いしたら、サングラスかけてポーズを決めてくれた、お茶目な相席の方々でした 笑)
そして、より大容量の『ビールタワー』も!この見た目が圧巻!
このビールタワーですが、
3リットル or 5リットル / ヘレスビール or 黒ビール
を選ぶことができます。
旅行者には、旅の思い出と最高のシャッターチャンスに、ぜひチャレンジしてみることをオススメします。
また、こちらのビールはお持ち帰り可能となっていて、店員さんにお願いすると専用のラベルの貼られた瓶に注いでくれます。
マインツ旅行の思い出に、日本へのお土産にと、重宝できること間違いなし!
さて、そんな美味しいビールに引けを取らないのが、
このお店のドイツ料理!
まずは定番の シュニッツェル ですが、ここではソースなど5種類の中から選ぶことができます。
① 定番のキノコのソース (Champignonrahmsoße)
② 炒めた玉ねぎのみ (Schmorzwiebeln)
③ ゴルゴンゾーラチーズソース (Gorgonzolasoße)
④ 胡椒クリームソース (Pfefferrahmsoße)
⑤特製 ビールソース (Biersoße)
と、なんともバラエティに富んでいます。
実は、この記事を書く際に改めてメニューを調べてみたところ、私が最後に来店してから少しメニューが変わったようで…
5番目のビールソースが新たに作られたことが判明。
次回訪れる際は、ぜひこのソースを試してみようと思います。
そんな私のオススメソースは『ゴルゴンゾーラ』
私の友人は、このソースでのシュニツェルを食べてからというもの
もう他店では食べられない!
と、マインツに来るたび、毎回この店に足を運んでいました。
そして、大きな豚肉料理
『Schweinshaxe』
外はカリッ、中はジューシーで美味しいのですが、やはり大きさがドイツクオリティ。ドイツ人男性などは一人でぺろりと平らげていましたが、日本人には一つ頼んで数人でシェアをお勧めします。
あくまでお肉のみの料理なので、肉好きな方や大食いに自信のある方、ドイツ料理の名物として食べてみたい方などは、これまた写真映えもしますので、こちらもぜひチャレンジを。
次もドイツ料理ですが、こちらは南西ドイツ地方の名物料理
『Hand Käse mit Musik』
玉ネギのみじん切りとハーブをたっぷりのせた、サワーミルクチーズの料理です。
名前にある mit Musik (音楽と) というのは、玉ねぎのみじん切りによって、食事後にお腹がキュルキュルと鳴る現象から来ています。
独特な刺激のあるにおいを持つ固目のチーズに、酸味と生玉ネギという組み合わせなので、すこし人を選ぶ料理かもしれません。
地方料理ですし、前菜なので量も少なく、おつまみの一つとして一度は食べてみるのも一興かと。
ちなみに、私と母はこのレストランで初めて食べてから、これがお気に入りの料理となりました。
ドイツ料理の問題点は、まずその量が私たち日本人にはとても多いところ。
考えながら注文しなくては、来た料理も全部食べきれず、後の楽しみに考えていたメニューも食べることができなくなってしまいます。
特にこのレストランでは、余裕を残し、デザートに食べていただきたい一品が。
『Bieramis』
名前の通り、ビールの入ったティラミスです。
味は一般のティラミスと大差ないのですが、後味にしっかりビールの香りと苦みがあります。
ビールが売りのこのレストランだからこそのデザートです。
今回ご紹介したレストラン、いかがだったでしょうか?
旅行に来たからには本場の味を食べるべし! とドイツレストランに入ったはいいものの。どれも大味で量も多く、あまりいい印象は持てなかった…
という話をよく聞きます。
私や家族は、このレストランのおかげか、ドイツ料理に対してマイナスなイメージを持たずに済んだように思っています。
最初に出会うレストランというものは、とても大事なんですね。
更にアドバイスを付け加えるならば、ドイツのレストランはどこも、頼んだ料理の残りは、簡単な箱に包んで持ち帰らせてもらうことができます。
「Zum Mitnehmen (ツム ミットネーメン)」と、店員さんにお願いしてみましょう。快く引き受けてくれるはずです。
お店側曰く「あなたがお金を出して頼んだ料理なんだから、当たり前よ!」とのこと。
なので、あまり無理はせず、このテイクアウト制を利用して、色々なドイツ料理を楽しんでもらえたらなと思います。
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『EISGRUB-BRÄU』
Weissliliengasse 1a, D-55116 Mainz
(06131) 22 11 04
info@eisgrub.de
https://www.eisgrub.de/#Home
ビール醸造所見学もできるそうなので、ぜひお店にお問い合わせしてみてください!
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