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『風来のシレン6』をプレイして気づく攻略本の価値

こんにちは! かにまろです。

正月休みは、久々に『風来のシレン6 とぐろ島探検録』をやっていました。

今回は『風来のシレン6 とぐろ島探検録』の紹介と、プレイしていて感じたことについて語りたいと思います!



風来のシレンとは?

概要

『風来のシレン』シリーズは、スパイク・チュンソフトから発売されているローグライクゲームで、ランダムに生成されるダンジョンに繰り返し挑むゲームです。

  • 毎回Lv.1の状態から、

  • 有用なアイテムやお金(ギタン)を集め、

  • HPや満腹度を管理しながら、

  • コツコツと武器や装備を強化し、

  • 敵を倒し、罠を潜り抜け、

  • 次のフロアへと進む階段を探し当て、

  • ダンジョンの最奥を目指す

『風来のシレン』とは、そういうゲームです。

昔のPCに『ラミィの大冒険』というゲームがあったのをご存じないでしょうか。ご存知の方は、これの大ボリューム版と思っていただければ想像しやすいと思います。

たくさんのダンジョン

ダンジョンは複数あり、ゲームを進めると挑めるダンジョンが増えます。最終的に24のダンジョンに挑めます。

ダンジョンで死ぬと、そのダンジョンで手に入れたアイテムやギタンは失われますが、クリアまたは脱出の巻物というアイテムを読むことで、ダンジョンで手に入れたアイテムを恒久的に自分のものにできます。

  • アイテムを持ち込めるダンジョンや持ち込めないダンジョン

  • アイテムが杖と巻物しか出ないダンジョン

  • 99階まであるダンジョン

  • 5階しかないが階を追うごとに急激に敵が強くなるダンジョン

……などなど、様々な種類のダンジョンがあります。

最難関ダンジョン:とぐろ島の神髄

私が正月休みに挑んでいたのは、主にとぐろ島の神髄というダンジョンです。

主な特徴は2つ。

  • 99階まである

  • 拾ったアイテムの効果がわからない

この2点です。

拾ったアイテムの効果がわからないのが結構クセモノで、例えば草は21種類あり、飲むとHPが回復する草、飲むとちからが下がる草、持っていると死んだときに1回だけその場で復活できる草等の効果があります。

ただし、このダンジョンでは飲むまで効果がわかりません。プラスの効果が得られれば良いですが、中にはマイナス効果のものもあります。それなのに、効果は使うまでわからない……これが、このダンジョンを難しくしている最大のポイントです。

アイテムは、1度使えばその後同じアイテムを拾ったときには効果がわかりようになります。効果がわからないアイテムもありますが、得られた結果から推測することはできます。

マイナス効果の場合もあるので、そのフロアを一通り探索し、階段の上でいつでも逃げられる状態でアイテムを使います。

名前が白のアイテムは効果がハッキリわかっているもの、黄色のアイテムはまだ効果がわからないもの、緑色のアイテムは、使ってみて「きっとこれかな?」と推測したものです。

こうして1回使ってみて効果を知るやり方を、漢識別というそうです。

攻略本の価値

知らないことを調べるのは難しい

下記のWikiで、アイテムを識別するテクニックが様々紹介されています。漢識別も、1番上で触れられています。

私は今作から『風来のシレン』を始めました。

既存シリーズをプレイされている方には当たり前の情報かもしれませんが、私が知らない方法もいくつかありました。

特に、アスカ識別として紹介されている、仲間がいるときに仲間にアイテムを投げてみるというやり方は想像だにしませんでした。

想像だにしないことを知るのは、とても難しいです。

「ネットで調べればわかるのに、なぜ勉強しなければならないのか」

そんなことを言う学生がいるようですが、知らないことを調べるのは簡単ではありません。

今回は識別の方法を例に挙げましたが、他にも人とプレイしている上で全く考えもつかなかったテクニックを教わることがありました。

アイテム合成テクニック

マゼルンという、アイテムを投げて食べさせると合成してくれる敵がいます。攻略上とても重要な敵ですが、アイテムを食べさせると強くなってしまう上に、メイン武器を合成したい場合は素手で戦わなくてはなりません。

合成のテクニックとして、
合成したいアイテムを予め地面に置いておき、桃まんの杖という敵に変身する杖を使ってマゼルンに変身し、床に置いてあるアイテムを飲み込んで変身を解除すれば、安全にアイテムを合成することができます。

毒矢回収テクニック

他にも有用なテクニックとして、毒矢を回収する方法を上げておきます。

毒矢という敵の攻撃力を下げるアイテムを回収する方法として、

  • 踏むと毒矢を放ってくる罠に対して石を投げると毒矢が落ちる

  • 身かわしのお香という放たれたものをかわすお香を焚いて毒矢の罠を踏む

……というものがあります。

いずれも、シリーズをプレイしたベテランの風来人に教わったものです。

こんなこと、知らないとできません。まして、常に死と隣り合わせで、死んだらまたイチからやりなおしのゲームです。極力余計なことはしたくないこのゲームにおいて、知らないことを試すのはなかなかハードルが高いでしょう。

結局、知らないことはできないし調べもできないのだと、改めて感じました。

攻略本は知らないことを知るのに便利

私は子供の頃、ゲームを買ってもらうときは攻略本も一緒に買ってもらっていました。そして、攻略本は隅から隅までゲームをプレイするのと同じくらいの熱量で読み込んだものです。

当時はそれほどネットの情報が充実していなかったというのもありますが、攻略本は情報入手手段として優れていると思います。

攻略本は仕様書をもとに作られることが多いと思います。ゲームの仕様を知ったプロが、様々な仕様やオススメのテクニックをまとめているのが攻略本です。

攻略本を一冊読めば、自分では想像できないテクニックを知ることができます。「こんなテクニックがあるかもしれない」といちいちネットで調べて、プレイヤーが集めた断片的な情報に触れるよりも、遥かに効率的で確実です。

『風来のシレン6』を通して、やっぱりアナログ的なものも捨てがたいと感じました。

まとめ

というわけで、『風来のシレン6』の攻略本を買おうと思ったのですが、もしかして売ってないんですかね……?

最近では、ゲーム制作会社が依頼して攻略Wikiを作っていることもあるので、もうWikiを充実させる方向にシフトしたのでしょうか。久々に攻略本を買おうと思ったのですが、残念です。

もし今後発売されたら、きっと買おう。
『風来のシレン6』で、改めて攻略本の有用性に気づかされました。

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