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医師の認定制度の単位がフリマで売買!
近年、色々なものがオンラインフリーマーケットで販売され、「自分が不要になった物を他人が買う」ことが日本でも一般的になってきています。
家で使わなくなった物を他の人が有効活用するという点では、物を大切にするという事で環境にも良い事です。
しかし、「なんでも売買」できてしまう事で、問題にしばしばなっています。
驚くようなものが売られていたりするのですが、ついに「認定医師継続のための単位」が売られていたそうです。
そして、さらに驚くことに「すでにいくつか買われていた」という事です・・
「売った医師」と「買った医師」。(医師ではないかもしれませんが・・)
認定医師の単位とは?
医師の専門領域(私の場合は整形外科)では、専門医や認定医という制度を設けて、専門的な知識を評価されて資格を得ることができます。
しかし、一度取ってしまえば一生専門医・認定医でいられるわけでは無く、定期的(5年毎など)に「更新」があります。
その更新のためには、講演会に参加し勉強することで「単位」がもらえます。
そして「更新には5年間で50単位必要」などと学会ごとに決められているのです。
今回フリマで単位の売買が判明したのは「日本医師会認定産業医」です。
この講習会の単位証明として、会場で「シール」が配布され、そのシールがフリマで売買されていたとのことです。
売買する医師はもちろんダメですが、それができてしまう事を想定していない日本医師会も運営側として管理不足の感は否めません。
日本整形外科学会は単位取得システムをデジタル化しましたが、それはそれで問題が生じたりもしましたので、ただデジタル化すればよいわけでもありません。
もはや個人のモラルに依存する性善説は、医師の世界にも無いようです。
でも、自分は正しく生きていきたいと思っています💪