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我々は何故『CookieClicker』で遊休宇宙からクッキーを生成するのか

こんにちは! かにまろです。

RTAinJAPANの放送をさかのぼっていて、こんな回を発見しました。
※RTAinJAPANとは、様々な条件でゲームのクリアタイムを競うRealTimeAttackの大会です

ゲームは『CookieClicker』で、ルールはクッキー100万枚を最も早く焼いた人の勝利。『CookieClicker』の存在自体は知っていたのですが、内容までは詳しく知りませんでした。特に興味もなかったのですが、この動画の解説者の話にすごく惹かれました。

クッキーを栽培する農園があったり、クッキーを採掘する鉱山があります。銀行にクッキーを預けてクッキーをもらいます。魔法でクッキーを生産します。クッキー神にクッキーを捧げてクッキーをもらいます。宇宙船ではるか銀河のかなたのクッキー星からクッキーを持ってきます。金は価値がないので金をクッキーにします。別の時空への扉を開いてクッキーを持ってきます。過去に生産されたクッキーをタイムマシンで持ってきます。凝縮された反物質をクッキーに変換します。プリズムで光をクッキーに変換します。理屈はないです。チャンスメーカー、確率を左右して幸運でクッキーを召喚します。フラクタルエンジンで、クッキーによってクッキーを生産します。JavaScriptコンソールで、プログラムを書き換えることでクッキーを生産します。

「何言ってんのこの人」

とにかく、様々なアホみたいな手段でクッキーを生産するらしいです。めっちゃ気になりました。

というわけで、Steam版『CookieClicker』を購入しました!
ついでに『CookieClicker』について、いいところも含めて備忘録的にまとめました。


CookieClickerとは?

実際のゲーム画面がこちら!

左上が今の所持クッキー、中央が所持して施設(後述)の詳細、右側がクッキーを支払って施設を買う画面です。

実績はこんな感じ。

およそ35𥝱(じょ)枚のクッキーを焼いてますね。

𥝱なんて単位、小学生のときに覚えさせられて以来初めて使いました。兆の3つ上の単位ですね。

ちなみに、クッキークリッカーでは英語だとnovemnonagintillion、日本語だと阿伽羅までは表記できるようです。10の224乗なので、無量大数よりはるかに上の存在ですね。クッキクリッカー以外でこの数字を目にすることはないかもしれない。

やることは単純明快。ひたすらクッキーをクリックしてクッキーを焼く。

ずっとクッキーをクリックするのは大変なので、焼いたクッキーを支払い、グランマや農場を買ってクッキーを自動精算するようになる。さらに、クッキーで株取引をはじめ、呪文でバフを受けて……。ありとあらゆる手段でクッキーを生み出し続ける、そんなゲームです。(解説者が言っていたのは、このグランマや農場のことでした)

そんなゲームが楽しいの?

数字を積み上げるだけのゲームの何が楽しいのか。

数字を積み上げるだけだからやっちゃうんですよ、コレが。

クッキーは放置していても生産されます。自動でクリックしてくれるツールを使えば、ちょっと放置するだけで天文学的な数のクッキーを生産できます。

「風呂入ってる間に1000兆枚焼けてる!」
「このクッキーで反物質凝縮器を買おっと」

これを延々と続けてしまう。

時間をかけただけで、そのゲーム内でのレベル的なものがどんどん上がっていくんです。積みあがったクッキーの枚数を見て、「自分はこんなにできた」と満足できるんです。こんな簡単に自己満足できるゲームもなかなかありませんよ。

そのうえ、農園でクッキーを栽培するとか、ゲームのJavaScriptコンソールに干渉してクッキーを生産するとか、イカれた世界観を味わえるんです。自己満足できるうえに、バカゲーとしても強い

あと、安い(Steamだと520円)。

安いと「とりあえずやってみるか」と思いやすいですよね。
内容の良さも相まって、バズるのも頷けます。

まとめ

とはいえ、ちゃんと『おーとくりっか~』を動かしてまじめにクッキーを焼いていたのは最初の3日間くらいです。『CookieClicker』を開いているとPCでの作業が滞るんですもん。続きませんよ……。

スマホアプリからも無料でできるので、クッキーを焼いてみたい方がいたらスマホアプリから始めてみることをおすすめします!


画像引用元:GAHAG

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