日本に帰国時の”Visit Japan Web”
前回に引き続き、フィリピンへ渡航した時の準備について書きたいと思います。
スマホでの税関申告
コロナ禍以前には、日本に帰国する飛行機内で書いていた「税関申告書」がありました。
このVisit Japan Webは、それのスマホ版といった感じです。
コロナ禍の時には「デジタル登録して入出国」が日本ではうまくいっていないような報道を見ましたが、それが改良されてVisit Japan Webになったのでしょうね。
作成にかかわった方々、お疲れさまでした。
また、注意点として「類似した詐欺サイト」があるようです。(前回投稿したeTravelと同様に)
Visit Japan Webは、web上での登録のみでアプリは存在しないとのことです。
ですので、「アプリのダウンロードを」勧められたらそれはおかしいのですが、私がスマホでVisit Japan Webのwebサイトにアクセスすると「Visit Japan Webをインストールします」と表示され、その右側に「インストール」というクリックできる文字が表示されます・・
なぜでしょうか?
私はその「インストール」文字はクリックしないようにしましたが、なんだかちょっと気になりますね。
でも、サイトのドメインも「go.jp」と日本政府と示しているので大丈夫な気もしますが、私はクリックしませんでした。
入力内容は、自分の住所・パスポート番号、帰国便名、持ち込み物の申告などで、まさに以前の紙の「携帯品・別送品申告書」とほぼ同じ内容っぽいです。
これは日本への帰国時に必要なのですが、いつでも入力できる様です。
ですので、私は海外へ日本から出国する前にすでに登録しました(できました)。
特に、海外で免税品を購入する予定もありませんし。
もし、免税品を海外で買った場合には、Visit Japan Webのウェブ上で「修正」すれば良いようです。
登録が完了するとQRコードが発行されたので、それをスクリーンショットで保存しました。
コロナ禍を経て、だいぶ日本もデジタル化が進んだと感じました(それでも、だいぶ遅かった気もしますが・・)
そして、日本へ帰国
やはり海外で免税品も買いませんでしたので「申告するものなし」のままとし、修正しませんでした。
入国審査(顔認証でスムーズでした)をし、預けたスーツケースをピックアップし、いよいよ「税関」です。
まずは、パスポートと事前登録時に発行されたQRコードのスクショの二つを機械に読み取らせます。
すると、再確認として?、私が登録した内容が表示され、それで間違いない事を確認後に、ボタンを押して完了です。
そして、ちょっと進み、顔写真を撮影されて(パスポートと照合している?)税関検査終了になりました。
とてもスムーズでした。
これは乗客よりも、税関検査の人にとってかなり楽になると思います。
今までは、乗客の読めないような手書きの文字を読まなければいけませんでしたから。
とは言え、VIsit Japan Webは義務になったわけではなく、実際同じ飛行機に乗っていた乗客の多くは手書きの申告書に書き込んでいました。
デジタル化を進めるのも難しいですね。