若い時に知りたかった、若い時に挑戦する理由
ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。
先日また誕生日がやってきてしまいまして、年齢を強制的に加算させられるという罰ゲームイベントが発生してしまいました。
35歳を超えたあたりからもう正確に年齢を数えていられなくなって、自分が何歳なのかはっきり覚えておりません。でもSNSは余計なことをするもんで、誕生日を登録しているサービスは「ハッピーバースデー」とか表示されてしまうので、普段連絡ない人からもメッセージを頂いたりするわけです。
まぁ余計なことをしてくれます。
Linkedinというビジネス系のSNSではランダムに友達申請を受けてしまっていたので、全然知らないリクルーターから「Happy birthday」だけのなんの感情もない1文メッセージが数件送られてきます。
昔はなぜかあんなに誕生日が嬉しいかったのに・・・。
若いといったいどんな利点があるのか
やっぱり若いっていいですね。
20歳の時に戻れるならいくらでも払うっていう人は多いと思います。
つまり「若い」っていうだけで何億円、何十億円、それ以上の価値があるといっても過言ではないわけです。
どんな大富豪でも若さだけは買えないわけなので価値のつけようがないんです。
見た目がいい、体力がある、回復力がある、コケても立ち直れる時間がある、新しいものへの適応がはやい、記憶力や吸収スピードがはやい、etc・・・。
もういろいろありすぎて、眩しすぎて直視できませんわ。
お手上げ。
怖さが少ない
その中でもいいなと思うのは「怖さが少ない」ってのがあります。
若い時ってほんとに怖いもの知らずというか、恐怖心が薄いと思うんです。
慎重な人ですら、「なぜあんなことをしたんだろう?」って今の自分で怖くなるようなことをやっていたりします。
若い時って経験がそんなに無いので、なにかの失敗の痛みがあんまりピンときていなかったり想像できなかったりします。
僕は子供の頃よく高いところに登ってはジャンプしたり落ちたりして何度も骨を折ったりしています。はっきり言ってバカです。
なぜ学校の2階の窓から飛び降りて上手く着地できると思ったのだろう・・・。骨が折れることくらい想像に容易いはずなのに。
歳をとってくるといろんな経験をしますし、自分は経験してなくても周りの人のいろんな情報が増えてきます。
そうすると、失敗や転んだ痛みを想像できるようになって動けなくなってしまいます。
例えば、きっともうバク転は死ぬほど怖いので一生できる気がしません。
ただ知らない・無知だからこそ出来ることもあります。
2階の窓から飛び降りなくてもいいのですが、新しいことへの挑戦、「知らない」からこそできる挑戦もあります。
冷静に考えると無茶なことも、「えいやー!」でしか超えられない壁みたいなものがあったりします。
そしてなんといっても、若い時は失敗してもまた立ち直れる時間がある。
そうやって痛みを経験しながら強くなっていく。
これがたぶん若い時に挑戦しておくべき理由のような気がします。
若い人ボーナスタイム
もう1つが「若い」というボーナスタイムです。
「若い」から許さるってのはめちゃくちゃあって、20代前半までの間はどんな失敗でもほとんどが若気の至りで片付けてくれますし、なにも知らなくても良かったりします。
この新卒カードみたいなのを使えるのは20代だけなので存分に使ってチャレンジしておくべきだと思います。20代はどんな夢を追いかけようと、大きなことにチャレンジして迷惑かけようと将来は未知数である以上、いろんな人が応援してくれたり多めに見てくれます。
新卒なら仕事でミスしても「すいませんでした!!!」で片付きますし、また応援してもらえたりしますが、30代以降はそうもいきません。
何も知らないとそれこそ「いままで何やってきたの?」ってなりどんどん辛くなります。
例えるならば、たまにいるスーパー小学生みたいな感じです。
その年齢で日本の総理大臣覚えてるのスゲーみたいな感じですかね。大人なら暗記が得意な人はそこそこいますし特に賞賛するほどのことでもなかったり。
ここでも「小学生が」っていう若さに価値があるんです。
若い頃はこの「ボーナスタイム」があることを感じませんでした。むしろ、ナメられたりいつも下に見られて損しているのではと感じていました。
でも、年齢を重ねるとあの時はボーナスタイムだったんだなぁと感じます。
ということで
もう僕のボーナスタイムは使い切りましたので、ボーナス無しでなんとかしなければいけません。
次のボーナスタイムはたぶん「あんな年寄りがあんなことしているよ」みたいな感じだとおもうのでもうちょい先になりそうです。
たぶん70歳ぐらいを超えてからかもしれません。
そこまでなんとか耐えるしかないですね。
それと恐怖心のネジを外せるように努力したいと思います。
ではでは。