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日本の家ってすんげー寒いんだけどそれも無くなるかも

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ったりしています。

真夏に真冬の話をします。

日本の家は寒い

最近は1年に1回は日本に帰国するようにしているのですが、いつも冬に帰ることにしています。

なぜなら・・・、日本の夏が怖すぎて帰れないから。

連日35℃を超す日が当たり前で下手したら40℃とか。
どこのインドだよって思ってしまうような気温ですよね。

もう6年以上も経験していないので、たぶん無理です。
生きていけない自信があります。

なのでわざわざ夏には帰らないことにしているので、日本には冬場に帰ることにしています。

まぁ夏よりは何十倍も過ごしやすいのですが、それはそれで思うことがありまして。


それは、日本の家が寒いんですよ。
友達の家に行っても、実家に行っても、寒い。
とにかく寒い。

もちろん暖房があるので、ある程度時間が経つと暖かくはなるんですが、朝起きた時とか帰ってきた時とかが異様に寒い。

今までカナダで住んだ家は、すべて日本で言うマンションみたいなところでした。
それもあったのかもしれませんが、いままで寒いと感じたことがありません。

あるところはセントラルヒーティングで24時間ビルがあったかいし、そうでないところも、断熱はけっこうちゃんとしていました。
まぁ古い1軒家に住んだらまた違った感想かもしれませんが。


これって家の熱効率や断熱がちゃんとできてないってのが原因だと思うんです。日本の家屋って耐震はめちゃくちゃ厳しい基準があって気にする人が多いですが、断熱ってけっこう忘れられているような気がします。

例えば、北海道とか北国の家はやっぱり熱効率をきちっとしている家が多いと思うので、寒いって感じは逆にないのかもしれません。

でも残念ながら僕の知り合いは全員、大阪か東京にいるので、そういった普通の都会の家は寒い。
電気代もったいないからかなぁ。暑いのは我慢できないけど、寒いのは我慢できる人が多いのかなぁ。

とにかく、僕の経験上、日本の家はなんかめちゃ寒いって印象になっています。

建築物の省エネ性能ラベル

今年の4月から建築物の省エネ性能表示制度というものが始まり、新しい家を販売・賃貸するさいに、その家がどのくらい省エネ性能があるかを表示する努力義務が発生するようになりました。

国土交通省

こういうラベルをできるだけ提示する必要がでてきました。

国土交通省

星の数が増えるほど、 省エネ性能が高いことを示していて、家のマークが増えるほど、 断熱性能が高いことを示しています。
その他、目安の光熱費なんかも書いてあります。


これめっちゃいいじゃんって思うんです。

仮に僕が家を持っていて、リフォームするってなったら1番気にするのはたぶん「水回り」と「窓・壁・天井の断熱」だろうなと思います。
特に窓からの放熱が一番家の熱効率を下げているので、絶対にそこは気にすると思います。

YKK APより

しかも、省エネ性能が高いってことは、気密性能が高いってことで、ちゃんとした家造りをしているとも言えるんじゃないでしょうか。

パッと見で素人だったら分からなかった建築の粗さも、省エネ性能が引くいことで、ひと目でわかるようになる可能性もあります。

もちろんこれが建築の良し悪しのすべてではないですが、いい加減な作りで隙間あったり断熱材ケチってたりみたいなことがわかる、1つの目安にはなるかもしれせん。

今後はスーモみたいな不動産ポータルサイトでも新しい家に関してはこのラベルが表示されるらしい。適当に作った家ってはバレるかもしれんなぁと。


来年の2025年からは新築建築物の省エネ基準適合に合わない家はそもそも着工できないし、現在でも基準に合っていないと住宅ローンの控除が対象外となったりするみたいなので、今後はちゃんと熱効率が考えられた家が増えてくるんだろうなと思います。

既存の家に関しては関係ないので・・・
リフォーム出来たらいいねって感じですかね。

夏の冷房代と冬の暖房代が全然変わってくるし、過ごしやすさが全然変わってくるので、少なくとも窓は何かしらやっておいた方がいいんじゃないかと思います。

ということで

新築に関してだけみたいなので、すぐに効果が出るわけではありませんが、いい方向なのではないかなと思います。
その分多少の費用はかかりますが、そこはケチらない方がいいんじゃないかなぁと一生賃貸の僕が偉そうに思います。

いつかもし家を買うなら、中古の家を断熱バキバキにリフォームしてみたいです。

もう寒い家で過ごすのは嫌なのよ。

ではでは。


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